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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

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「マスケティア」プレイメモ16

<リシュリュー編8章~終章>

サクッと終わらせてみました。
◆8章
ミレディ先生曰く、ダルタニアン、リシュリューを背負って寮まで運んできたらしい。
そりゃ驚くわ。
でも、ミレディ先生は、ついにダルタニアンがリシュリュー様を刺しちゃったんだと思って驚いたらしい。
リシュリュー様は、あなたの手にかかって死ぬことを望みながら、あなたによって助けられた、あなたはリシュリュー様に復讐以上の屈辱を味わわせたのよ、とミレディ先生。
そんなダルタニアンが羨ましいそうです。
リシュリューはしばらくダルタニアンの部屋で匿うことに。
外にはトレヴィルの放った悪魔が増えてきているらしい。
(ミレディ先生は理事長のこと、好きなのかな… 理事長はどう思ってるんだろう…
 私に命をくれるって言っていたけど、別に私のことが好きってことではないよね)
もー、ダルタニアン…まだわからないの?
ロシュ先生のあの遺言(?)を思い出しなさいよ!
何故守られたかを考えろ、リシュリュー様の言葉の裏にある深い思いを考えてみろ、って言ってたじゃん!

使い魔に学園を偵察させているらしいトレヴィル。
使い魔にはこんな使い方もあるのか。そしてしゃべれるのか。
使い魔の報告によると、どうやら、眼鏡をかけた男の指揮する一団がバリケードを作ってルーブル寮を守ってるらしいです。
やるな、コンス!
トレヴィルは一筆書き、使い魔に持たせます。
12時間以内にダルタニアンを渡せば、生徒は全員、無傷で島の外に出してやる、と書かれているらしい。
「お前たちはこの書状を、ルーブル寮の周囲にばらまきなさい。全員が読めるようにね。」
使い魔たちが、コピー機を使ってこの書状を量産する図が浮かんでしまった。(笑)

「あのひとを手にかけた『ダルタニアン』。この世に残った最後の…そして最も憎らしい仇。」
トレヴィルがこんなこと言ってます。
要するに、あのひとってのはコンスタンスでしょ。
ここから、トレヴィルの思い人はコンスタンスだったってわかりますね。
でもコンスタンスはリシュリューといい雰囲気だったでしょ。トレヴィルとコンスタンスの関係、ここがこの時点で最大の疑問点です。
とにかく、リシュリューを庇ったせいでコンスタンスが亡くなってますので、トレヴィルにとってはリシュリューもまた仇と言えるわけですね。

+++++
パトリックさんが、悪魔に備えて寮の窓を全部塞いだそうです。
「パトリック。全部屋、終わったみたいね。」
今や学園を仕切るのはミレディ先生ですよ。助手にパトリックさんとロシナンテ先生。(笑)
理事長は重体だし、ロシュはいないし、トレヴィルは敵だし。
銃士隊もいないし…。
…うう、人手不足にもほどがあるな…。
女子生徒が、外にこんな物がと例の書状を持ってミレディ先生に報告してます。

ダルタニアンの部屋。
リシュリューが目を覚ましたらしい。
トレヴィルが学園に使い魔を放ったことを聞き、いてもたってもいられないリシュリュー。
リシュリューが無理をしないよう説得して休ませ、ダルタニアンはミレディ先生に、リシュリューが目を覚ましたことを報告に行きます。

