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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

「マスケティア」プレイメモ21

<隠しルート2章まで>

さあ、ラストに向けて突っ走りますよ!
念のため表では「隠しルート」という表現をしてますが、そんなわけでトリはコンスタンティン君ですよ!



コンスのバナーは無いので、苦し紛れにこんな感じで。

ちなみに、トレヴィルルートをクリア後、念のためもう1回共通ルートをやってみたんですが、追加エピソードは特になかったようなので、リシュリュールートクリア後とトレヴィルルートクリア後の追加エピソードは共通なんだと思われます。


<コンスタンティンストーリー>

◆序章
コンスタンティンルートのしょっぱなは、トレヴィルルートのバッドエンドあたりから始まります。
トレヴィルの剣に倒れるダルタニアン。
「待ってください!待って…!」
コンスタンティンが現れます。
「ダルタニアン先輩…! そんな… あなただったんですね。
 何でもっと早く気がつかなかったんだ。」
トレヴィルが尋ねます。
「…どうして君がここに…?」
「ぼくは…島から出られなかったんです。」
ずっと身を潜めていて、トレヴィルの秘密を知ったらしいコンス。
「あなたがすべての原因なんですね。
 ぼくに百合の刻印をつけたのは あなたの仕業なんですね…!」
トレヴィル、ダルタニアンを調べ、刻印が無いことを確認したようです。
「君が… 君が…コンスタンスだったのか…」
あれ、なぜここでダルタニアンがコンスタンスだって分かったんだろう?
トレヴィルルートのバッドエンドでは、ダルタニアンがコンスタンスと同じセリフを言ったからトレヴィルも気が付いたんだけど、こっちはそんな描写ないしなー。
ま、いいか。
「こんな…こんな結末ってないよ…
 ぼくがもっとしっかりしていたら… ぼくがもっと、勇気を持っていたら…!」
「では…私はコンスタンスの命を奪ったのか… 自らの手でコンスタンスを…」
二人で嘆いててちょっと笑える。
これで本当に終わりなのか、と嘆いているトレヴィルに、そんなことはないはず、と、コンスタンティン、ダルタニアンの血に染まった剣を拾います。
「初めからやり直すんです。あなたもこんな結末、望んでいませんでしたよね?」

塔の最上階までやってきたコンスタンティン。
ダイヤの首飾りを手に取ります。
(この首飾りの力でダルタニアン先輩を生き返らせる…
 生き返らせるだけじゃない… もっと根本からやりなおすんだ…
 さあ…願うんだ… ぼくにしか出来ないこと…)
コンスタンティンが首飾りに願いを込めると、あたりが真っ白になります。

これまでのシーンが呼び起こされます。
瀕死のコンスタンスに、トレヴィルが、銃士隊見習いのダルタニアンにやられたのか、と聞くシーン。
リシュリューが、300年前の無念を晴らしたい、と復讐に燃えているシーン。
アンヌがダルタニアンに、今ならアナタ一人の犠牲で済む、死んでくださる?と言ってるシーン。
バッキンガム塔の鍵はダルタニアンだ、と理事長室でリシュリューが話しているシーン。
ロシュフォールがダルタニアンの持っていたサファイアの指輪を奪い、なぜこれを貴様が持っている、と問い詰めるシーン。
トレヴィルが、ダルタニアンを塔の鍵にした経緯を話すシーン。
カステルモールが悪魔にやられるシーン、ダルタニアンが、死んだ父親を抱いて泣くシーン。
どうやらコンスタンティンが過去へ遡るときに、首飾りの力によってこれらのシーンを見せられたということっぽいですね。


◆1章
気付くと海岸にいたコンス。
今までの海岸と様子が違います。青い空に入道雲。
「うわ、暖かい… 12月じゃあり得ない…」
大陸に続く道が見えているらしい。
(ってことは、引き潮の時期か… 夏休みまで戻ってきたってこと?
 それとももっと前? ぼく今、何歳…!?)
自分の刻印を確認するコンスタンティン。
(…あ… 百合の刻印がある…まだ薄いけど…)
てことは、そこまで若返ってはいないということか。
コンスタンティン君、とりあえず今がいつなのか、他の人たちはどうしているのかを確認しに、学園へ向かうことにしたようです。

