待望の3年半ぶりのニューアルバム、聴いてますよ~!
その名も、カンチガイもハナハダしい私の人生。
このタイトルは、KANちゃんがパーソナリティを務めるラジオ番組、Have a Nice Tripの相棒、キャサリン(バンクーバー出身、漢字が不得意)が読めるようにとカタカナにしてあげたのだそうです。(ホントかわかりませんが)
今回はライブまでの時間がなく(初日参加=明日)1日でも早く手に入れたかったんです。それがなければのんびりネット通販でもよかったんですが、今回は近所のCD店で無難に予約しておき、無事フラゲいたしました。
今回は、イエロータグ(交通違反ハードロック第3弾)は入ってませんでしたね。
ホワイトライン、レッドフラッグに次ぐ、KANちゃんが、それで3部作になると予告(?)していたアレです。
次回に持ち越し?
てかむしろホントに(実体験込みで)やるのか謎ですけど。
さて、CDをPCに取り込んでいる間に、DVDを視聴いたしました。
今回は全く事前情報を仕入れていませんでしたので、ASKAさん(チャゲアスの)の登場に驚きました。
こりゃまた大物が現れた!
そのレコーディング風景の時点で、この曲はすげー、と思いましたが、実際にアルバムを聴いてみると、やっぱり今のところダントツでこの曲が好きです。
予定通りに偶然に、withASKA!
DVDでもKANちゃんが語ってましたが、この曲は本気出しちゃったそうです。協奏曲でも作るくらいの気持ちで。
何度聴いても圧倒されます。
今のKANちゃんはこんな曲を作る人だよ!と胸を張ってオススメできる1曲かも。
何がすごいって、ASKAさんらしさ満載のASKAさんの特徴を生かしたASKAさんのための曲、という雰囲気を前面に押し出しつつ、KANちゃんらしさもしっかりと滲み出ているということでしょうか。
今までマッキーソングとか、浜省ソングとかありましたが、今回もパフュームソングがありますが、それ以上に力入ってる感じ。実際に本人が一緒に歌ってますしね。
(注:この曲は歌詞、メロディーともASKAさんとの共作ですので、ASKAさんらしさが出ているのは当たり前なのでした。すいません。アレンジがKANちゃん1人。でもホントすごい曲です。)
あー、どうしよ、この曲だけで語ってしまう…。
もちろん他の曲もすごいんですよ。
9曲しかないけど、それを感じさせないボリューム。
今回はKANちゃんにしては珍しく6分を超える長い曲が4曲もあります。
ちなみに、今後も3年くらいのペースでアルバム出していくつもりらしいです。
その代わり、これだけのクオリティを追求してもらえるなら安いもんです。待っちゃうよ!
てか、私には3年くらいのスパンがちょうどいいかも。(笑)
01.REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~
DVDを見て、これは真剣に聴かないと、と襟を正していざCDをかけたところ、最初に耳に入ってきたのがこの曲ですが、まあ、出鼻をくじかれましたね。
吹き出しました。
男性版パフュームだ!
パフュームに成り切ってるよ!47ちゃいのおっちゃんが!
KANちゃん、本気だったんだね。本気でパフュームになりたかったんだね…(ホロリ)。
黒タイツ♪黒タイチュ♪
ライブに期待大です。
どこまでやってくれるのか。パフュームソングを出すということは、それなりの覚悟をしてるはずです。KANちゃんのことだから。
02.小学3年生
このタイトルを見て、こんな曲だと想像する人はいないですよね。
ジャズですよジャズ。
かっちょいいイントロ。
なのに、歌い出しがまさかの♪オレは~小学3年生~♪って。
歌詞もいいんですよ。小3の考えそうなことをつらつら並べてねえ…。子供らしい無邪気な自信過剰っぷりというか、大人ぶってるっぷりというか。大人視点からすると、ツッコミどころ満載で。
でもホントの小3男子に歌って欲しい部分もある。こんな小3、カッコよくて惚れてしまうかも。(笑)
03.ピーナッツ
懐かしいKANちゃんソングがミックスされている感じ。
星空がcryingとか星屑の帰り道とか二の腕とか他にもいろいろ彷彿とさせるなあ。
歌詞的にはKANちゃん王道の失恋ソングかな。
04.バイバイバイ
今回の泣き曲かな?(←と言いつつ歌では泣かない人)
美しい失恋ソング。メロディーがじわじわくる。
05.青春の風
これも懐かしい!と感じる曲。
私の親の世代が若い頃の曲調というイメージ。
KANちゃんソングで言うとイン・ザ・ネーム・オブ・ラブに近いかも。
06.ordinary days
歌詞が意味深なので、勘ぐったファン多数と思われます。
歌詞の乗せ方(「フワリ」と言うらしい。譜割り?)がだいぶひねってる。歌うの難しそう。
だけど、よければ一緒にみたいな一見単調な曲も、KANちゃんが歌うの難しいって言ってるくらいだから、意外とこっちの方が歌いやすいのかなあ…。
07.オー・ルヴォワール・パリ
KANちゃんのパリ生活の成果がここに。
2部構成。どちらもシャンソン風。
ラ行の発音が過剰なほどにフランス語風。(笑)
これはカラオケで歌ってみたい。
08.よければ一緒に
初めて聴いたのはラジオ。
最初はなんて単調な曲と思ったもんです。KANちゃんによると、単調だからこそ、少しずつアレンジを細工して飽きないようにするテクニックを使っているらしいんですけど。
1度聴けば覚えてしまうメロディー。何度か聴くと飽きてしまうんですが、それを通り越してさらに聞き込んでいくと、じわじわ味が出てくるスルメソング。
最後のラララの前に「ハイ」という声が入るんですが、これがまた宮尾すすむばりの「ハイ」で(古い例えでスマン)、初めて聴いた時はあまりにも突飛だったので吹き出しました。
てっきりウケ狙いだと思っていた。
しかし、これはCD収録前、ライブで歌った時に、お客さんにラララを一緒に歌ってもらうための合図の掛け声だったそうで、それが歌の一部として定着してしまったものらしいです。
なるほどねえ。意味があったのか。
だんだん、あの「ハイ」がないと落ち着かない域に達してきました。KANちゃんの思惑通りに。
09.予定通りに偶然に
冒頭で語りまくりましたが、とにかくすごい。
特にASKAさんの歌声の迫力に圧倒されて、歌詞を味わうのを忘れてしまうくらい。
DVDで見たレコーディングの様子、ASKAさんめちゃいい人っぽかった~。
KANちゃんの記憶がないほど幼い頃に、ASKAさんに遊んでもらったことがあったらしい。KANちゃんはその話をASKAさんから聞いて冗談だと思っていたら、最近本当の話だったことが判明したとか。
そんなエピソードを聞いてから、あのレコーディングの様子を見ていると、ホント微笑ましくなってくる。
ASKAさん、いいなあ…。
というわけで、今日はポメラ使って外出先でこの文章を書いてみました。
夜10時過ぎまで近所のフードコートに居座っちゃったよ。
明日もライブ後に、興奮気味な文章をポメラからお送りしてみたいと思います。どこで書こうかな。