サロンに生徒たちが集められてます。
「いい、皆。このことはダルタニアンには黙っているのよ。」
ミレディ先生が生徒たちに指示してます。
迷いなくダルタニアンを守ろうとするミレディ先生や生徒たちがちょっとかっこいい。
アトスだったらちょっと迷っただろうね、生徒を救うためならやむを得ないとか。(笑)
そこへダルタニアンがやってきます。
ミレディ先生は、ダルタニアンが口にしなくても、理事長のことを察してくれました。
もうもう!何ていい先生なんだ!!
ミレディ先生がダルタニアンの部屋へ向かい、残された生徒たち。
みんなの様子がちょっと違うことに気付いたダルタニアン。
何かあったの?とプランシェやコンスに聞いても、今日はノエルだって話してただけだとはぐらかされます。
「嘘。全然違うよ。」
ボナシューがやってきて言います。
秘密だって言ったのに!と抗議するプランシェやコンスに、ボナシュー、
「だって隠したっていずれ分かっちゃうじゃないか。」
教えて、と頼むダルタニアンに、ボナシューは、ダルタニアンを引き渡せば悪魔騒動は終わるとトレヴィルから申し入れがあったことを話します。
「こういうの隠されてる方が気分悪いんじゃないの?」
周りの生徒たちから、ダルタニアンが出ていけばいいという意見が出始めます。
ダルタニアンも、皆の言う通りだと。
「まぁ、そうだよね。キミ一人の命でみんなが助かるんなら安いもんだよね。
 でもさ…」
ボナシューは続けます。
「キミのような何の価値もない人間を犠牲にして助かった僕の命って、どんな価値があるの?
 よく分からないことに脅されたからって、戦わずに降伏するなんて、格好悪すぎだしさ。」
「ボナシュー…」
「格好良すぎですよ、ボナシュー先輩。」
プランシェとコンスから賞賛を浴びるボナシュー。
やるなボナシュー!!全ルートで最大の見せ場だボナシュー!
生徒たちも、悪魔に屈せずみんなで戦おうという空気になっていきます。
「そうだな、こんなに人数がいるんだ。悪魔になんか負けるか。」
「そうだ、そうだ。何のために今まで剣の練習してきたんだ!」
いいよねー、こういう雰囲気。
コンスやプランシェの励ましや気遣いもホント頼もしい!
何て言っていいかわからないくらい嬉しい、とダルタニアン。
(理事長…今、皆が私を守るって言ってくれました。
 あなたの作った学園が、私を助けてくれているんです。…皆、ありがとう…)

+++++
ダルタニアンの部屋。
ミレディ先生がリシュリューの様子を見にきます。
以前、リシュリューに対し、企みがあるわけでも好意を抱いているわけでもないと言っていたミレディ。
今の私にはお前の望むものは出してやれない、とリシュリュー。
「ならば何故、私やダルタニアンを助けようとする。」
「私は人助けをしてはいけませんの?」
ごもっとも、ごもっともだよ、ミレディ!(笑)
ミレディは、この学園が好きで、生徒たちがとても大切、ただそれだけだと付け加えます。
そして、トレヴィルの要求の件をリシュリューに話すミレディ。
「ご安心ください。私たちはダルタニアンを突き出すつもりはありませんわ。
 ただ、守るにしても私たちはあなたほど強くはない。
 このまま全員がトレヴィルの餌食になるのも時間の問題ですわ。」
なんとかしよう、とリシュリュー。

+++++
キッチンで理事長のために食事を作っているダルタニアン。
野菜スープと、ノエルだからとケーキを焼いたらしい。
そこへミレディ先生がやってきます。
理事長は甘党で、特にチョコレートが好きだから、と、ダルタニアンに指示して、ケーキにチョコレートでこれでもかとデコレーションさせるミレディ先生。
これくらいかければ満足してもらえますよね、と出ていくダルタニアン。
「うふふふふ…素直で可愛い子。あのケーキをリシュリュー様はどんな顔で召し上がるのかしらね。」
かわいいイタズラだなあ、ミレディ先生。
なんだか応援したくなっちゃう。

部屋に食事を運ぶダルタニアン。
「身体にいいものをと思って、野菜のスープと…
 理事長の好きなチョコレートがたくさんかかったケーキです。」
チョコレートが好きなことは、ミレディ先生から聞いた、とダルタニアン。
元気の源なんですよね、と、あまりにも無邪気。(笑)
リシュリューも、実は甘いものが苦手とは言えず、ダルタニアンに食べさせようと目論んでもみたけど、それも失敗。
苦戦しながらも完食するのでした。
漢ですな。
「…やっと完食ですか。」
ダルタニアン…。(笑)
もしかしてミレディ先生は、理事長のことが好きなんでしょうか、とダルタニアン。
「他の女のことはどうでもいい。
 ダルタニアン、お前は私のことをどう思っているんだ?」
復讐も遂げたし、一度死んだ身だし、もうリシュリューを縛るものはないわけですよね。
攻めるよ、理事長。
「どうなんだ、ダルタニアン。どのような言葉であれ、お前の口から本心が聞きたい。」
★選択肢
 わかりません。/言えません。
ダルタニアン、自分のせいで犠牲になった人がいるのに、それを無視して、自分の気持ちを伝えるなんてできない、と言います。
その重さはリシュリューにとっても同じ。十分にわかってますもんね。
「そうだな。すまなかった。」とリシュリュー。
話はここで終わります。

