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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

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「マスケティア」プレイメモ23

<隠しルート5章~終章>

今度こそプレイメモは最後。
マスケティア関連記事はあと少し書くつもりですが。


◆5章
アトスもまたアンヌに呼び出されたようです。

牢では、コンスがダルタニアンから、ロシュに何を言われたのかを聞いてます。
ダルタニアンは話します。
鍵について話せばここから出してやると言われたこと、剣が関係していること、アンヌのこと。
「でもね、私が一番気になってるのはそのことじゃないの。」
「何ですか?」
「塔の鍵についてコンスに話しただろうって言われたの。
 ねえ、コンス。コンスは危険な目に遭ってない?
 私のそばにいたから 何か疑われてるんだよね?」
それとも鍵のこと、知ってるの?とダルタニアン。
「私、考えたの。
 お父さんが襲われたとき、運良く、コンスが助けてくれたけど…
 もしかしたら危険を最初から知ってたんじゃないかって。」
ダルタニアン、気付いちゃった…?
「コンスタンティン、前に勘がいいって言ってたことあったでしょう?」
あ、そういう意味か。
「塔の鍵のことも勘が働いてるんだけど 私に関することだから困ってる。
 それをロシュフォール先生が気づいたとか。」
ダルタニアン…どんだけいい方向に解釈しようとするの!
コンスは私よりもっとつらい目に遭ってるじゃないの?とダルタニアン。
なんてできた子だ…。感動した。(笑)

★選択肢
 私には何でも話して。/ごめんね。
今までコンスを頼ってばかりだけど、何か役に立つなら何でもしたい、一緒に解決したい、とダルタニアン。
「その言葉は嬉しいです。嬉しいですけど、女の子は男が守るものですから…
 なのにぼくは守れてないんですけどね…」
もうそんなことに拘ってる場合じゃないでしょ、コンス。
このままじゃダルタニアン死んじゃうよ?

ダルタニアン、銃士隊と決闘した理由を、もう教えて、と言います。
「こうなった今、私自身が無関係だとは思えない。
 コンス、教えて。お願い…」
コンス、ついに話し始めます。
「…こんな話、言っても信じてもらえないかもしれないんですけど…
 話は300年前に遡るんです。」

+++++
アトスと接触するアンヌ。
こちらもまた過去の話を始めたらしい。

+++++
コンスもダルタニアンに過去のことから説明をしています。
ダルタニアンは、コンスの言うことだから信じる、と。
コンス、すげー信頼されてるな…。
でも、ダルタニアンが鍵であることだけには決して触れないコンス。
しかし、ダルタニアンも勘の良さを発揮してます。
お父さんも関係者なら、引き潮になったらまた狙われるの?
どうしてお父さんは鍵を持って逃げ回ったの?持ち歩かなければいいのに。
どの剣も同じなのに、ロシュ先生はどうしてお父さんのところにこの剣を奪いに来たの?
お父さんはこの学園に行くことにものすごく反対したけど、このことに関係があるんじゃないの?
コンスが言葉に詰まっていると、パトリックさんが呼びに来ます。
今回ばかりは助かったな、コンス。
毎晩来ます、と去っていくコンス。
(先輩は鋭いな…
 いや、中途半端な説明をしたぼくが悪いんだ…
 でもやっぱり鍵が何かは言えない…
 だからトレヴィル先生の復讐のことも言えない…)

+++++
翌朝、廊下でボナシューと会うコンス。
ぼんやりしているコンスを元気づけようとしているのか、ボナシュー、もうすぐ創立祭だよね、なんて話しかけてきました。
ダルタニアンちゃんと踊ろうと思ってるんでしょう?流行り病、早く治ればいいよねとか言ってます。
おお、ボナシューいい奴。
しかしここからボナシューの例の妄想が始まります。
踊るならアトス先輩かな、いやアラミス先輩かな、とか。
「頑張ってください。では。」
コンス、冷たい。(笑)
「なーんだよ。ノリ悪いなー。」
ごめんね、ボナシュー。コンス今それどころじゃないもんだから。(笑)

コンス、ボナシューの言葉を思い出してます。
「やっぱりアトス先輩だよね。なんて言ったって銃士隊隊長。」

コンスはロシュ先生に声をかけられます。
鍵の情報を得たのか?とロシュ先生。
ダルタニアンを牢から出す条件でしたね、これ。言えるわけはないですけど。
「…だが、もう一つ方法はある。」
「何ですか。」
「貴様がアンヌを連れてくるということだ。」
「アンヌを…!?」
「ほう。やはり貴様もアンヌを知っているのか。」
うわー、またやっちまったよコンス。(笑)
去っていくロシュ。
(できるわけないじゃないか…
 たとえダルタニアン先輩の命を狙ったアンヌだとしても…
 先輩が許さない…
 誰かの犠牲で命が助かったって、先輩はきっと喜ばない…
 先輩が自分を責める要因をぼくは作りたくない…)
コンス、ダルタニアンのことよくわかってるよねェ!!
これには感心した。コンス、やるな。