生徒会室ではアトスとアラミスが仕事してます。
「夏休み中も、こんなに仕事があるとはね。」
アラミスが愚痴ってます。
そこへコンスがやってきます。
(いた… 悪魔仲間…)
アトスもアラミスも、コンスのことをちゃんと知ってるらしい。そして、夏休み開始と同時に離島したのではなかったか?なんて言ってます。
今日って何月何日でしたっけ?と聞くコンス。
アトスによると、8月28日だそうです。
続けざまに、トレヴィル先生を見かけなかったかと聞くコンス。
トレヴィル先生なら、先ほど馬車で出て行ったぞ、とアトス。
しかも、ロシュフォール先生のすぐ後らしい。
「ま、まずい…! 馬一頭、借ります! お邪魔しました!」
バタバタと出て行くコンス。
アトスとアラミス、何だあれは?放っとこう、と仕事に戻ります。
今日は結構順調に進んだから明日の分までしておくか、などと言い出したアトスに、どうして…と言うアラミスの反応がウケる。

(トレヴィル先生がダルタニアン先輩の家に向かったのは今日か…)
せっかく首飾りの力を使って戻ったんだから、急がないと、と馬を駆るコンス。
さっきのアトスとアラミスの様子で、現在のことをだいたい理解した様子のコンス。
(ぼく以外の人が知らない未来を ぼくは知ってる…)
(だったら全部、阻止してやる
 未来を変えて ダルタニアン先輩の運命を変えてやるんだ…!)
さーて、コンスのお手並み拝見と行きましょうか。(上から目線)

まずはダルタニアンのお父さんの命を守らないと、とコンス。
ダルタニアンから以前聞いていた話と、時間を遡るときに見た景色を頼りに、ダルタニアンの家を突き止めます。
カステルモールさんは慌ただしく荷造りを始めようとしていたところでした。
つい先ほどロシュフォールが来ていたらしい。
再びノックの音がして、やってきたのはトレヴィル。
このあたりは本編と同じ展開です。
トレヴィルの召喚した使い魔に襲われ、悲鳴を上げるカステルモールさん。
悲鳴を聞き、外にいたコンスが家の中に助けに入ります。
カステルモールさんを庇い、怪我をするコンス。
「もういい。私を庇うな…!無関係な者を巻き込むわけにはいかない!」
「ぼくは…無関係な者じゃない…!」
気を落ち着かせ、再び悪魔に向かうコンス。
そこへダルタニアンが帰ってきます。
使い魔にびっくりしているダルタニアン。
コンスはダルタニアン親子を庇いながら、使い魔を追い払います。
「お父さん…、怪我はない?大丈夫?」
「ああ、かすり傷だ。」
そんな二人の様子を見ているコンスタンティン君。
(わぁ…制服姿じゃない先輩も素敵だ…
 先輩の声、先輩の姿、先輩の顔…
 前に会ってからそんなに経っていないのに 懐かしくて涙が出そうですよ…)
一人で感極まってます。(笑)
「あ、あの…あなたは?」とダルタニアン。
コンス、慌てて名乗ります。
「コンスタンティンさん、お父さんを助けてくれて、ありがとうございます…!」
ダルタニアンに続いてカステルモールさんにもお礼を言われ、すっかり命の恩人なコンス。
(先輩やお義父さんにまで感謝されるなんて、時間を遡って良かった…)
…「お義父さん」はまだ気が早いんじゃないかな?(笑)
あんな化け物初めて見たと不安そうなダルタニアンに、大丈夫ですよ、と声をかけるコンス。
(うっ… なんてキラキラした目で見るんだろう… 綺麗だなぁ…
 ここで、可愛い先輩と 強面だけど優しそうなお義父さんと一緒に暮らせたらどんなに素敵だろう…)
ここから果てしなく妄想を膨らませていくコンス。
孫はまだか、とかどんだけだ。(笑)
ダルタニアンに、お父さんを殺されていたら、どうしたらいいのかわからなかったと思う、と言われ、コンスはこう思います。
(それでも先輩は、前を見てしっかり、歩いていましたよ…
 そんな先輩を見ていて…ぼくは日ごとに、あなたのことを好きになっていったんです…)

