この記事のタイトルは、まんまライブのツアータイトルですが(毎度のことながら、意味はないらしい)、いやー、ちょうどいい時に連休がありました。この連休で見ましたよ!DVD。
とりあえずコメンタリ・ヴー(KANちゃんとトオルさんが映像を見ながらトークを展開。今回5回目。ちなみに仏語のコマンタレ・ヴーにかけている)の方を見て、その後、この間BSフジでやったライブ映像(ところどころ編集、インタビュー付き。2時間)を見ました。
「ほぼ」ノーカットということ(正確には権利の関係で1曲だけ抜けている)で、DVDも2枚組。140分しゃべりっぱなしですよ、お2人さん。
時々、トオルさんの隠された過去が明かされてヒヤリとする場面もありましたが、まあ、基本ぐったりトークです。
この記事を書くために、もう一度通してDVD見てますんで、結局6時間以上映像を見ることになりますね~。
でも本当はコメンタリ抜きでもう一通り聞きたいくらいなんですが、時間の関係で断念。
ちなみにあと2本見てないライブDVDがあるんですが、いつ見よう…。コメンタリーと通常映像最低2回ずつは見ないといけないからなあ。(笑)
ちなみに、DVDについているブックレット(?というのか、2つ折の紙)からして、KANちゃんの大いなるサービス精神を感じます。
もっともらしい文章にみせかけて、よく読むとおかしいんです。
というか、KANちゃんテイスト満載。
矢代さんは「とんでもない秘技を複数編み出し、演奏家としての意地を見せた」し、センパイこと中野さんの「衣裳の似合い加減は近年まれに見るもの」らしい。(笑)
トオルさんの紹介欄に「びっくりするほどフツウの結婚披露宴をやってのけた」とかね。
「オーディオコメンタリーをONにすれば、ステージの裏話やステージとは全く関係ないグッタリトークがえんえん続く『KANとトオルのコメンタリ・ヴー』を、楽しむ気がある方にはお楽しみいただけます」とかね。
ついでに、有料サイトの宣伝もしてるんですが、とにかく隅々まで目が離せません。
「ハイセンスでハイイマジナブルなセレブのための有料サイト」「多くの皆さんのシャープでリズミカルな入会を」とか。
「えっ?1日たったの¥5.5なの?」とかね。(笑)
これ、業者任せじゃできませんよ。どこまで自分でやってるんだろ。
サイトについてもそうだけど、他のアーティストが絶対に力を入れないところに、無駄に力を入れる、これがKANちゃんクオリティ。
ブックレットだけで熱く語ってしまった。
さて、今回の衣裳…いえ、普段着だそうですが(笑)、貴族風の海賊がコンセプトだそうです。
毎回、清水さんと西嶋さんはノリノリで、矢代さんは何も言わず着るらしい(独自のセンスを出しながら)んですが、センパイは毎回嫌がるらしいですね。
それをみんなで説得してしぶしぶ承諾させるらしいです。
でも今回はパイレーツ・オブ・カリビアン風で、センパイも珍しく嬉しそうに着ていたそうですね。(笑)
個人的には、前々から何度も言ってますが、KANちゃんの衣裳…いや普段着がホントツボでね。
黒地(紺地?)に白いレースひらひらで、それっぽい帽子もかぶって、ね。若干三銃士よりなんですよ。
ここからはポイントを箇条書きで。(主にトークの)
◇オープニングはPerfumeのポリリズム。最近KANちゃんのラジオを聞いてるんですが、そこでも軽く数分語ってしまうくらい、最近パフュームに入れ込んでるらしい。
◇今回のライブは「同期もの」を使用せず、全て生演奏でやりきったそうです。そのため、特にキーボードの矢代さんの役割がとんでもないことになって、以前から強調されているように「恐ろしい技を連発」することになったらしい。
◇トオルさんの結婚式にKANちゃんが招待されたが、スピーチ、演奏、乾杯の音頭、全拒否したため、披露宴を心置きなく楽しめたそうです。そしてDVDのインナーの紙に載せるためのトオルさんの写真を撮りまくったらしい。
◇Happy Birthdayの最後に矢代さんの超人的な技。マニア向けに矢代カメラのDVDを出してもいいくらい、とKANちゃん。
◇Top Secretはデビューのきっかけとなったフュージョン系の曲とのこと。
◇Rock'n Soul in Yellowは、KANちゃんの中でかなり納得度の高い作品だが、あまり評価されないのは、歌詞のイミがわからないせいか。99年にウエディングドレスを着て歌った。ポールマッカートニーとウィングスのロックショーのイメージとのこと。
◇去年ピアノにかかりっきりだったので、今年は気持ち前に出るようにしたらしい。
◇4曲目ですでに疲れている。(本人談)
◇ピアノの上でのセンパイのギターソロ。扇風機を当てる近藤さんが、センパイに当て方がきついと言われ去年の何公演か緩めたため、普段怒らない、人生で一度も人を殴ったことがないKANちゃんも「何のために扇風機持って舞台出てるんだ!」と椅子と机をひっくり返して怒ったらしい。(注:脚色あり)「その公演に来ていたファンの皆さんも、これを聞いたらきっと殴ると思う(人を殴ったことがなくても)。」