+++++
サロンへ行くダルタニアン。
(私はただ、覚悟がなかっただけだ。理事長と一緒に、どこまでも堕ちる覚悟が…)
プランシェがやってきます。
アラミスに贈るつもりだった靴下が完成したらしいです。
アラミスが亡くなった原因は自分で、手にかけたのは理事長。私と理事長は憎い仇だよね、と心の中でプランシェに謝るダルタニアン。
ダルタニアンはプランシェの言葉を反芻します。
「ねえ。こんなことになるんだったら、私、アラミス様に気持ち、伝えておけば良かった。」
まさか亡くなるとは思わないもんねえ…。
プランシェのこのセリフはダルタニアンの胸に響いたようです。
(私にはもう時間がない。このまま後悔して死ぬぐらいなら…暗い闇に堕ちてもいいのかもしれない)
ダルタニアン、覚悟を決めたみたいです。

+++++
ダルタニアンが部屋に戻ると、理事長の姿はありませんでした。
慌てて探すダルタニアン。
リシュリューは教会にやってきていました。
このままでは生徒たちが危ない、と、陛下から頂いた2粒のダイヤに賭けようと考えているようです。
そして、ロシュフォールから聞いた、地下迷宮のことを思い出すリシュリュー。
「お前が自らの命と引き換えに手に入れようとしたこと…決して無駄にはしない。」
そこへダルタニアンがやってきます。
明日、トレヴィルのもとへ行こうと思ってる、とダルタニアン。
その前にどうしても理事長に会って、伝えたいことがあったと。
ダルタニアンの告白です。
私のことをどう思ってるのかと聞かれて、本当は好きだと言いたかった。
私に会いに来たのかと聞かれて、本当ははいと言いたかった。
「憎しみが身体中を支配してるのに 理事長に会いに来てる自分を必死に否定しようとしていました。
 でも、会いたくて会いたくて…
 そんな自分が許せなくて、何度も打ち消して、でも…会いたかった。」
すげー告白だな!何というか魂がこもっておる。
リシュリューが揺さぶられないわけがない。
スチル入ります。
ダルタニアンを抱きしめるリシュリュー。
「そう言ってほしかった。お前にそう言ってほしかったのだ。」

教会で寄り添っているらしい二人。
ダルタニアンが不意に質問します。
「理事長は私のどこが好きですか…?」
「お前は意外と大胆な質問をするのだな。」
安らぎを与えてくれるところだと言うリシュリュー。でも、今では安らぎだけではない思いもあるのだそうですよ。長らく忘れていた感情だそうです。ふふふ。
「お前は私のどこが好きなのだ?」
★選択肢
 自信家なところ。/ロマンティストなところ。
ロマンティストを選ぶと、リシュリュー、いくらでも愛の詩の内容通りにお前にもしてやるぞと言い出します。
それを聞いて真っ赤になったらしいダルタニアン。
お前の想像力はかなりのものだな、とリシュリューに言われます。(笑)
自信家なところを選ぶと、リシュリュー、
「だが、自信があるから仕方がない。」と開き直ります。(笑)
なんという自信家。
「お前は私を好きになると最初から思っていたぞ。」
「…え…」
「ふ… こういうところか?」

ダルタニアン、ロシュから聞いたことをリシュリューに話します。
父を殺した仇は理事長ではないこと、塔の鍵は自分で、理事長が自分の命を守ってくれたこと。
改めてリシュリューにお礼を言うダルタニアン。
「…私はお前の命は守ったが、自身の目的のために銃士隊とロシュフォールを殺した。
 そしてアンヌとルイも死に追いやったのだぞ。」
恐ろしくないのか、と聞くリシュリューにダルタニアン、覚悟はできていると。
「…分かった。寝ている間に連れて行ってやる。お前と私の世界に…
 だから深く眠れ。私を感じて深く眠れ。」
こんなセリフなかなか出てこないよ!
照れもせず言ってのけるリシュリュー…すげーな!!(笑)
ダルタニアンは眠ったらしい。
「目が覚めたらお前はこの島を出ろ。
 最後のその瞬間まで私が守ってやる。この私が…」

