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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

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おお振りアニメ21~25話

桐青戦その3~ラストまで。

まさに半日仕事でしたよ~。でもやらずにはいられなかった。
また1話からじっくり見たくなってきた。
次の記事は、アニメになかった原作のエピソードについて、かな…。
21話
「どうも三橋の決め球は カーブじゃなくて
あの変なストレートな気がする
始めは確かにカーブだったんだ 監督のカーブ狙いにも納得できた
でもそれは あの捕手の組み立てに ハメられてたからかもしれない
あの捕手 オレ達のことを調べ上げた上で
一試合通しての配球を考えてきてる
…一日の長か」(by河合)
さすが河合君。監督より先に見抜いたよ!

「…ってまた コラ サインー!
…っつっても 私の読みははずれたしな
これは河合君が 自分のセオリー崩して
目の前の田島君に合わせて リードしてるってことだもんね
こうなると ベンチなんかより 打者の方が空気を読める!」(byモモカン)
またしても、モモカンも、河合君さえも一目置く集中力を発揮する田島君。
田島君が打席に立つと、否が応でも盛り上がるなあー!

「くっ そおお!!
今のはストライクだったのに これが高校野球のレベルなのか!
これでオレの打席 もう…」(by田島)
シンカーを捕らえることができなかった田島君。
落ち込んでる田島君、初めて見た!涙まで滲ませてる~。
「1試合やって打てない球はない」が信条(?)だったのに、これは悔しいだろうな。

「オレかよ!」

「何だよレンレンて 家族内でもありえねェ!
つか あの女 誰だったんだろ 三橋の妹とか?
あんなトコまで入ってきちゃって 三橋のあんなトコ見ちゃって
ビックリしなかったかな
オレは ビックリしちゃったよ

三橋… あんな状態であと2回も投げんのか
ここまでがんばったんだもんな 最後までがんばりたいよな

オレもがんばりたいけど 田島が打てなかった球
どーがんばったら打てんだよー」

「田島は 4番用のストレートとシンカーを打てなかったんだ
2回にはいい当たりできたじゃないか
オレは 7番用のスライダーを …打てる!」(by水谷)
水谷君オンステージ。
いきなり大役が回ってきた水谷君に、エールを送ろうとする三橋君。
そんな三橋君を見て吹き出す水谷君。いい感じにリラックスできたのかな。
そこから三橋君を思いやるこのモノローグ。水谷君の優しさがにじみ出てるなあ。
三橋君のシャワーシーン(というと語弊が…)、やっぱみんな目撃してたんだね。
しかも水谷君、ヘタレなりに(オイ)頑張ってるよ!!打っちゃったよ!
7番なのにこれだけ見せ場作ってんのはすごいよ!
やったー!と叫んでる水谷君が可愛いよ!私も水谷君を見習おう~。

「オレ ちょっとカッコわりー 
逆転するっつったのにな 水谷にいいトコ持ってかれた」(by田島)

「み みんな と オ オ オレ で 抑えるから!
もう1点! もう1点 ない と… 逆転…
ゲンミツって…」(by三橋)

花井「おー! こっそり落ち込んでんなよ! まだ試合終わってねーぞ!」
栄口「9回に活躍しなよ!」
泉「もう1回 お前に回してやっから!」
田島「ホ ホントに!?」
落ち込む4番を励ますみんな。
いいシーンだ…。花井君の声が主将らしくて頼もしい。
田島君が元気になると、チームもパッと明るくなるなー。


22話
捕手同士の知恵比べ…性格の悪さ比べかな?

「こいつ 何か考えながら振ってるな
河合は 今日まっすぐを2球打ち上げて
2回目はさすがに 腑に落ちねェって顔してたからな
そろそろ考え出すとこなんだ」(by阿部)
ここらで考え始めるのも予想の範疇か。
阿部君ってホントすげー。

「ふぅ 最後はカーブか 性格悪いねェ
こっちがストレートに絞ったと見たら もう躊躇ねェの
まったく捕手向きなヤツだよ
でも 結果的に打ったから オレの勝ちだぜ!」(by河合)

「まっすぐに食いついてきてると思ったのに 
まだカーブ狙いだったのか? クソ!」(by阿部)
河合君のお墨付きですよ、阿部君!
てか、この二人対等にやり合ってる~。
この後阿部君をホームで軽々吹っ飛ばしといて、「ブロック甘いぜ」とか容赦なく思ってる河合君も、結構いい性格だと思う。(捕手として)

