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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

vol.3 「CLOSE TO ME」「小羊」

シングル「CLOSE TO ME」収録 01年
(&アルバム「Gleam & Squeeze」収録 01年)

この2曲は私にとってセットのようなものです。
シングルが先だったのですよね。
この2曲には人生最大の壁にぶち当たっていた頃に出会いました。
今こうしてのほほんと暮らしていられるのは、この2曲の力も少なからずあるのだと思います。

この先、当時これだけ落ち込んでいたよ、ということが書かれてます。
苦手な方は飛ばしてください。
▼▼
仕事の悩みから、底なしの暗闇に落ちてしまい這い上がれなくなりました。
とにかく全てがマイナス思考で、人と会えば涙が止まらないし、楽しいという感覚が全く思い出せず、とてもこの先やっていけそうもないと思われました。
いっそのこと、このまま忘れ去られて行きたいくらいの。
誰でも一度はあるのでしょうけど。
とりあえず仕事を1週間休み、配属先を変えてもらい、もともと見栄っ張りだった私は、新しい環境で「普通」を取り繕うことで徐々に元に戻ることができたのですが。
もちろん、今の私があるのはこの上司のおかげなんですけどね。休んでいる間も家にまで来て説得してくれましたし。
完全に元のように安定するまでにはやっぱり2年3年はかかりました。その間に結局会社も辞めちゃったし。

▲▲ここまで
ちょうどその時期だったのです。この2曲に出会ったのは。
プライベートでの楽しみを見つけようと、藁にもすがる思いで、ずっと隠れファンだったKANのファンクラブに入ることにしました。
その会報でシングル「CLOSE TO ME」が発売されていたことを知りました。(←情報に疎い人)

町のCD店に行くも案の定「CLOSE TO ME」は置かれておらず(いつものパターン…汗)取り寄せてもらいました。
手に入ったのはそれから1週間後。

そして聴いてびっくり。
この歌詞がなんとタイムリーで、どんなに勇気付けられたことか!
いきなりコレですもん。
♪突然明日にも すべて投げ出してしまいそうな君に
 一言で人生変えるような 完璧な言葉を探してるんだ
KANちゃん何で知ってるの?みたいな。(笑)
今当時のことを思い出しながら「CLOSE TO ME」の1番の歌詞を読むと、一字一句がすげー響いてくるんですが、その時は感情が(今以上に)朦朧としてたんで、すごく胸を打ったとかそういう感じではなかったです。
でも何となく心地よく胸に入ってきました。

そしてカップリングの「小羊」。
これまた「CLOSE TO ME」に負けず劣らずでしたよ。
♪現実に追われて悩める人よ
 気の利いた言葉もはや出尽くした
 真剣ささえ捨てれば困難は半減する
 It's OK, I don't care,問題じゃない
このフレーズにどれだけ救われたか。
なんだ、真面目にやらなきゃいいんじゃん。
ちゃらんぽらんでいいんじゃん。
ふっと肩の力が抜けましたね。

今思えば、KANちゃんの周りに誰か悩んでる人でもいたんでしょうか?
(それとも本人が?)

ちなみに、小羊の歌い出しはこうなんですが。
♪確かに少々あせりはあるものの
 人生は死ぬまでまだゆっくりある
これについては私は今もそうは思っていないんですけど。
明日死ぬとも限らないし。
やっぱりあせるよね。死ぬまでにやっておきたいことって結構あるし。
でも死んだら死んだでそこですっぱり諦めればいいとも思ってる。(^_^;)
(背負ってるもんが軽すぎるだけかも。三銃士サイトがライフワークだもんなあ。笑)
KANちゃんも、実際は「ゆっくりある」なんて思ってなくて、自分に言い聞かせるために書いたのかもしれない…かなー?


…なんてことを、熱に浮かされながら書いてみたりしたんだな。(←夏風邪真っ盛り)

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