12月26日。
リシュリューはミレディにダルタニアンを託し、出かけていきました。
ミレディは一瞬リシュリューに告白しかけますが、思いとどまります。
「そうだ、ミレディ。お前は最後まで女ではなく教師でいろ。」
どこまでも強気だな、リシュリュー。
まあ、リシュリューとしては突き放すしかないもんね。そこでこういう言い回しを選ぶのがすごい。
ミレディ先生、いい女なのになあ…。もったいないけど仕方がないんだよね。くぅ~。


◆終章
教会で目を覚ましたダルタニアン。
夢の中でリシュリューのセリフを聞いたような気がするダルタニアン。
まさか一人でトレヴィルのところに…などと考えていると、ミレディ先生がやってきます。
リシュリューは、ダルタニアンを自分に託してトレヴィルとの戦いに行ったとミレディ。
慌てて飛び出そうとするダルタニアンを、ミレディが止めます。
「私はリシュリュー様にあなたを託された。あなたと生徒全員が無事にこの島を離れるよう任されたの。勝手な行動は許さないわ。」

リシュリューはバッキンガム塔の前にいました。
ロシュフォールのヒントから、地下迷宮に辿り着いたリシュリュー。
そこには棺が置かれていました。
「この棺の中には… まさか……!」
「300年前、貴方を庇い倒れたコンスタンスですよ。」
トレヴィルが姿を現します。
なんでトレヴィルがコンスタンスの遺体なんて保管してんの?

引き潮と同時に島を出るよう、指示された生徒たち。
慌ただしく支度をしています。
こんな時にロシュフォール先生が指示しに来ないなんておかしくない?という声も聞かれます。
そうか、ロシュ先生が死んだことはまだ内緒なのか。
まあ昨日の今日だしな。
ミレディ先生が生徒たちに声をかけます。
「今、理事長が私たちを逃がすため、悪魔と戦ってくださっているわ。」
うん、今度こそその通りだ。
ボナシューがさすが理事長と絶賛してます。
ミレディ先生やロシナンテ先生の引率で、海にやってきた生徒たち。
引き潮が始まりました。
生徒たちが次々に島から出ていきます。
ダルタニアンは考えています。
(皆が私を守って 命の危険に脅かされた… だから私は最後まで見届けるって決めたはず…)
その瞬間、走り出すダルタニアン。
「あっ…、ダメよ!ダルタニアン…!」
止めようとしたミレディ先生、すぐに諦めます。
もしかしたら、最初から期待していたのかもね、ダルタニアンが向かうことを。
「あの子だったら、死にに行ったリシュリュー様を無事に連れ戻してくれるかしら…
 リシュリュー様… 私はちゃんと止めましたわよ…」
「ミ、ミレディ先生。」
パトリックさんがミレディ先生に話しかけてきました。
「苦しかったら自分に言ってくれ。アンタなら軽々と背負ってやれる。」
このセリフの言い方が実にいいんだよなあ。この声優さん好きだ。(笑)
「…平気よ。一人で行けるわ。」
このルートのミレディ先生は、リシュリュー様を想う、オトナの女だからなあ。
他の男にそう簡単に弱みは見せませんよ。
(ガーン…!)
頑張れパトリックさん。(笑)

+++++
バッキンガム塔までやってきたダルタニアン。
リシュリューの姿を何とか見つけ出そうと、探し回ります。

地下では悪魔トレヴィルがリシュリューをいたぶってました。
悪魔になろうとしないリシュリューは、やられるがままです。
そこへダルタニアンが駆けつけます。
「お前… 何故、戻ってきた。」
「戻ってきたのは運命ですよ。理事長。この子はここに来るように運命づけられているのです。」
この悪魔がトレヴィルだと気づいたダルタニアン。
「運命でここに来たんじゃありません!私の意志で来たんです!」
★選択肢
 最後まで見届けたいんです。/理事長のそばにいたいんです。
「私が鍵なら…最後まで見届けます!理事長が勝つのを見届けます!
 理事長が負けたら私はトレヴィル先生に殺されます。
 だから理事長、勝ってください!勝って、私を守って…!」
ダルタニアンうまいこと言うね、相変わらず。
「…そうだな。その通りだ。いい男とは、好きな女を最後まで守れる男だからな。」
リシュリューも奮起しましたよ。
「私はお前が惚れるだけの男だからな!」
自信に満ち溢れてきちゃいましたよ!!(笑)