+++++
放課後。砂浜に銃士隊3人を呼び出したらしいコンス。
ついに助けを求めることにしたのか。
「…あの、皆さんには信じてもらえないかもしれませんけど
 ぼく、時間を遡って未来から来たんです。」
「これから話すことは予言ではありません。実際にあったことです。」
はぁ?とポルトス。とうとう、きみ…とアラミス。(笑)
アトスだけは真面目に話を聞いてくれようとしてます。
「いい。続けろ。」
こういう時、アトスの性分は助かるね。(笑)
コンスは話し始めます。
・自分は12/31から戻ってきた。
・その日、ダルタニアンがトレヴィルに殺された。
・理事長とアンヌの争い、トレヴィルの思惑にダルタニアンは巻き込まれた。
・トレヴィルは、悪魔を操り、学園を脅かし、アンヌに加担した銃士隊を次々と殺害していった。
・トレヴィルは理事長とアンヌをも殺し、最後にダルタニアンに手をかけた。
・自分はバッキンガム塔にある首飾りの力で時間を遡ることができた。
「塔の鍵は、昔ここの教員だったダルタニアン先輩のお父さんが外に持ち出しました。
 ダルタニアン先輩は今、ロシェルの牢に囚われて、鍵について尋問されてるんです。」
それで、塔の鍵は何だ、とアトス。
「お前は塔に入って首飾りの力を使ったんだろう?」
まあ、そうなるよね。
長い沈黙の後、コンスが発した言葉は
「…分かりません。」

「こんな説明じゃ信じてもらえないですよね。
 …本当はぼく、時間を遡ってきた時、自分一人の力で未来を変えられるって思ってました。
 でも、やっぱり難しくて…」
皆さんと決闘して、理事長と会う機会を作ってもらったけど、理事長には力になってもらえず、それどころかダルタニアンを危険な目に遭わせてしまった、と。
ダルタニアンを守ろうとしたけど守りきれてない、運命を変えられるって思ってたけど、自分一人の力じゃ無理なんだと。
「もう、銃士隊に協力してもらうしか道はないんです。
 卑怯な方法で決闘に勝って忠誠を誓ってもらったけど…
 これは忠誠とは関係ない。銃士隊の皆さんへのお願いです。」
力を貸してください、助けてください、と頭を下げるコンス。
…私もコンスに散々突っ込んできたけどさ、全てダルタニアンのために行動してきたことなんだもんなあ。
的外れな方向に行ったりもしてたけど、一人で頑張ってきたんだもんなあ。
これは銃士隊だって胸を打たれますよ。
「…分かった、コンスタンティン。」
ここからのアトスがまたオトコマエなのよ!
「俺たちはお前が決闘を挑んできた辺りから 色々と調査をしてきた。」
うおー!知らないところで調査なんてしてたんだ!
こんな生意気ばっかりやってきたコンスのために…。(ホロリ)
なんて頼れる人たち!
その調査からしても、コンスの話を作り話だとは思っていない、とアトスは言います。
もー!素敵!
理事長とは大違いだよ!わかってくれるって素晴らしい。
銃士隊はコンスの力になってくれるそうです。
「本当はコンスが呼び出してこなけりゃ、こっちから呼び出すつもりだったんだぞ。」
そうなの?ポルトス。
「僕たちに何か協力してほしいんでしょうってね。」
そうなの?アラミス。
うわあ…これって…。
「…じゃあ…」
「だから、ほら。剣を。」
うわあ…これ、アニ三を思い出すわあ。
ほら、あの初めて三銃士と通じ合った時の。
生意気の限りを尽くしたダルタニャンが打ちのめされてるところに、歩み寄ってくれた三銃士そのまんまじゃん。
熱い!熱い展開だ!
剣を頭上で重ねる一同。
アトスが高らかに唱えます。
「我々、銃士隊の三人は 我が君コンスタンティンのため力を尽くそう。
 一人は皆のために。」
「皆は一人のために。」
「ありがとうございます…!本当にありがとうございます!」
なんだこのアニ三第3話パリの三銃士的展開!!
このシーンを見るために、このゲームをやってきたのかもしれん、私。(笑)

(良かった…
 ぼく一人の力で先輩を守りきれないのは残念だけど…そんなことはどうでも良かったんだ
 ぼくは最初に思ったはずだ。ダルタニアン先輩が生きて笑っていてくれたらそれでいいって…
 ぼくはそう願ったんだ…そのためにやり直したいって…
 これでいい。これでいいんだ…)
ようやく辿り着いたってことだね、コンス。