コンスは学園に帰るようです。
見送りに出たカステルモールさんとダルタニアン、これから引っ越すらしい。
ダルタニアンが、落ち着いたら連絡してくれるって言ってます。
お二人ともお元気で、と去るコンス。
二人が家の中に戻ろうとすると、足元に指輪が転がっているのにダルタニアンが気づきます。
「蒼い石の指輪…こんなもの、見たことがない…
 コンスタンティンさんのかな…」

帰り道、コンスタンティンをトレヴィルが待ち伏せてました。
「コンスタンティン。私がここで待っていた理由は分かっているね?」
「…はい。」
「どうして君があの場にいたのか、教えてもらおうか。」
トレヴィルが悪魔を放つことを知っていたから、と答えるコンス。
そのことは誰からも聞いていないし、理由を話すつもりもない、と続けます。
それを聞いて、コンスを殺そうとするトレヴィル。
「…待ってください。ぼくはあなたを敵に回したくてここに来たわけじゃありません。」
「…どういうこと?」
「大切な話があるんです。あなたの復讐を、根幹から揺るがすような。」
コンスは、ダルタニアン先輩は300年前の『ダルタニアン』ではない、と話します。
「君の言うことが真実だとしたら、
 私が復讐すべき『ダルタニアン』は いったいどこに転生している?」
早くもピンチなコンス。
それは自分だなんて言ったら、間違いなく殺されますよね。
「…それは、答えられません。」
「ということは、知っているってことなんだね。」
君は何をどこまで知っているんだい?と聞くトレヴィルに、あなたがこの先やろうとしていること全て、と答えるコンス。
しかしトレヴィルはダルタニアンを殺すという意思は変えないらしい。
うーん。確かにコンスの説明、ちょっと説得力が無かったもんねー。
「これからの私の行動を全て知っていると言うのなら… 君の力で私を止めてみせなさい。」
コンスは答えます。
「受けて立ちます。これはぼくの戦いでもありますから。」
個人的に、まずはここでダルタニアンの前世はコンスタンスだよ、ってトレヴィルに教えとけば、少なくともダルタニアンの命は無事だったんじゃないかと思えて仕方がないのだが…。(笑)

学園へ帰っていくコンス。
カステルモールさんが死ななかったことで、ダルタニアンがシュバリエ学園に来る理由はこれでなくなったと考えてます。
ということは、バッキンガム塔の前で死ぬという最悪の結末は回避できたということだとコンス。
(同じ学校で生活できないのは少し寂しいけど…
 ダルタニアン先輩が生きているなら、これからいくらでも仲良くなれる可能性がある)
とっても前向きなコンス。
遠距離恋愛もいいな、お義父さんにもいい印象を与えられたし…なんて例のごとく妄想を広げてます。


◆2章
9月。
コンス曰く、トレヴィルに動きは無いらしい。
トレヴィルも心配だけど、理事長とアンヌも放っておけない、とコンス。
(塔の鍵が先輩だって分かった時点で、皆が先輩の命を狙うことになるんだ…)
いろいろ考えたコンス、まずは理事長にトレヴィル先生の正体と目的を話すことにします。
そしたら理事長が何とかしてくれるはず、と。
(早くすべてを解決させて、ダルタニアン先輩とデートだ…!)
(デートの方が難しいかな…?)
コンス…悟ってるな…。(涙)

馬車がやってきました。
乗っていたのは何とダルタニアン。
御者から、アトス宛の手紙を預かっています。
…ダルタニアン、やっぱり来ちゃいましたね。
ま、そうじゃないと話が進みませんしね。(笑)

