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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

今更ミュジ三

2度目は18日のマチネを見てきました、帝国劇場ミュージカル三銃士、略してミュジ三。
今更ですが感想など。しかも前回とそれほど違いの無い文章かもです…。
2階席の一番後ろから眺めて来ました。
舞台全体が見渡せて、後ろの人に気兼ねする必要もなく、オペラグラスでアップの表情もくっきり見えて3度おいしかったです。
一番後ろ、結構オススメ。
ってもう、千秋楽も終わってますね。(汗)

それと、21日にBSでやってた帝国劇場100周年番組も、バッチリ録画しました!
三銃士の舞台内容と、練習風景と、井上さんの楽屋ののれんとか、インタビューとか、歌歌ったりとかしてました。
こうして見ると、やっぱりわくわくします、三銃士の舞台の様子。
歌にもわくわくします。今日がその日と、ひとりは皆のためにがイイ。
日本版のCDでもいいから出ないかなあ。
一番の希望はDVDだけど。一時停止、巻き戻し、コマ送りとかしてじっくり見たいんですけどっ!!
だって、生で見ても、1人を追っていると全体を見逃すし(1回目)、全体を見てると1人を見逃すし(2回目)、なかなか難しいんだもん。
そして、井上さんはダルタニャンの役がやっぱり一番合っていると思う!勝手な思い込みだけど!
今更撮ってみた。

前回、ホント何を見て聞いてたんだ、って感じですが、ミレディー、登場からめっちゃ乙女ですね。
あなたともう一度やり直すためにフランスに戻ってきた~みたいな歌を歌ってます。
そしてアトスのクリスタルの天使。
何この二人、めっちゃ両思いじゃん。
歌だけじゃなくて、芝居の中のセリフにも何度も使ってたんだね、クリスタルの天使というフレーズ。

パリに到着したダルタニャン、まずはコンスタンスに出会います。やっぱりかわいいなあ、二人とも。
まずはコンスタンスがダルタニャンの相棒ロシナンテ…じゃなかったじゃがいも号をなで、「何て名前?」
そんなコンスタンスに一気に心を奪われるダルタニャン。
パリのご婦人はみんなあなたのように美しいんですか?みたいなセリフ。
ダルタニャンがコンスタンスに釘付けになっている間に、じゃがいも号が盗まれ、慌てて追いかけるダルタニャン、アトスにぶつかります。怪我してるっぽい。
そして恒例の決闘の約束。
ポルトスともぶつかって、パン(?見えなかった)をばらまき決闘、アラミスとは、貴婦人が落としたハンカチをアラミスより先に拾ってしまって決闘。
1日に3人も友達ができた!と喜ぶダルタニャン。
この流れがやっぱり好きです。
じゃがいも号はこのまま盗まれてしまったんですね。
そしてトレヴィル隊長って結局登場しないんですね。

やっぱりリシュリューさんの手の動きはおかしい。
そして、どうも古○任三郎に見える…。(笑)

決闘のシーン、オペラグラスでがっつり拝見。
アラミス役の石井さんがめっちゃ汗かいてるのがわかった。他の3人はわりと涼しげな顔してたのに。

酒場のシーンも良かったなあ。
クリスタルの天使がメインですが、ダルタニャンが三銃士に恋の相談をしたり、そこにコンスタンス本人が現れたり。ダンスバカンスエレガンス、だっけ?韻を踏むダル。コンスタンスに詩人みたいって言われるの。
バッキンが現れ、嫉妬するダル、誤解とわかって喜ぶダル。舞台いっぱい駆け回ってて。
クリスタルの天使の間、みんなの動きが止まってるのもつい見入ってしまった。
前回はすっかりウケ狙いだと思っていたクリスタルの天使(←繰り返しすぎ)、今回は冷静に聞くことができまして、アトスの声がソフトでいい感じだと気づきました。
BSの番組で見て改めて気付いたけど、アトスめっちゃ彫り深くて男前ですね!
でもみんなパンフにくらべて美男美女かも。
舞台用のドーランとかカツラとかが板についてサマになってるというか。

