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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

おお振りマンガ(アフタ07年9月~08年1月)

ところで、私の手持ちのおお振り1~9巻は、絶賛貸し出し中です。
現在二人目に回っております。(笑)
みなさん野球にはあんまり興味がない方たちなので、野球の用語がわからなくて難しいとおっしゃってます。最初の方は特に、何度も読み返さないとわからなかったと。
でも、私がハマったのもわかる、と。
そんな感想が返ってきました。

でもおお振りは野球を知らない人が読んでこそ、さらに面白いマンガだと思っております。
私もまったくわかってなかったですし。でもこのマンガのおかげで、野球が面白いスポーツだということがわかりましたからね。

そんな前フリをしつつ。
首振るサインを決めてから、ようやく実行に移した三橋君と阿部君。
美丞4番が、それに惑わされます。
しかし、モモカンは、三橋君が首を振ったことがないことを知らなかった模様。
そして、首を振らないのが当たり前だと思っている三橋君。
確かにこのあたりは異常な状態なのかも。

そもそも阿部君が、「首振る投手は大嫌いなんだ」なんて最初に言うから、首を振らない投手が理想だと思ってたんだから、仕方が無いんだよねえ。
「投手にそんなこと言うのはおかしいんだ」
阿部君にもわかってます。
おそらく、そうは言っても、投手というのは首を振る生き物だと思ってたからこその発言だったとは思うのだけど。
でも、今や、首振れと言ったって振りそうもない三橋君。
しかも三橋君はその状態に不満を抱いているわけでもないので、阿部君も「わざわざ(首振るように)訂正してやるまでもねェよ」と思ってます。
でもそれは、きっと異常なんだよね。やっぱり。

モモカンも、試合中なので何も言いませんでしたが、試合が終わったら指導しないと、と思ってます。
怒りのオーラを出しながら。
阿部君も三橋君も怖がってます。(笑)

美丞のピッチャーが交代。
立ち上がりが不安定なピッチャーです。
そこにつけこめたのもあり、泉君、栄口君、巣山君、そして田島君、花井君の活躍により、ついに1点差まで追いつきます。
首振りの効果もあってか、相手打線の勢いもなくなり、西浦に追い風が吹いてきています。

でも相手ピッチャーの不振もここまで。
キャッチャーの声かけも効いたのか、本調子になってきます。
「どーした ナイバッチ」(by泉)
ナイバッチ水谷も手が出ない。(笑)

三橋君も、頑張ってバントしますが、ダブルプレイになってしまいます。
でも落ち込みません。みんなが心配して声かけてくれるから。
「心配 してもらう の うれしいな
 心配してもらえるのは 役に立ってるから だ」
「オレ 幸せだ!
 バント 失敗しても 気にかけてもらえる
 気にかけてもらえる のは 投げてアウト取れるから
 みんな 阿部君のおかげだ!」
うーん、そこにつながるのか…。フラグか…。(笑)

どうやら、美丞のキャッチャー、倉田君にはいろんな葛藤があるらしいです。
それは呂佳さんがらみで、どうやらラフプレイをしろと指示されて、何度か実行して、そのおかげでキャッチャーに抜擢されたらしい。
何考えてるの呂佳さん!!
この辺の種明かしもおそらくされるんでしょうけど、納得のいく理由なんてあるのかなー、ラフプレイに。
倉田君、高校で野球を辞める決意をしてるようです。

そんな倉田君を筆頭に、美丞打線は絶好調。
阿部君がマウンドに駆け寄り、三橋君に一声。
ついでに胸倉をつかんでこう一言。
「またバックホーム躊躇したら ブッ殺すかんな!」
花井君が「マウンドでムナグラをつかむなっつーの」とつぶやいてます。
そうだよね。普通やらないよね(笑)。桐青戦の時も思ったけど。
周りに何事かと思われるよ。あの捕手、投手をイジメてるんじゃないかと思われるよ、普通は。
…個人的には好きなんだけど。(笑)

そして、ここに来てついに…!!
阿部君負傷ーー!!
わー!わー!(祭り状態)
2度の捻挫と診断されても、「やれます」と言い張るものの、モモカンに却下されます。
そうだよ、休んどけ休んどけ!

これにより、田島君がキャッチャー、西広君がベンチからレフトへ。
おお、公式戦デビューか!!