★マップセレクト
 中庭(キャラなし)/校舎廊下(コンスタンティン)
中庭ではラフ画(コンスタンティン)とコンスタンティンのボイスが手に入ります。
校舎廊下では、ミレディ先生がコンスに話しかけてきます。
体よく雑用を押し付けられると思って逃げようとするコンスですが、ミレディ先生の口から出た言葉に反応します。
「まあ、いいわ。2年の編入生情報だし、1年のあなたには関係ないものね。」
でもその編入生の名前など、詳しいことは知らない様子のミレディ先生。
嫌な予感のしたコンス、ダルタニアンと初めて会った場所、図書室へ向かいます。
(…いない……)
ダルタニアンの姿がないことにホッとしたのも束の間。
「あの… コンスタンティンさん…?」
(いたー…!)
(可愛い… 相変わらず可愛いし、その制服めちゃくちゃ似合ってます…)
コンスの反応も相変わらずだ。(笑)
ダルタニアンは、落し物じゃありませんか?とコンスに蒼い石のついた指輪を差し出します。
ぼくのじゃないと答えつつ、どこかで見たことがあるような気がするコンス。
「それより。どうしてこの学園に編入してきたんですか?」
ダルタニアンは、あの日お父さんを救ってくれたコンスを見て、自分も強くなりたいと思ったと言います。
おお、コンス、追いかけられちゃったよ、ダルタニアンに!これは大出世!
相当いい印象を与えられたんだねえ。それだけでも過去に戻って良かったのかもしれないねえ。
お父さんに猛反対され、置手紙を残して家を飛び出してきた、とダルタニアン。
「だってせっかくこの学園への招待状が届いたんだから…」
トレヴィルがそんな小細工を使ってたのか、と愕然とするコンス。
しかし気を取り直してこんな質問をします。
「それにしても、こんなに早くまた会えるなんて驚きました。
 先輩は運命って、信じますか…?」

★選択肢。
 …信じます。/信じていません。

→…信じます。
「ですよねー!」と嬉しそうなコンス。
「運命を変えたはずなのに またここで先輩とぼくは出逢ってしまった。
 これこそ運命です!」
きょとんとするダルタニアン。
変なこと口走ってごめんなさい、先輩と再会して少しテンションが上がったみたい、と言い訳するコンス。
(決められた運命なんてものがあったら 先輩の未来が危険すぎる…
 この再会に喜んでちゃいけない。ぼくは運命を変えなくてはいけないんだから…)
気を引き締め直すコンス。
「コンスタンティンさんって面白い人ですね。さっきからにやけたり真剣な表情になったりして。」
ダルタニアンにはなぜか好印象。(笑)

→信じていません。
運命って、自分で切り拓くものかなあって思う、とダルタニアン。
こっちの選択肢の方がダルタニアンらしい、と個人的には思うんですが、好感度が上がるのはこっちじゃないんだよなあ。
(確かに過去もダルタニアン先輩は、過酷な運命と戦ってたっけ…)
コンスもそんなことを思います。

お父さんの命の恩人だからと敬語を使うダルタニアンに、コンス、自分は1年生だから敬語を使う必要はないし、名前も気軽にコンスと呼んでと言います。
「わかったよ、コンス。頑張って普通に話すようにするね。」
そんなダルタニアンの反応、素直でかわいいなー。
早速ひとつ聞いてもいい?と言うダルタニアンにピンと来たコンス。
「あ…! わかってますよ。『アトスさんはどこ』ですよね?」
どうしてわかったの?と聞くダルタニアンに、ぼく、勘がいいんです、とコンス。
「時々、勘がいい時があるから、ぼくの真剣な忠告は聞いてください。
 先輩の危険を素早く察知しますよ。」
ふふっ、よろしくね、と言って、ダルタニアンはアトスのもとへと去っていきました。
その後ろ姿を見ながら、コンス、ぼくは絶対先輩を死なせはしない、あんな運命をなぞらせはしない、と決意を新たにしています。

+++++
夜。
海岸にトレヴィルがいます。
(最後の関係者、『ダルタニアン』が島に入ったか…
 もうここからは出さない… 好機の日まではこの島に封印する…
 そして百合の印を刻み この地に集めた悪魔たちよ… 今、発動するがいい…)

コンス、理事長室を訪ねたけど、誰もいなかったらしい。
森の中を歩いていたコンス、突然呻きだします。
「うっ… …っ、来る…」
(今日は百合の刻印が目覚める日…)
誰かに見られたらとんでもないことになると思いつつ、これ以上歩けないとその場に倒れるコンス。
どうやら近くに銃士隊もいたらしい。
みんな苦しんでます。
例の銃士隊が苦しんでるスチル、横にコンスがこっそりいたんだ。
ちょっとウケる。(笑)
(銃士隊の声が聞こえる… うっ… ぼくたちは…これで…悪魔になる……)

