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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

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おお振り語りその2

まだ半分しか見てないと思ってたら、もう18話まで見てしまってました。
全部で25話なので、あと7話しかない!
うそーん。まだ13,4話目だと思ってたのに。
30分がこんなに短く感じるアニメもそうない。毎回「えっもう終わり!?」という感じだからなあ。
まあ、とにかくCMに入るタイミングとか、終わるタイミングが絶妙なのよ。
特に試合中は、次が気になって仕方がない。

さて前回の語りの続き。
ネット動画に手を出した翌日かその次の日くらいに、タイミングよくアニマックスで再放送が始まったので、録画してまた1話から見ました。
いやあもう何度見てもワクワクする。
私はどのあたりからこのアニメにハマったんだろうかと、ちょっと回想してみます。

今年から硬式になった、1年生ばかりの野球部。そこを覗きに来た主人公。
中学で投手をやっていた時の苦すぎる経験から、見るだけ、と思っていたのに、監督に強引に引っ張り込まれる。

この主人公三橋君のキョドりっぷり。
初対面の部員たちを前にいきなり泣き出すんだから、うわ~大丈夫か、と思いつつ、なかなか筋の通った卑屈さ(?)についつい同情。
みんなも意外とちゃんと話を聞いてあげてる。

で、試しに投げてみるとやっぱり球は遅いんだけど、そこにただならぬものを見出す捕手。
早速、元4番相手に、3打席勝負。
この捕手、阿部君というのがまたすごい。
ハンパなく弱気な三橋君に対し、このセリフ。

「オレがお前をホントのエースにしてやる」

ほんの4,5回球を受けただけで、こんなセリフ吐けるってどんだけ。
その代わり自分の指示した通りに投げろ、首を振る投手は大嫌いだと。
この自信。有無を言わさぬ態度。
このあたりかなー。私が一気に話に引き込まれたのは。

ここからの阿部君がすごい。
とても高1(しかも入学したて)とは思えない洞察力と落ち着きと策士(?)っぷり。
打者の性格と心理状態を読み、且つ、思った通りの行動をさせる。
野球って、こんなにいろいろ考えてやるスポーツなんだと初めて知りましたよ。

そして勝負はバッテリーの勝利。(途中で終わりましたが)
阿部君の種明かし。
三橋君には、特殊な「まっすぐ」と、プロにもできないコントロールがあるのだと。
投手として充分魅力的だし、甲子園だって夢ではないと。

とにかく第1話のポイントは阿部君でしたね。
すげー仕切ってるし。(笑)
三橋君の魅力がわかると同時に、阿部君の魅力もよくわかる出だしでした。
たった3打席勝負で、これだけの心理戦を展開するのにも驚いたし、それはゲームの中だけじゃなく、チームとして形が出来ていく上でも今後展開されるだろうと期待ができます。
そして単純に、この二人が、今後どういう信頼関係を築いていくかというのが楽しみ。阿部君が今後どうやって相手打者を攻略していくかも楽しみ。

どうもここで語るのに「君」付けだとこそばゆい感じですが、つけないのもなんかしっくりこないので、君付けで行きます。
ここから名言集。
今後は、こういうの中心で語る予定。(どこまでやるかねえ?)

「ここらで真ん中いくか
怖さで首振るか それともオレを信じて真ん中に投げられるか――?」

「よし 投げた!」(by阿部)
ここでニヤっとする阿部君。自信たっぷりです。
もともと三橋君に自信をつけさせるための勝負でしたが、ここで手応えをつかんだわけですね。
首を振らない投手に出会えたのだと。
そして、自分の指示通りに投げれば打たれないぞと、三橋君に自信を与えることにもなったわけで。
全てが阿部様の思い通りに動いております。

「そうか 阿部君もいるんだ」(by三橋)
中学時代はずっと、自分を嫌っていた捕手にサインを送ってもらえず、一人で投げていた三橋君。
一人じゃないっていいねえ。

「阿部君のリードには力がある
ボールを 加速する力が…」
「オレはこのチームで
ホントのエースになれるかもしれない――!!」(by三橋)
阿部君という捕手との出会いで、自分の投球が通用すると実感し始めた瞬間。

「けど花井は 最高のストレートを見たみたいに 浮くって言う
これは花井が いい打者な証拠なんだ」(by阿部)
さりげなく持ち上げ上手な阿部君。

「わかってるじゃないか」
「オレのリードがなければ お前はただ球が遅いだけの投手だ
自分の力のなさをよく覚えておけよ
お前は3年間 オレの言う通りに投げるんだ!」(by阿部)
スゴイのは阿部君だ、という三橋君に対し、頭の中でこんなこと考えてる阿部様。
どんだけですか、この俺様気質。

三橋「ムリです…」
一同「はぁ!?」
花井「行けるとは言い切れなくても 一応 目指せよ!」
田島「一応!?なんで!?オレァ マジ行く気だけど!?」
三橋「ムムム ムリです~~」
花井「ムリとかゆーなよ!一応目指してることにしねーと」
田島「なんで一応なんだよ!」
性格の表れる問答だ。
争点は、もちろん甲子園に行くことです。
三橋君は、野球部に入るつもりがなかったし、花井君も、監督が女性だと知って入るのやめようとしていたわけですが、既に部員としての発言をしてるとこが微笑ましい。
田島君は、阿部君が密かに「もうけ~っ!」と思ったほどの天才打者。阿部君とはまた違ったタイプの能天気な自信家です。彼にも注目。

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