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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

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おお振りマンガ(アフタ08年6月)

ついに夢の「発売日に読んで感想」ですよっ!(興奮気味)
いやー、高いと言いつつ今回もアフタ買ってしまいました。
まだマンガ喫茶リサーチしてないもんだから。
おまけに図書カードが残ってたもんだから。

ところで、私のおお振りマンガ1~9巻は、現在職場の4人目に貸し出し中。(どこまで布教するつもりだ)
結構面白い、程度の感想はいただけてます。
まだ、熱烈な感想はいただけてないですが。(笑)

そして、おお振りDVD全9巻は、先週、出産直前の姉のもとへ。
でも、そろそろ産まれるらしいから、結局見れてないのかもなあ。
元野球部マネ(&甲子園経験者)の感想を、ぜひとも聞いてみたいんだが…。

以下ネタバレ感想です。
そうか。
甲子園は甲子園でも、イロイロあるんだな。

甲子園出場は170分の1、甲子園優勝は4000分の1なんだって。
試合数で言うと、7試合勝つのと14試合勝つのとの違い。
同じ「甲子園」でも全然意味が違うんだね。

全員、最低でも甲子園は目指すという目標。
栄口君のは細かいけど、最終的には甲子園ってことかな?

そして「甲子園優勝」を目標にしたのが2名。
田島君と、なんと三橋君。
阿部君ですら「甲子園出場」だったのに。
ちなみに田島君、全国制覇の「覇」が書けないらしいね。(うん、難しいよね。)

「全国制覇」は現実味がないというみんなに対し、一度はそう認めたものの、やっぱりナチュラルに本気で全国制覇を目指すつもりらしい田島君。
一方の三橋君は、ずっと勝ちたい、ずっとみんなで一緒に最後まで行きたい、と単純に思っての「甲子園優勝」という目標設定だったらしい。
でもたとえ単純に、漠然と考えたことだったとしても、三橋君、大進歩だよね。
最初は真っ先に、甲子園なんて無理だと言ってた子がさ。
いつの間にかみんなよりも高い目標を掲げるようになっちゃってさ。
やっぱエースの素質があるんだわ、こりゃ。

さて、例の阿部君からのメール。
「話がある」ってことを伝えただけのメールであった。
件名が「見たら返信」なわけだけど、これで、どう返信しろと?(笑)

そして、そのメールを偶然見てしまった千代ちゃんが、三橋君に提案。
「阿部君ちおみまい行ってあげれば?」
千代ちゃんなら普通にそういう反応するだろうと思っていたけど、いざ実現となるとすごいよこれ!
一大イベントだよ!!
だって阿部君ちだよ!!

そして地図をすらすらと書く千代ちゃん。

ここで反応した男が1人。

わー!わー!水谷君、やっぱりか!(一人祭り状態)
しかも阿部君がいい感じに絡んでる!!
願ってもないフラグをありがとう!ひぐち先生!!ホントいい具合にツボを刺激してくれるぜ。

…ここで今回一番興奮したのって私だけですか。…そうですか。

しっかし、千代ちゃんちは引っ越す前阿部君ちの近くで、千代ちゃんは阿部君の家の場所まで知ってるのに、何で阿部君は千代ちゃんの存在すら知らなかったのだろうか…。
…実に怪しい。逆に怪しい。(笑)

さて、みんなの薦めで三橋君が阿部君ちへ行くことになりました。
千代ちゃんが地図を書き終えて説明してます。
ムム…外環とか17号とかって、なんかすごい懐かしい響きだぞ!
以前、コミックスで大雑把なみんなの家の位置関係の図が載ってましたが、これでまた掴めた気がする!
阿部君ちがあのあたりなら、やっぱり私が以前住んでたとこは花井君、泉君ちあたりかも。
ここでまた一人で盛り上がってました。すいません。

阿部君と同じ中学だった栄口君、ついでに田島君(笑)が同行するようです。

阿部君の怪我。
ギリギリ新人戦には間に合うと主張する阿部君ですが、田島君がここで牽制。
新人戦と秋大も自分がキャッチャーをやるから、きっちり治せと。
うん、それがいいよ!
だって、もうちょっと三橋田島バッテリーが見たいもん。(笑)