どうにか人間の姿に戻れたらしいコンス。
サロンに戻ると、ダルタニアンがやってきます。
「あれ?コンス、どうしたの? 葉っぱがあっちこっちついてるよ。」
森で剣の練習をしていたら、足を滑らせて転んだだけだとコンス。
こんな夜遅くまで練習してたの?と驚くダルタニアン。
「あ…、そこまでしないと化け物を倒せるような強さは身につかないってことだね…」
感心するダルタニアンに、コンスが言います。
「…先輩。化け物とかあんまり言わない方がいいですよ。この学園では特に。」
この学園には悪魔が出るっていう噂があるから、騒ぎになりやすい、とコンス。
「ぼくたちが見た正体不明のアレは、二人だけの秘密ってことで。」
わかった、とダルタニアン。
「二人だけの秘密はこれからどんどん増やしていきましょうね。」
「…今、話題が変わったよね?」
珍しく鋭いダルタニアン。
てか、今までのルートでのコンスへの態度は、やっぱりわざと鈍感な振りをしてたのかなあ。(笑)
ちょっと外へ出よう、とダルタニアン。
「えっ、夜のデートですか?」
「ううん。」
「え?あっさり否定?」
「葉っぱがいっぱいついてるから掃ってあげるよ。来て。」
「はーい。」
ちょっとかわいいやり取りだな。

+++++
翌日。
朝礼に向かおうとしていたダルタニアン、ロシュフォール先生にぶつかります。
その拍子に指輪が転がってしまいました。
ハッとするロシュ先生。
失礼しました、と去ろうとするダルタニアンをロシュが呼び止めます。
「その指輪を見せろ。」
貴様の持ち物ではないだろう?と言うロシュに、はい、拾ったんです、と素直に答えるダルタニアン。
「そのサファイアの指輪は私のものだ。」
返してもらおう、と奪い取るロシュ。相変わらずすごい教師だよなあ…。(笑)
「じゃあ、あの… 数日前に私の家にいらっしゃいました?」
無言のロシュ。
「その指輪、私の家に落ちてたんです。」
「…貴様、名を何と言う。」
「ダルタニアンです。トレヴィル先生のクラスに編入してきました。」
「…! 貴様…カステルモールの娘か?」
ああ、ロシュにダルタニアンのことがバレちゃったねー。
カステルモールさんの命が助かったこと以外は、ほぼ今まで通りに進んじゃってる気がする。

月例朝礼。
コンス、やっぱり理事長室で門前払いを食らったようです。
ダルタニアンが近づいてきます。
コンスを探してたんだよ、と。
「シュバリエ学園って生徒が多いんだね。
 今まで人間関係が狭かったから、どうやって接していいかわからなくて。」
「それで、ぼくを探してたんですね。」
「うん。」
(可愛いーっ!)
コンス、めちゃめちゃ頼られちゃってますね。
ダルタニアンに、あの人たち、銃士隊って呼ばれてるけど、銃士隊って何?と聞かれ、答えるコンス。
「真ん中にいるのはアトス先輩。昨日、図書室で会ってますよね?」
「うん。」
「その横がアラミス先輩とポルトス先輩。…説明は以上です。」
「簡単な説明だね。」
「こんなもんで十分です。」
今までの共通ルートでのトレヴィル先生の説明と比べると、めちゃ手抜き。(笑)
来年は自分もメンバーに入る予定だとコンス。
銃士隊の権限は最強で、望むなら理事長とだって直接話ができるんですから、とダルタニアンに説明しながら、閃くコンス。
「…って、その手があったか!」
コンス、銃士隊と決闘することにしたっぽい。
ダルタニアン、さっき「背が高くて髪の長い人」に指輪を持って行かれたことをコンスに話します。
「ロシュフォール先生って言うんだ。良かった。高価な指輪を返せて。」
無邪気なダルタニアン。
一方コンスは大慌てです。
(あの指輪…そうだ、確かにロシュフォール先生の物だ…!)
(うわ…、どうして指輪を渡されたとき、回収しておかなかったんだろう!)
「あ、ほら。ロシュフォール先生がこっちを見てるよ。
 静かにしないと叱られそうだね。」
「そ、そうですね…」
(違う意味で先輩を見てると思います…)悩めるコンスタンティン君でした。

