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…その死後もひとつの驚異として、数世紀のあいだ語りつがれたあの伝説的な生涯を送ろうと考えたのである。(中略)ふつうの人間なら見上げるだけで気違い沙汰と思われるような、高い、目もくらむほどの目標でも、ひとたびこれと狙い定めるとまっしぐらにそれに向かって突進するのであった。(1-12)アンヌ王妃をついにとりこにしてしまったのもそのようなやりかたのおかげだそうですよ。
王妃も最初のうちはぜひ思いとどまるように勧めたが、よくよく考えてみると、悲嘆のあまり公爵が気違いじみた行動に出ないものともかぎらない。で、ともかく一度公爵に会った上、すぐ帰ってもらうように話をつけようと腹を決めた。(1-12)そんなわけで、私としてはアニメと同様、原作も「アンヌ王妃はバッキンを迷惑がってる」説を唱えさせていただきたいと思います。
バッキンガム公爵は、一人取り残されて、鏡台のそばに歩み寄った。銃士の制服がいかにもよく似合うように思われた。(1-12)アニメファンなら思わず吹き出すこの描写。
「…もしあなたがわたくしを愛してくださるなら、ああ! でも万一あなたが愛してくださるなら、わたくしは幸福のあまり、気が狂ってしまうかもしれません!…」(1-12)拒否すれば気違いじみた行動を取り、受け入れても気が狂うのか!