阿部「てンめェ! 5点目やるつもりか! もう8回なんだぞ!!」
栄口「おーい! 何怒ってんの!?」
阿部「なんですぐ ボール寄こさなかった!」
栄口「え…三橋 指示 聞こえなかったとか?」
阿部「なわきゃあるか!!」
栄口「まーとにかく 手ェ放せ」
(身振り手振りの三橋)
田島「サードランナーが? 背が高くて… ああ! 阿部が吹っ飛ぶと思ったのか!」
阿部「この だあほっ!! 何年 野球やってんだ!! オレは怪我しねーっつっただろ! くだんねー心配で 試合をぶち壊すな!!」
栄口「阿部! 気持ちはわかるから…」
阿部「オレがホームっつったらホームだ! 二度と逆らうな!!」
(三橋 頷く)
阿部「わかりゃいんだよ 次で切るからな 気合入れなおせよ!」
田島「もう怒ってないってさ」

「よかった 阿部君は 怪我しない約束 忘れてなかったんだ!
逆らう気なんかないんだ 阿部君のリードがなきゃ
オレは 1つのアウトも取れないんだから」(by三橋)
いやー、阿部君の怒りっぷりに惚れ惚れするよ。(笑)
完全に周りを忘れてるなァ。この本気の怒りモードを見て、試合を見てる人たちは引かないんだろうか。(笑)
でもさ、これもお互いを思いやってやってることだと思うと、ホント微笑ましいよねー。
田島君の通訳にも惚れ惚れする。(笑)


23話
さあ、あの男の見せ場ですよ!!
冒頭のダイジェストが、熱闘甲子園ぽくていい感じ~!

巣山「できっぞ!」
栄口「おお!!」
9回表、阿部君、泉君が出塁。
ここで自分の役割=バントを託される栄口君。
巣山君に思わず手ギューを求めるこのシーン、いいなあ。

「今日はこれで4打席バント
1回失敗してっから ここで上げたら成功率5割だ
5割じゃ バントの意味ねェ! 怖がンな!!」

「できた~~!」(by栄口)
きっちり自分の役割を果たすことができた栄口君。
ちょっと涙を浮かべてるトコがカワイイ~。
高瀬君の球、速かったもんね。プレッシャーだったんだね!

「最終回のツーアウトになっても 集中は切れず――か」(by河合)
我らが田島の打順ですよ!
みんなの期待にウインクで応える田島様!余裕あんねぇ~!(by水谷君)
しかも、2ストライクでもあの落ち着き。彼は打つよ!!

「信じらんねェ 構えた時はたしかに普通に持ってたのに
振ったバットの遠心力で 右手指3本のとこまで
バットをずらして打った!」(by河合)
田島君はやったよ!!シンカー、ついに攻略しちゃったよ!!
放心状態の河合君。そりゃだれもがビックリだよ。
やっぱり田島君はすげー!

「クッソー」(by花井)
1球目のシンカーに呑まれ、ストレートを見逃し、三振の花井君。
ここでまた田島君に差をつけられちゃったね…。
花井君、どうも活躍できないなあ。他のみんなが活躍してる分、見てて不憫。
まあ、彼はこれから成長していくんだろうけどね。


24話
ついにまっすぐ勝負の時!

「また まっすぐ…
阿部君が まっすぐを後半まで隠しといたおかげで
まだまっすぐは打たれてない
でもそれは 意識しないで振ったからだ 今は意識してる
きっと もう つかまるよ!」

「サ サイン通りに投げてるのに
阿部君は ボールで オレの心を読めるんだ…!
阿部君は オレのまっすぐが どれだけ打たれてきたか知らない
振り向けば まっすぐのサインがくる 首は振れない
1番は2球まっすぐを見てた もう 打たれる!」(by三橋)

「そんなにまっすぐ怖がるなら
他の球だともっと怖いってこと 教えてやるよ」(by阿部)

「えっ シュートでいいの?」(by三橋)

「…のヤロー 顔に出すんじゃねェっつったのに!
三橋は 中学時代 まっすぐを打たれまくった
まっすぐの良さをいくら説明しても 体験で学んだ怖さを 言葉でぬぐうのは難しい
桐青に まっすぐメインの組み立てで勝って
あいつに まっすぐの威力を認めさせてやる!」(by阿部)
ここにきてまっすぐを怖がる三橋君。
ええっ、これが最大の武器じゃん!温存してたんじゃん!!
三橋君、こんなにまっすぐに自信がなかったんだ…。
その自信のなさが阿部君に伝わり、阿部君がものすごい強い球で投げ返してくるのがいいなあ。
また出たよ、阿部君の「認めさせてやる」が!
うん、そうしてやって!

