今回は満を持してサイバーフォーミュラ語りです。
新世紀GPXサイバーフォーミュラ。(これでフューチャーグランプリって読むんですね…読めないよw)
…白状します。
私、完全に食わず嫌いでした。
てっきりレースばっかしてるストーリーだと思ってました。
そしたら全然違った。
アニ三ファンの間でも結構人気だったみたいなんですよね、サイバーフォーミュラ。
このサイトを立ち上げた頃、訪問してくれるアニ三ファンの方の中に熱心なサイバーファンの方がいて、ビデオをレンタルしてぜひ見てくれと勧めてくれた方がいらっしゃったんですが、そのうちね、と思っているうちに忘れ去ってました。今なら熱心に勧めたくなる気持ちがよくわかるw
それにしても、いやー、まさか松田さんが出演してらっしゃったとは…。
もっと早く見ておけば良かった。(ゲンキン)
車にね、人工知能が付いてるんですよ。
名前はアスラーダ。
主人公のハヤト(14才という設定に驚愕)が数々のレースを経て、このアスラーダと心を通わせていく様子が、全編通してのツボかなあ。
ちなみにアスラーダと言う名前は、その人工知能を指したり、車を指したり、どちらにも当てはまります。
アスラーダはハヤトの父親によって作られたらしいんですが、最先端の技術が駆使されてるらしくて、最初は悪者に狙われたりします。
そもそもアスラーダを輸送中に悪者に狙われたところを、偶然居合わせたハヤトが自らアスラーダに乗って逃げ切ったことから物語は始まるわけです。
そこまではよかったものの、アスラーダが最初に乗ったものしか受け入れない設定になってるとかで、いきなり初心者のハヤトがぶっつけ本番でレースに参加せざるをえなくなるっていう。
もともとチームには正規のレーサーがいて、その人はアスラーダに受け入れられなくて、怒ってチームを去ったりしてたんですが、その後のレースでライバルとしてハヤトと再会とかしてて、ちゃんと伏線拾われててよかったなあと。
チームのみんなとの交流とか、レーサー同士の交流とか、父親の死とか、ヒロイン・アスカ(主人公の幼なじみ。2コ上という設定に驚愕その2)の、行方不明だった兄の出現とか、いろんなドラマも交ぜつつ、レースをこなしてハヤトは成長していきます。
その年のグランプリを決めるのに、世界各国で計8つとか(だっけ?)のレースをして、その総合得点で競うわけですが、最後のレースがホントドラマチックで。
アスラーダがね、とにかくかわいいんですよ。
もちろん機械ですから、感情がないはずなんだけど、感情っぽいものが見え隠れし始めたりして。
ベタだけど心温まるんですよ。
歌うたったりとかさあ…。あのシーンは泣きそうだった。
最終レース直前には、ハヤトがアスラーダを信じることができなくなり、夜中にレンチを握って現れるわけですよ。
ひぃぃ~お前それで何する気だ!壊す気か!みたいな。
その様子を見て、アスラーダはハヤトに静かに悲しげに言葉をかけたりするわけですよ。
そんなエピソードがあったりして、それを乗り越えた二人は最高のパートナーになっていくわけです。
そして迎えた最終レース。
徐々に盛り上がって行くチームと、ライバルたち。
すごくワクワクしました。
レースのさなかに、アスカとのラブラブなんかもあったりして。
あの状況でうろたえずにサラリと決めるハヤトに惚れそうだった。14才やるな!
でもって究極のGへの挑戦。
時速600キロ近く出てる中でブラックアウト(眼球貧血による視力の喪失らしい)とか!!恐ろしすぎる。
あの人間の体力の限界への挑戦、みたいなのが、見ててすんごい興奮した。
そうか、F1とかの面白さってああいうところにあるのかな。あの高揚感。ちょっと理解できた気がする。
声優さん的には、グランゾートの3人も勢揃いしてたしね~。
グランゾートを制覇した流れでサイバーを見た自分としては、ちょっと良かったです。
ランドルもいいキャラだったw
とりあえすテレビシリーズだけ全編見てみたわけですが、続編も見るべきなんだろうか?
公式サイトを見たところちょっとシリアスっぽいようだけど…。