+++++
生徒会室にやってきたコンス。
(良かった、まだ誰も来てない さあ、始めよう)
何を思ったか、部屋の中を荒らしまくるコンス。
銃士隊の3人がやってきます。
「やあやあ、銃士隊諸君。」
レプリカの剣を振り回し、アラミスの机に土足で上がり、ポルトスのドーナツを食い散らかし、本や書類を散乱させているらしいコンス。
そして、さらに3人に向かって悪口雑言を浴びせるコンス。
これはひどい。
いくら煽るためとはいえ、そこまで言わなくても。
「ぼくと決闘してください。」
生徒の中で最も強い剣士って言われるけどぼく、先輩たちと勝負したことないですよ、とコンス。
公平に決めてもらわないと差別だとまで言ってますよ。まだ煽るか。
3人への決闘の申し出、受けて立とう、とアトス。
コンスが出て行くと、アラミスとポルトスが言います。
「コンスのヤツ、オレのことバカ呼ばわりしてたな。」
「それは間違ってないと思うよ。」
「何だと?」
「でもアトスの頑固じじいが一番当たってたかもね。」
「だな。」
二人とも意外と言いたい放題。(笑)
部屋を出たコンス、勢いにまかせてすごいこと言っちゃったな、なんてちょっと後悔気味。
(先輩たち、ごめんなさい…!)
うん、わざわざ生意気な態度取る必要は無かったんじゃないかな…。
てか、この決闘自体、必要ない気もするんだけど…。(笑)

+++++
理事長室。
ロシュがリシュリューに、ダルタニアンのこと、バッキンガム塔の鍵のことを報告してます。
鍵は剣だけど、それだけではなく、何らかの仕掛けが施されている、と。

中庭でダルタニアンを呼び止めるロシュ。
ロシュがカステルモールさんから預かったという剣をダルタニアンに返します。
「じゃあ、やっぱり私の家にいらっしゃったことがあるんですね?
 あ、そういえば父がそんなことを言ってたような…」
「… 貴様はこの剣を取りに来たのではないのか?
 この剣の細工を知っているのではないのか?どうすればこれで…」
ロシュが核心に触れそうになったところで、コンスがそれを遮ろうと声をかけてきます。
銃士隊と決闘をする、とロシュに話しかけるコンス。
これは十分ロシュの気を逸らすことができる話題だったっぽい。
その隙にダルタニアンに耳打ちするコンス。
「先輩、この先生、女子生徒に手を出すので有名なので 早く帰った方がいいですよ。」
コンス、ダルタニアンを助けるためとはいえ、ひでえ。(笑)
それを聞いたダルタニアン、挨拶してさっさと帰ります。
「おい、まだ話は終わっていな…」
「ロシュフォール先生、聞いてください。」
あくまでも話をこっちへ持ってこようと奮闘するコンス。
「ぼくはどうしても、直接理事長にお話したいことがあるんです。
 でも、銃士隊を通さないと理事長は話を聞いてくれないっていうことですから。」
銃士隊と決闘して、理事長と会わせてもらえるよう頼むつもりだ、とコンス。
「…フン。その様な重要な話であれば わざわざ決闘をせずとも、
 銃士隊に要件の口利きを頼めば良いだろう。」
そうだよね!私もそう思うよ!
でも、そんなにスムーズにことが運ぶとは思えなくて、とコンス。そうかなあ…。
まあ良かろう、と、ロシュ先生、決闘の許可をくれました。

+++++
クラス委員のプランシェの雑用を手伝ってあげているらしいダルタニアン。
私にできることなら手伝うから何でも言って、と言うダルタニアンに、プランシェがつぶやきます。
「みんな、雑用なんて面倒ってやんわり断るのに…」
どうやらダルタニアンにいい印象を持ったようです。
表情は硬いけど。
まあプランシェ、基本ツンデレだからね。(笑)