阿部君から目を離せない三橋君。
マウンドに戻りなさいとモモカンに促された時、阿部君が三橋君の腕を握ります。
こんな阿部君、初めて見た!
三橋君に「あ 阿部君 座って」と言われ座るけど、うつむいて腕を掴んだまま。
さらに強く腕を握ってきます。
うおー!なんだこの乙女な反応!
「… アウト あと2つ 取ってくる よ」
そしてようやく手を離し、三橋君は1人マウンドへ。自立への第一歩です。
「阿部君が いなくても アウトを」

怪我をしないという約束を守れず、自分に頼りきりだった三橋君を1人でマウンドへ帰さなくてはならず。
そりゃやるせないし、不安だろうし。
でも阿部君は、何でも自分でやりすぎだったんだよね。
阿部君がいなくても、それはそれで回せるようになるもんなんだと思うよ。
見せてやりなよ、三橋君、田島君!
…まあ、公式戦でいきなりはさすがに無理だろうけど。(笑)
でも、阿部君のいない試合、西浦にとって、そして三橋君にとっては、絶対に経験しておくべきことだよね。

三橋・田島バッテリーが頼もしい。
三橋君が頼もしい!
「たっ 田島君は オレを 頼ってくれ!」
田島君でも不安になることはある。
そのことが逆に、三橋君にやる気を与えたんだなあ。
阿部君が3年間キャッチャーだったら、こんなセリフ絶対に出てこないよ。
…いや、わかんないか。(笑)
三橋君は意外と、いずれは自立しようとしていたかも。
意外と頼られたがりやさんみたいだもんね。
おどおどしてるように見えても、マウンドの数はもう十分というほどこなしてきてるんだし、投手というポジションに対しては、きっと自分でも気づかないうちに自信がついていたんじゃないかなー。
阿部君が、自信持たせたいと心配するまでもなく。
いや、阿部君が今までやってきたことが出ているのかもしれないけど。

モモカンが逐一指示を出す方法で、田島君の捕手もなかなかの出来。
美丞監督もうなります。「才能あるヤツは どこやらしても こなしやがンなァ」
そして田島君も、三橋君のコントロールに感激。
「こりゃあ 配球おたくの阿部がこだわんのもわかるや」

しかし、全力投球が入らず、三橋君、初めての四球。
ベンチで見ていた阿部君も思わず頭に血が。(笑)
阿部君は意外と元気そう。
「3週もかけねェぞ バリバリ食ってガンガン寝て 2週間で治す!!」

さて、三橋・田島バッテリー。
試行錯誤で続けてきます。
しかし、見せ球である、まっすぐの全力投球がなかなかストライクに入らず。
それでもほめてくれる田島君に、
「これが ふつうなんだ っていうなら
 オレも 普通に 役に立つエースにならなくちゃ
 阿部君がいなくても!」
そして何とか守りきります。

ベンチの阿部君。
彼はやっぱりコミュニケーション力あるよね。
みんなに対して
「あのな! オレは平気だから気にすんな!
 じゃねーや 気にしろ!
 お前ら打てよ! オレのために!」
吹き出されて「ねらいどおりだよ」とつぶやいたり。
送球をそらしてしまったために、怪我を負わせてしまったと思っている沖君に対して、
「お前のせーじゃねーけど 気にしてんなら打てよ!」
その言葉でやる気を出す沖君。
うまいなー。
そして、三橋・田島バッテリーにもフォローを忘れません。
3点差でも、負傷者がいても、まだまだ元気な西浦ーぜです。
みんな頼もしい!

ここで07年12月号が抜け。
11月号では、阿部君の負傷した7回表が終了したところ。08年1月号では8回表が終わったところで3点差となってます。
7回裏の西浦の攻撃は1番泉君からだったはず。4番田島君まで回ったようですね。
でも、想像するに、田島君は捕手としての役割にいっぱいいっぱいで、打撃では力が発揮できなかったんだろうなあ。
8回表は、頑張って押さえることができたんでしょう。
単行本が出たら、このあたりがどうなってるか楽しみ♪

さて、1月号。花井君、沖君、続けてヒット。
今回花井君大活躍だあっ。沖君も、阿部君の激励に応えられましたね!

初打席の西広君。やっぱりいきなり打つのは無理みたいでした。
「オレ 役に立たないなア…っ
 補欠ってことに どっかで安心してた
 オレの……アホ!」
西広君の葛藤。

水谷君もがんばります。
三橋君も粘って、2アウトで満塁へ。
「オレたち 2人で1人前」って言ってる水谷君がかわいい。
「おおっ」って同意してる三橋君も。(笑)

ここで、今回勝気の泉君。
「あいつらがんばってオレに回してくれたんだ
 ぜってームダにしねェぞ!」
やっぱり今日の泉君は頼もしい~。
そして1点返します。

いよいよ9回表。2点差です。

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