リシュリュー、悪魔に変身。
トレヴィルに連続的に攻撃を仕掛けますが、トレヴィルはびくともしません。
元々の悪魔は格が違うのだ、と反撃するトレヴィル。
リシュリューは大ダメージを受けたっぽい。
容赦なく攻撃を加えてくるトレヴィル。
リシュリューはタイミングを見計らっているようです。
「陛下より頂いたダイヤモンドが使えるのは恐らく一度限り。
 より奴を引き寄せ、ダイヤの持つ力を解放しなければ…」
何かトレヴィルの気を引くものはないかと見回すと、コンスタンスの棺が目に入ります。
(コンスタンス…すまない… これでお前に二度、命を助けられるな)
リシュリューは、棺に攻撃を仕掛けたらしい。
その棺に触れるな、と取り乱すトレヴィル。棺を庇って、リシュリューの攻撃を食らったっぽい。
「ふっ、お前ならその棺を庇うと思っていた。」
これで終わりだトレヴィル、地獄へ還るのだ!とリシュリューはダイヤを使ったらしい。
2粒のダイヤの力で、トレヴィルはどうやら地獄へと堕ちたようです。
リシュリューと二人、崩れる地下迷宮から地上へ逃げ出すダルタニアン。

バッキンガム塔の前に来た二人。
リシュリュー曰く、トレヴィルを地獄へ送り返した今、塔の封印も解けているはず、と。
ダルタニアンの剣を鍵穴に差すと、扉が開きました。
最上階にやってきた二人。
ダイヤの首飾りが輝いています。
「私はお前の願いを叶えてやりたい。
 さあ、ダルタニアン、お前はこの首飾りに何を願う?」
★選択肢
 二人の未来。/過去を変えたい。
「そうですね。私と理事長の二人の未来でしょうか。」とダルタニアン。
可愛いことを言う、とリシュリューはダルタニアンを引き寄せます。
スチルあり。ここでようやく初のキススチルであります。
リシュリュールート、スキンシップは早かったのに、ここまでに意外と長かったよね。(笑)
「…目を閉じるな。私を見ろ。」
「近すぎます…」
あははー、そーですね。
では願おう、お前と私の未来を、とリシュリュー。
ダイヤが煌めき、画面が白くなりました。

+++++
ダルタニアンを呼ぶ声がします。
それはダル父カステルモールさんの声でした。
がばっと起きるダルタニアン。
お父さんが生きてて嬉しい、と喜ぶダルタニアンに、寝言を言ってないで早く支度しなさいと父。
どうやら、今日からダルタニアン、シュバリエ学園に編入することになってるらしいです。
訳が分からないけど、とりあえず出かけましょう。

馬車に揺られて学園にやってきたダルタニアン。
何もかも見覚えがあります。
お、御者の人、ロシナンテ先生の声の人だね。
御者さんからは、アトスではなく、理事長宛の手紙を託されます。

廊下で声をかけられます。
「ねえ、きみ。何かを落としたよ。」
振り返るとアラミス。
「僕の目の前に手紙を落とすなんて 古風な誘い方だね。」
ああ懐かしいこのセリフ!
ダルタニアン、またお会いできて嬉しいです、と言い、アラミスの反応を尻目にさっさとその場を去ります。
(…アラミスさんが生きてる…)
アンヌとルイも健在です。
「ぼくはいつだって、あなただけだよ。」
「うふふ。知ってるわ」
こっちの二人は仲良くやってるみたいです。

生徒会室。
銃士隊3人がそろってます。
今日は朝礼があるらしい。
トレヴィル先生が、ダルタニアンがいたら連れてくるようにとプランシェとボナシューに頼んでます。
廊下で、ミレディ先生とコンスにすれ違うダルタニアン。
コンスはここでもダルタニアンに一目ぼれした模様。
絵に描いたような幸せな風景。

理事長室に辿り着いたダルタニアン。
ロシュフォール先生に威圧されます。
「なんだ、貴様は?ここがどこだかわかっているのか。」
「良いのだ。ロシュフォール。」
ロシュフォールを先にホールに行かせ、理事長が姿を現します。
黒髪の理事長です。
「ダルタニアン… 待っていた。」
どうやら、リシュリューだけが時を超えたらしく、ユリの刻印は刻まれたままらしい。
自分が犯した罪は消えることはないだろう、とリシュリュー。
え、でもダルタニアンにも記憶が残ってるけど…ダルタニアンも時を超えた訳じゃないの?