アンヌ王妃、ミレディー、コンスの三重唱(っていうの?)、今回はきちんと歌詞をかみしめながら堪能できました。
みんな声キレイ♪うっとり。

バッキンがアンヌ王妃からダイヤを受け取って持ち去る時の、チャンバラシーンも、相変わらず面白かったです。

そして待ってました、ダルとコンスのデュエット!
オペラグラスでまじまじ見たら、後ろに倒れてるボナシューさん(らしき人)がどうしても視界に入ってしまい、笑いを堪えるのに必死でした。
しかし良かった。ラブラブダルコン。
ロンドンに旅立つ時、ちゅーのシーンがちょっと長かったのがGOOD!(笑)
いやー、絵になりますなあ。

後半、やっぱり最初のあたり、ダルが登場しないから眠くなりかけた…。
猊下の手の動きがおかしかったので、何とか起きていられました。(笑)
ロックン猊下も健在。
しっかし、どう考えてもおかしいよね、このシーン。(笑)
そっか、もともとのヨーロッパでの舞台の役者さん用に作られた歌だったってことかな。

ダルとミレディーのカレーでの立ち回りも、じっくり鑑賞。
ミレディーさん、4回くらいお色直ししてるかな。この時のドレスも良かった。
そして、ポケットからダイヤを取り出すダルの仕草もじっくり鑑賞。
すごくダイヤを慎重に扱ってるように見えました。
以前の経験を生かしてるんですネ。(笑)

それ飲んじゃダメ!と言う間もなく、あっさりミレディーに毒を盛られ、倒れるコンス。
あー、何で飲んじゃうんだろ。(笑)
せっかく人妻じゃない設定なんだから、ここは原作無視でいいじゃん!
せっかくのコメディ風の舞台なんだから、死ななくてもいいじゃん!
しかし、ダルが駆けつけて腕の中で事切れるシーン、やはり絵になる…。

アトスとの再会でミレディーが乙女になった。
二人のデュエットも美しかったです。
このあたり、ミレディーが飛び降りるとことかまで含めて、思いっきりディズニー版だよね。
アトスがいろいろ事情を抱えてる分、この中ではアラミスとポルトスが結構冷静な役目を二分してました。新しいな、こういう三銃士も。

あーあ、コンスがいなくなっちゃった…。
首飾りがアンヌ王妃の元に戻った時、やっぱりコンスタンスの祝福も欲しかったなあ。それだけが心残り。

カーテンコール。の後の雑談タイム。
カーテンコールが終わったら、2階席の人たち、そそくさと支度して出て行っちゃう人が多くて、ひょっとして恒例のあの挨拶は無くなってしまったのかと心配しちゃいました。
4人が出てきてくれたときは、ホントホッとした。
三銃士のボケに、ダルタニャンがつっこむという、あのスタイルは健在でした。
三銃士はやっぱり仲良さげ。
銃士隊の服は毛布on毛布、だとか。
こいつ剣忘れそうになってたんだぜー、とか、それを言うならこいつ手袋忘れそうになってた、とか、足の引っ張りあいもまた仲のいい証拠。
今日の石井さんのアラミスの知恵袋は、ハンカチが正方形になったわけ。マリーアントワネットが言い出して、ルイ16世が法律にしたらしいよ。
このところ岸さんのポルトスの知恵袋のコーナーも始まっていたらしい。レディーファーストの精神は騎士道から来てるっていう話を、最初簡潔にし過ぎて、説明不足ってことになり、アトスとダルタニャンが、すごいオチが待ってますからね、ってハードルを上げるっていう。
結局、大したオチもありませんでしたね、ってダルタニャンが締めてました。(笑)


やっぱり今回もアホっぽい感想になってしまってすいません。
しかも前回とあんまり代わり映えしないし。わかってます、自分でも。
でも2回目見に行って良かったです。
ちゃんと俯瞰で見れて大満足です。
絵を描きたくなってきちゃうな。


+++++
竜淵さんのレポートがすごいことになってる!
その記憶力、アナタ何者ですか。


ロシュ役の吉野さん、博多座、残念ながら出演断念されたようですね。(T_T)

全く関係ないけど、通勤途中にあるプロメテウス像

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