◇愛は勝つ。今回はベートーベンの第九を挟み込んでいる。そもそもこの曲はビリージョエルのUp Town Girlを目標に作った曲だが、KANちゃんの中にあるトラディショナルさ(笑)が出てしまい、ベートーベンぽい曲になったらしい。
◇欽ちゃんに似てる。次に田中邦衛。最近はウエンツくんに似てきた。(自称)
◇声援にたいして。「カッコイイ」は自分で一番よくわかっている。「愛してます」に関してはお気持ちだけいただくことにしている。…だそうです。(笑)
◇GO PLAINは久保田利伸を意識して作った(ギター担当の人が同時期のツアーで久保田さんを選んだため)。結果的にスティーヴィーワンダー。ここでも矢代さん離れ業。
◇近藤さんは年間80回ゴルフに行っているらしい。(久保田さんの当時のツアー回数60回を超えている)
◇結婚しない二人はドナルドフェーゲン風だそうです。小林信吾さんがKANちゃんのサンプル演奏をコピーして弾いていたのを、現在KANちゃんが逆にコピーして弾いているというおかしなことになっているらしい。ちなみに事務所の大先輩(←笑)松浦亜弥さんがカバーしている。そのアルバムタイトルは「鳩胸フロントホック」。(嘘)
◇松浦さんは顔がちっちゃい。細い。でもおっぱいはちゃんとあ…(トオル規制)。
◇涙の夕焼け。ギターの位置はジョンレノンの位置。ギターは衣裳の一部(音は出ていない)。この曲のとき過呼吸気味でクラクラしていたそうです。疲れがピーコだった。(ちなみに、ピーコさんの出ているCMがお気に入りらしい)
◇1989。「大変だけど久しぶりにやるとよかった。」
◇今回は全て歌詞をカンペなしのフル暗記。フルアンキー堺。
◇西嶋さんは「すごいと思わせないキャラ。さらりとやる。ああ見えて高学歴(上智大仏文?)。絶対嘘だと思う」(※でも西嶋さんは嘘つかないタイプ)
◇カラス。西嶋さんとセンパイのウクレレ教室。西嶋さんが実際にロビーでセンパイに教えてた様子をそのままやることにしたらしい。西嶋さんが若干オネエ系になっている。
◇けやき通りが色づく頃。矢代さんの貴重なピアノコント!必見。
◇オプティマイズという単語は「だっちゅーの」的。そんな話題で盛り上がる2人。
◇コンサートのトークは「8割適当。清水さんのトークもかなり適当。」(笑)
◇今夜は帰さないよのラスト。チャーリーズエンジェルとサタデーナイトフィーバーの後ろで、矢代さんは一人「終わったから帰ります」。
◇カラスの前の西嶋さんの一人芝居。「西嶋さんの常にリアルな芝居に感心している。」
◇アップライトベース。ニップレスじゃなくてフレットレス。
◇ときどき雲と話をしよう、まゆみ、の間は延々2人の台湾の話。
◇恋はTONIN'。「曲が大学生っぽい、楽しいけど深みがない感じ」。振り付けが若干ジュリー入っている。
◇Oxanneは99%実話。ファッションギターではなく「アトラクションギター(とある仕掛けのあるギター)」を使用。ちなみにこの曲にDVD特典あり。(※DVD撮影のために、この回のみ金色のテープを飛ばしたそうです。8万円也。)
◇おっぱいぱい…ボイン!斜に構えるのはグラビア撮影の基本。
◇Superfaker。センパイは走れと言われて走っている感満載。(※このコメント聞いてから映像を見るたびに笑えてしょうがない)
◇ギターソロで扇風機を当てていた近藤さんは、袖にはける時に空気を読んでなかったので、KANちゃんが(人を殴ったこともないのに)ドロップキックして演技を仕込んだらしい。(笑)ステージに出ている者は、裏方でもステージに出ている自覚を持って小芝居を。
◇MOONは飛鳥さん(チャゲアス)を意識して作った曲とのこと。
◇コンサート第二部へ移る時に、全員舞台裏を全速力で走って移動しているが、これも本当はこの一瞬で、「衣裳が変わっている、髪型が変わっているくらいのインパクトが欲しい。」(無理です)
◇適齢期LOVE STORYでは吉川晃司が入る。西嶋さんの奥さんが吉川晃司ファンなので、KANちゃんは毎回感想を聞いているが、反応はイマイチらしい。
◇適齢期ラスト。「誰の真似でもないのでオリジナル。何の動きなんでしょう。」(※このコメント聞いてから映像を見るたび…以下同文。とにかく超カワイイ動き。)
◇全曲つなげ。♪ポ~ニョポニョポニョふくらんだ~***な****の女の子♪←伏せられてた(笑)。
◇「カリスマになりたい。でもふざけちゃいけないらしいので、カリスマになったら生きていけない。」
◇50年後も。例えばあの歌い上げるところ、♪そして運命に逆らわぬよう~…のところで、『よぉ~っ、ポン!』としれっとやれるくらい大きな人間になりたいとのこと。
◇この日の偽ツアータイトル(毎回終演時に読み上げられる)は「おっぱいの大きな女の子」。こっちもか!(笑)アナウンスのお姉さんにこんなの読ませるんだもんなあ…。ちなみに私が参加したライブの偽ツアータイトルは「じゃあ、巣鴨の次は?」でした。
なんか今回は、ライブの感想的なものが書けませんでした。
ただのまとめですね、これじゃ。
ライブ当日の終了直後はものすごいテンションだったんだけどなあ…。もうKANちゃん最高!KANちゃん天才!一生KANちゃんについていく!って思いましたもん。
…次のライブは、やっぱりその日のうちに感想書くようにしよ。