「三橋!! 投げらんねェなら替わってくれ!!
ここは三星学園じゃねェからな!
投げらんねェなら 沖にでも花井にでも マウンド譲れ!!」(by阿部)
シュートが打たれ、進塁。崩れたままの三橋君。
そこに阿部君からのこの叫び。
三橋君が倒れた時、夏が終わったとまで思った人が、このセリフだもん。
モモカンじゃないけど、替える気なんてないくせにィー。ホント役者だねー!阿部君!
でもこれで三橋君は立ち上がるんだから、阿部君の心理作戦、恐るべし。

「うん こんな場面で投げるのなんか イヤすぎだよ
もし立場逆なら オレは喜んで交代しちゃうね
だって 自信ないよ
あ…三橋も 自信ないのか しかも 超ビビリだ
けど 投げたがる あんなの投球中毒だ
そーゆーヤツの後ろは スゲーやる気出るけどな!」(by沖)
三橋君の姿に力をもらった仲間が、またここに一人。

「怖い 投げたい
怖い 降りたくない
怖い ここを誰にも譲りたくない!」(by三橋)

「よし 目が定まった
勝ってる試合で固くなるのは 欲の出てきた証拠だぜ
お前にとっちゃいい傾向なんだ
そのプレッシャー 受け入れろよ!」(by阿部)
しっかし阿部君て、毎回三橋君に対してどんだけ先を見据えた発想をするんですか。
オレが育て上げる、くらいの意気込みなんだろうな。

栄口「さー来ーい! バッチこーい!」
田島「おー! サード来いやー!」
巣山「ピッチャー打たせろ!」
沖「ワンナウトー!」
泉「水谷ー!! 捕ったら4つだぞ!」
水谷「おおー!」
花井「三橋ーー!! 後のことは任して お前の一番いい球投げろ! お前の投げる球なら 誰も文句ねェから!!」
一同「おおおーーっ!!」

「どういう意味だ? 花井君も 怒ってない? みんなも…?
もう球の勢いも 回転数も落ちて それでも投げてるイヤなヤツに…
何で 優しいこと言ってくれるんだ!?」(by三橋)
思わず三橋君に声をかけるみんな。
いいシーン。
花井君のセリフにはジーンと来る。
三橋君は三橋君で、阿部君に言われた「マウンド降りろ」を真に受けて、自分は完全にみんなから嫌われたと思い込んでるから、その優しさが逆に信じられない、って感じだね。
でも、みんなの言葉に力をもらって、力投。
打ちあがった球は、泉君、花井君の、言葉通りのファインプレーでバックホーム。
そして感動的な勝利!

阿部「こいつ 今日 おかしくなかったか? 妙に飛ばしてるっつーか…」
田島「そう おかしかった! なんか表情がくっきりしてて 声もでかかった!」
阿部「へえ…」

「やっぱ気のせいじゃなかったか
でも 今日の三橋のハイテンションがなきゃ 桐青はしのげなかっただろうな
ぶっ倒れて道理だぜ」(by阿部)
阿部君が心配する一方だった、三橋君の調子の良さ。
なんだ、今日勝てたのはそのおかげだったんだ!
あんまり心配するからどうなのかと思ってたけど、阿部君は試合運びよりも、純粋に三橋君の体が心配で仕方がなかっただけなんだな…。


25話
「野球はやめなかった
けど オレ 全然中学と変わってない
投げらんないなら替われって言われても マウンド降りらんなかった」(by三橋)
今回のテーマはこれ。
昨日、試合が終わってから即寝してみんなと別れたままだから、みんなが自分をどう思ったのかをちゃんと確認できないまま現在に至るわけだ。
というわけで、今日は朝から、自分はやっぱり中学の時と変わってない、と悶々とし続けてる三橋君です。