あの時リシュリューは首飾りに、ダルタニアンの幸せを願ったらしい。
お前は今幸せか、と問われ、幸せです、幸せすぎて信じられないくらいだとダルタニアン。
「だが、良いかダルタニアン。
 私といる限りお前にはこの先、不幸というものが訪れない。 それでも私で良いか?」
「…ふふっ。すごい自信。」
「当たり前だ。私を誰だと思っている。」
「そうでしたね。理事長は自信過剰で、ロマンティストで、嘘ばっかり…」
でも理事長がいいです、とダルタニアン。

未来を変えるはずなのに、過去が変わっちゃいましたね。
まあ、いいですけど。
みんな生きてて、幸せそうな様子を見られて、なんかほろりとしちゃいました。

そしてエンディングへ。

エンディング後の後日談。
5年後だそうです。
明日二人でこの島を出るらしいですよ。
ん?
ダルタニアンは卒業してからもずっといたってことですね。
二人は結婚しているらしい。なるほど。
ダルタニアンに至っては学生結婚だそうで。
しかも妊娠してるらしい。
これまたちとぶっ飛んだ後日談ですな…。

+++++
バッドエンド。
好感度が老リシュリューのまま最後の選択肢へ。
首飾りに祈りを込めると、画面が白くなりますが、場面はバッキンガム塔の最上階のまま。
どうやら、ダルタニアンだけが残され、リシュリューは消えてしまったらしい。
リシュリューのこれまでの独白がいくつかリピートされます。
ダルタニアンが嘆きます。
「私一人だけ残されても…どうやって生きていけばいいんですか?
 私には理事長が必要なんです。戻ってきてください。」
でも理事長はそれに答えを返してくれることはありませんでした。
ハッピーエンドで全員何事もなかったように生きてるラストに比べると、こっちは誰も残らない上に、リシュリューまで消えちゃうんですね。
これは悲しいかも。


+++++
さて、リシュリューについての雑感を少々。
何かね、書こうと思ってもちょっと書けなかったんですよ。難しい人です、リシュリュー。
作中でも言ってますが、自信家でロマンティストで嘘つきで。
ちょっと俺様でちょっと意地悪でちょっとおちゃめで。
威厳とカリスマと。何でも兼ね備えてる人ですね。
恋愛慣れしてそうなのに、過去にはコンスタンスとのピュアな思い出しかないという矛盾。(笑)
で、途中でビジュアルが変わりますからねー。
たぶん、若くなるのが遅すぎたんだと思う、ゲーム中で。(笑)
若くなってからは、ストーリーが急展開で恋愛どころじゃなかったでしょ。
もっと恋愛したかったかも、若い理事長と。
教室のシーンとかエトワールのシーンはドキドキしたわあ。
あの妙な迫力。キュンというよりは、ドキドキ。

そういや、一度もリシュリューが頬を染める姿を見ていない!
要は、照れもなくロマンチックなことをやってのけるわけですよね。
全く弱みが見当たらない。
あえて言うならチョコレートケーキのくだりくらいか。
でもあれも、実は甘いものは苦手だと白状するのは簡単だと思うけど、ダルタニアンとミレディのために、最後まで嘘を貫き通したわけですよね。
何かオトコマエですね、リシュリュー。
まあ、アトス、ロシュに並んで命令口調は高ポイントでした。
ストーリー的には一番充実していたのではないかなあ。
登場するキャラがみんな何というか精悍なんですよね。他のルート以上に。
周りを皆カッコよくさせてしまう人物、それがリシュリューなのでしょうね。


次は諸悪の根源(笑)トレヴィルさん行きますよー。

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