ホールではコンスがアンヌを捜してます。
置物の後ろに隠し扉があったりとかしないかな?床のどこかがはめ込み式になってたりとか…
「あれ、コンス。あんた、こんなとこで這いつくばって何やってるの?」
「もしかして、具合でも悪くしたの?」
プランシェとダルタニアンがやってきました。
落し物をした、と答えるコンス。
手伝おうとするダルタニアンですが、一人で探せるから、とコンスは二人を帰します。
(先輩をアンヌに会わせるわけにはいかない
 できるなら先輩には 何も知らずに冬休みを迎えてほしい…)
その様子をトレヴィルが見ていました。
まさかアンヌの存在は知らないはずだけど、嗅ぎまわれるのは面白くない、と思っています。
一方隠し部屋の中のアンヌとルイ。
コンスが「アンヌー、アンヌはいませんかー?」と呼んでるのが聞こえてきます。
何なのかしら、あの子、とアンヌ。(笑)
ルイは、あの子はダルタニアンと仲が良くて、銃士隊に決闘を申し込むって息巻いてた、とコンス情報を。
ルイ、結構外の様子をこっそり見ているらしい。趣味かな。(笑)
上手くいったら使えそうね、とアンヌ。

+++++
数日経っても、アンヌの場所を突き止めることができなかったコンス。
森の中に隠れ家があるかもしれない、と森にやってきました。
そこではダルタニアンが一人で剣の練習をしていました。
声をかけるコンス。
まだまだ下手だから、人通りが多いところで練習するのは気が引けて、と話すダルタニアン。
1人では危険だから、とコンス、ダルタニアンの練習に付き合うことにします。
その様子をやっぱり見ていたトレヴィル。
「コンスタンティン。少し、君の手並みを拝見させてもらうとしようか…」
悪魔を召喚します。

コンスと剣を合わせているうちに、弾かれてしまうダルタニアン。
剣を拾いに行きます。
(…年上なのに、どうしてあんなに可愛いのかな…)
またまた妄想を繰り広げるコンス。
そんなコンスもかわいいぞ!!
気付くと、コンスは悪魔に囲まれてました。
「えっ…!?嘘… 時間を遡る前に、先輩とここで悪魔を見たのは今日じゃなかったはず…」
しかも3体も。
これを相手にするのは無理だと察したコンス、ダルタニアンを呼び、逃げましょう、と言います。
「手を…! 全速力で走りますよ!」

追い付かれそうになる二人。
(…そうだ。ぼくも悪魔なんだった…!)
自分が戦うから、と言って、ダルタニアンを逃がそうとするコンス。
「ええっ!?私も戦うよ!」
「先輩がいると安心して戦えないんです!
 さあ、行って!言うことを聞いてください!」
「わ、わかった。誰か呼んでくる!」
ダルタニアン、先に行ってくれました。
1人になるのうまいなあ、コンス。
「お前たち、どこを見てる? ぼくはこっちだ。捕まえてみろ…!」
ちょっとカッコいい。
奥の方まで悪魔たちを誘き寄せたコンス。
「フン。残念だね。実はぼくも悪魔なんだよ。 変身したら一発で倒してあげるね。」
ここで変身したらしいコンス。
でも悪魔の姿は見せてもらえませんでした…。
まあ…設定されてなかったんだろうね。(涙)

バッキンガム塔に辿り着いたダルタニアン。
ちょうどそこにいたトレヴィル先生に、コンスが危ないんです、と助けを求めます。
トレヴィル先生がニヤリとした瞬間、
「ダルタニアン先輩。ぼくなら大丈夫ですよ。」
コンスが現れます。
あれはよく見たら獣だった、とコンス。
送るよと言うトレヴィルを断り、コンスはダルタニアンを送って帰ります。