「阿部ってすぐ怒るよなー」(by田島)
その通りです。(笑)
ふーむ。三橋君だけじゃなくて、誰に対しても怒るんだな、阿部君は…。

阿部「あのさー お前らクラスで何話してる?」
泉「はぁ?」
阿部「休み時間とか…」
田島「はーい はーいっ 休み時間は早弁してる! 昼は残った弁当食ってー もうなくなってるときは悲しくなる…」

阿部「泉は? 三橋と何話してんの?」
泉「田島と同じ」
阿部「ああ…」
泉「食いモンねー時は寝てるしな お前らだってそーだろ?」
阿部「うーん そーだな だいたいはなー」

「三橋も明日っから いろんな人にほめてもらえて
ちょっとは自信持つかもな
…イヤ いつも通りキモくビクつくだけか?
あれ 無性に腹立つよな 田島とかとは普通にしゃべんのに
そういやオレにメール返して来ねェしよー
アレ? ひょっとしてオレ… 嫌われてる…?
いやいや 三橋はよくわかんねェ!」(by阿部)
そして、もう一つのテーマがこれ。
三橋君のことが気になって気になって、知りたくて知りたくて仕方がない阿部君。
一番聞きたかったこと(三橋君とどんな話をしてるのか)が聞き出せなかったねえ。(笑)
そして、阿部君は果たして三橋君に嫌われているのか?(笑)
オマエ今更そんなこと気にしてるのかよー。
ここから、三橋君に嫌われないよう必死の阿部君に注目。

「阿部隆也」(byメール)
そのスカした声で名前言う!?(大ウケ)
必要以上にビビリまくる三橋君も最高。

「昨日の試合のことで 話がある」(by阿部メール)
「マウンド降りなかったことだ
替われって言われたのに替わらないで
沖君にも花井君にも オレ…」(by三橋)

「昼に オレと花井も行く」(by阿部メール)
「主将もつれて オレを怒りにくるのか」(by三橋)
もんのすごい被害妄想だなァ。

「阿部は えばってるな」(by泉)
何か今回みんな客観的に阿部君を分析してるな。(笑)

「50キロ!?
てンめえ 3キロも減ってんじゃねーか!!」
(…はっ こうやってどなるからオレ …嫌われ…て…)(by阿部)
バックに雷しょったまま止まるなヨ!

(イヤ ふつーに話そう こいつが好きなのは 食いもんの話…)
「オイ 昨日は何食った?」(by阿部)

(…いつもは聞かれないことを聞かれる…
何か原因があるぞー
きっと 食べちゃいけないものを食べたんだ!)
「ゴメンナサイ…」(by三橋)

「はああ!?」(by阿部)
お互い嫌われたくない者同士なのに、何でこんなにかみ合わないのかねえ。
ある意味、さすがだ…。

「オレは今まで 後ろ守ったどの投手にも 尊敬みたいなもんは感じてたし
バックが投手に声かけんのなんて あったり前なのに
三橋はイチイチ 特別なことみたいにビックリして
なんつーか そういうのが すごく ムカツク
その他にも イロイロ細かくムカツク! 小さくなって食ってんのとか!
阿部がキレなきゃ オレがキレてた場面はいっぱいあった!
中学で会ってたら オレァ間違いなくイジメ側に入ってたな!
よかった 出会いが高校で!」(by花井)
花井君の心境。これがまた興味深い。
花井君て、ホント飾らない人間だなーと思う。
最後の「出会いが高校でよかった」と花井君が思ってることが、ホントによかったなあと思うよ。

泉「昨日の試合だったら こんなのふつーだぞ だれも特別いい人なわけでもねーっての な」
花井「おお そう オレたちはふつーだよ ふつーに野球やってるだけ!」

「…こんなに嬉しいのが ふつうなのか…」(by三橋)
結局、阿部君の「マウンド譲れ!」発言が嘘だと分かった三橋君。
その上みんなから激励の言葉をもらい、それが「ふつー」だと教えられ、このモノローグ。
ホント、いい仲間に恵まれたよね。普通に自分を認めてくれる仲間たちに。

「なんだよ 修ちゃんて!!
名前呼び…! ガキん頃に戻ったみてェ!
次もがんばれよ 廉!」(by叶)
叶君に始まり、叶君に終わる。
最終回の締めくくりにふさわしいよね、このセリフ。三橋君からの名前呼びに、名前呼びで応える叶君てのが。
自分の今やってる野球の楽しさを一番伝えたい相手。
改めて叶君ていう存在が、三橋君の野球に大きく関わってたんだなーと。

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