さて、栄口君が帰り、田島君が阿部ジュニア、じゃなかった阿部弟に付き合って出て行き、阿部君と二人きりになる三橋君。
…なんだかこっちまで緊張する。

メールでの「話がある」について。
いきなり謝る阿部君。
なんだか(珍しく)通じ合ってる気がするぞ。
阿部「オレ 約束やぶったから ごめん! ケガも病気もしねーって お前の投げる試合は全部捕るって 言っただろ?」
三橋「あ アレ は オレ 情けないから 安心」
阿部「そーだけど! オレが捕りゃ お前自信持つってのが オレは…(ボソ)…嬉しかったのに…」
この「ボソ」は三橋君には聞こえてないんだろうなあ。
…てか、冷静に考えると、なんだこの殺し文句。
むしろ聞こえてたらヤバかった。聞こえてなくてよかった。(笑)

阿部君に謝られたことで、三橋君がこのまま言いたいこと言えなくなったらどうしようと思ったけど、阿部君はちゃんとわかってました。
「それから はじめて会った時 首振んなっつって ごめん」
「あれはオレの間違いだったんだ ごめんな」
…阿部君を見直した。
こんなに素直に謝れる子だったのか。

阿部君て、首振るなって言ってた当初は、自分の配球に絶対の自信を持ちつつも、榛名君相手だったから、自分の思い通りに実践できたことがなかったんだよね。(まあ、間に1年あったけど)
だから、榛名君と別れたチャンスに、自分の力を試してみたかったんだろうね。
そして、自分の思い通りに動いてくれる投手と共に試合を重ねるたびに、ちょっとずつ自分の力がわかってきて、長所も短所もわかってきて、今回の試合で確信したんだろうね。
一人で組み立てる配球には限界があることに。
自分の配球が完璧というわけではないことに。
怪我をしたことで、三橋君の田島君とのバッテリーっぷりを見たことで、さらに決定的になったけど、怪我をしなくても阿部君にはそれがわかったんだろうな。

そして、阿部君を決して(言葉だけじゃなくて、心の中でさえも)責めることなく、自分の責任として受け止める三橋君も、ホントにいい子。

「オレは オレは阿部君に頼るばっかだった
 オレは エースになりたい
 オレ がんばるから
 阿部君 オレを頼ってくれ」

「わかった
 力合わせて強くなろう!」

新しいバッテリーの誕生!
…やっぱりこの二人のバッテリーも早く見たいかも。(笑)

そして、榛名君に対しても考え違いをしていたんじゃないかと考え始める阿部君。
ここまで来ると、人間できすぎてるよなー。

そして、「甲子園優勝」の目標に、「いーイミで“バカッ”つーこと!」と言う阿部君。
勝ち続けたい、全部勝ちたい、だから優勝を目指すっていうのは、単純な考え方だけど、そうでなくちゃやっぱり頂点は目指せないもんなー。

阿部弟の三橋君評。「イイ笑顔の人」。
いいなあ、阿部弟。
この笑顔は、阿部君に対して今日初めて見せた笑顔なんだよー。(笑)

そして、よく考えなかったからじゃない、そそのかされたわけでもない、三橋君の目標は、やっぱり全国制覇でした。
(制覇の覇はやっぱりひらがな。これは単純に書けないからじゃなくて、あえてひらがななのかな?)
しかも、「チームの目標にしなきゃ だ」なんて考えちゃってるよ!
エースになりたいと言っただけのことはあるね、三橋君!!
次がいよいよ、チームの目標の最終結論かな。

今回はホント希望に満ちた話だったなー。
読後感が清々しいったら。

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本編には関係ないけど、ちょっと書きたかったこと。
春の選抜で、連覇を目指していた母校が負けたんですが、その時の試合。
初回に3点取られ、途中6点差まで引き離されました。そして5点差で負け。
西浦が負けた時の試合と、めっちゃかぶってました。
しかもベスト16。

西浦同様、そこまでずっと勝ち続けていたチームでした。
秋大会では全国制覇してたんです。

常に後半で逆転するチームなんで、前半に引き離されてもいつもは安心して見てるんですが、このかぶりようでしたので、6点差になった時点で、西浦同様負けるんじゃないかと思っちゃいました。
そしてその通りに。
残念だったけど嬉しいような(笑)複雑な心境でした。

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