ダルタニアンの部屋にやってきたコンス。
「わぁ、先輩の部屋ってこんな感じなんだ…いい香りだな…」
わ、コンス、初めて入ったんだ、ダルタニアンの部屋!!
こんなに経ってからなんて…うう…なんて不遇だったんだ…。(笑)
…ん?でもどっかのルートで1度入ってるのを見た気がするな…。(探してみた)あ、リシュリュールートの7章だ。
まあ、でもこのコンスはここまで入ったことが無かったんでしょうね。
それはさておき、ダルタニアン、コンスの怪我の手当てをするために自分の部屋に連れてきたようです。
手当てをしながらダルタニアン、不意にコンスにありがとう、と言います。
「お父さんを守ってくれて、私まで助けてもらって…
 感謝してる…本当にありがとう。」
獣で良かった、コンスが無事で良かった、とダルタニアン。
「もしコンスに何かあったら私…」
おおお!?何かいい雰囲気ですよ!
「… …泣かないでください。ぼくが勝手に先輩のこと、守りたいだけですから。」
えええっ、ダルタニアン泣いてたんだ!!
意外過ぎる!!
こんなに心配されちゃったら、コンスもふらっと来ちゃうよね。
この後のコンスの独白もまた健気なんだよね…。
つい応援したくなっちゃうわ。

+++++
コンスに誘われたダルタニアン、中庭で二人でランチです。
トレヴィル先生にいじめられてないですか?なんて話してると、ミレディ先生がやってきます。
「あら、楽しそうね。」
「…ねぇ、コンス。ちょっと聞きたいんだけど…」
「な、なんですか?急に近寄って。 嬉しいですけど…」
(って、このシチュエーション、前にもあったな…)
ピンとくるコンス。
「ダルタニアン先輩。ミレディ先生はオカマじゃないですよ。骨は太いけど、れっきとした女性の方です。」
よく私の言いたいことがわかったね、とビックリするダルタニアン。(笑)
「こっほん!いくら私の骨が太いからといって、目と目で通じ合わないでいただける?」
ミレディ先生、いいなあ。(笑)

放課後、教室の外にコンスがいます。
「どうしたの?誰か待ってるの?」
「先輩を待ってました。」
「私を?じゃあ、教室に来れば良かったのに。」
え、と驚くコンス。
「ぼく、先輩のところに行ってもいいんですか?
 1年が2年の教室に行ったら 先輩、困りませんか?」

★選択肢
 困らないよ。/そんな事、気にしてたの?
いつでも好きな時に来て、とダルタニアン。
それにはコンス、大喜び。
「ホントですかー?そんなことしたらぼく、彼氏みたいじゃないですか?」
「… そうなの?」
「…あれ。そこはノリで『そうだね』って笑ってくれないと。」
そっか、とダルタニアン。(笑)素直だな。
どうして待ってたの?と聞くダルタニアンに、用事がなかったらぼくにつきあってもらえますか?とコンス。

コンスはダルタニアンを海岸に連れてきました。
海に来たかったの?と言うダルタニアンに、先輩とデートしたかったんですよ、とコンス。
ストレートだなあ。
コンス曰く、今日のお昼、ダルタニアンが少し寂しそうだった、と。
「そっか。だから海岸に連れ出してくれたんだ。」
「…いや、だから先輩とデートしたかっただけですって。」
「…気をつかわせてごめんね。」
いやー、なんだか今回のコンスは報われてるね!(笑)
家出みたいに出てきたことがちょっと気になっていた、とダルタニアン。
「…先輩。先輩は冬休み、実家に帰省しますよね?」
「うん。」
「ぼく、遊びに行っちゃダメですか?」
「え? ダメなわけないじゃない。お父さんも喜ぶよ。」
でも、家出同然だったから最初は雰囲気が悪いかもしれないけど、とダルタニアン。
「その説明をしに行きますよ。」
「え…?」
「先輩がどんなに頑張ってたか、ぼくが全部説明してあげます。」
「あ、でも、そんなに頑張ってないし…」
「今はね。」
「…?」
スチル入ります。
コンスがダルタニアンの横顔をガン見してるスチルです。(笑)
でもちょっとキュンとくるわあ。
(…先輩の努力、ぼくが全部、説明してあげます)
コンスが言います。
「家族と会えなくてもぼくがいますよ。 ぼくがそばにいます。
 だから一人だって思わないでください。 ね?」
コンスがいてくれて良かった、ありがとう、と素直に言うダルタニアン。
(先輩… 先輩の『ありがとう』は反則ですよ
 反則技を使われたらぼく、もっと好きになってしまうじゃないですか…)
うーん…かわいいやつだな。


さくっと行きましょうね~。
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