+++++
「銃士隊との話、長かったね。」
トレヴィルが待ち伏せしてました。
「卑怯な決闘で勝った相手に 銃士隊はよく忠誠を誓ったものだよ。」
「でも今、銃士隊は真の協力者となってくれました。」
ぼくが力を借りたいと頼んだのだと言うコンスに、なるほど、とトレヴィル。
「きみは『ぼくの力で私を止めてみせる』と息巻いていたのに
 それは断念したわけだね?
 自分の無力さにようやく気がついたというわけか。」
言ってやれ、コンスタンティン!
「そうですね。ぼくは自分を過信していました。
 でも、これでいいと思ってます。
 もっと大きな力を得ることができました。」
そうそう、自分の弱さを認めるのって大事だよね。
それにしても、なんかさ、剣を挑まれた時も思ったんだけど、トレヴィルってさりげなくコンスを成長させようと導いているように感じてしまうんですが。(笑)
何だかんだで教育者ってことか?(笑)
まあ、本人はそんなつもりはないでしょうけど。
覚悟してください、と言うコンスに笑うトレヴィル。
「威勢のいい君に敬意を表して先に教えてあげよう。」
理事長とアンヌに、バッキンガム塔の鍵を開ける方法を伝えることにした、とトレヴィル。
ついに来た!
君がどうやって私を止めるつもりなのか、少しだけ楽しみにしている、と余裕で去っていくトレヴィル。

トレヴィルは一人になると、こうつぶやきます。
「コンスタンティン…君はダルタニアンをそこまで好きなんだね…
 そしてダルタニアンも少なからず好意を抱いている様子…
 さあ…自分のために人が死ぬのを見るがいい。
 コンスタンティンを失った悲しみの中、葬ってあげるよ。」
そうか…。そうなるよねえ。

コンスは、最初にトレヴィルに遭遇した時のことを思い出していました。
『ダルタニアン』はどこに転生している?と聞かれ、答えられません、と言った時のこと。
(あの時ぼくが『ダルタニアン』だと言っていれば…
 ダルタニアン先輩をこんな目に遭わせることはなかった)
自分は命が惜しかっただけだ、とコンス。
いや、それは仕方がないよ。誰だって怖いよ。
すべてを解決して、先輩と楽しい生活ができると調子に乗っていた、と。
(人間の命を守ることはそんな簡単なことじゃない。
 運命を変えるのは簡単なことじゃない。)
何の犠牲もなく上手くいくことなんてやっぱりできないのかもしれない、とちょっと弱気なコンスタンティン君。
「だからこれでいいんだ…この方法しかない… 明日、決行しよう。」
え、何?それって、自分を犠牲にするってこと…?

+++++
アンヌはトレヴィルから塔の鍵がダルタニアンであることを聞きます。
銃士隊を使うべき?それともコンスタンティン?と言ってるアンヌに、ルイが口を開きます。
「ねえ、アンヌ…
 ぼくはね、コンスタンティンがたまに『ダルタニアン』に感じることがあるんだ。」
「『ダルタニアン』?300年前、首飾りを取り返して私の元に届けた人?」
そっか、アンヌにとってはそういう間柄か、ダルタニアンて。
コンスタンティンが銃士隊と決闘する様子を見てそう思ったのだとルイ。
でも“強引に銃士隊の見習いになった『ダルタニアン』”てどういうこと?このゲームの世界の設定?
「そしてダルタニアンさんがあなたの侍女だったコンスタンスに感じたこともある…」
「ルイ。まさかあなた、ダルタニアンとコンスタンティンが入れ替わって転生してるって言うんじゃないでしょうね。」
それは分からないけど、とルイ。
アンヌは言います。
「彼女はコンスタンスとは名乗らなかったわ。
 名はその者の本質をあらわすもの。
 問われ、答えれば相手に己を明け渡すも同じ。そうでしょう?」
ああ、オープニングのアレ、そんな意味があったの?こんな伏線?

+++++
ダルタニアンの牢にコンスがやってきます。
足音ですぐコンスと分かったダルタニアンに、コンスが感激してます。

★選択肢
 コンスしかいないでしょう?/足音でわかったよ。
「私にはコンスしかいないでしょう?」と言うダルタニアンにますます感激するコンス。
こんな所にまで来てくれるの、コンスしかいない、いつもありがとう、とダルタニアン。
コンスは、牢での生活も今夜が最後だと言います。
事件解決の見通しがついた、と。
「じゃあ、鍵の開け方がわかったの?」
「それも含めてです。
 先輩にはここを出たらゆーっくり教えてあげますね。」
え、どうするつもりだろう、コンス。だって、犠牲になる覚悟なんだよね?違うのかな。
ここから出たら創立祭ですよ、とコンス。
「先輩、ぼくと踊ってくれますか?」
「うん!もちろんだよ。」
でも私、ダンス下手だよ、と言うダルタニアンに、笑うコンス。
「大丈夫です。ぼくもそんなに上手くないですから。」
「じゃあ、皆に笑われないようにしないとね。」
「いやぁ、逆に笑われましょうよ。
 ホールの真ん中で堂々と下手なダンスを踊るんです。」
「ふふっ、なんだか踊りながら笑っちゃいそうだね。」
楽しみ、とダルタニアン。
「ホント…楽しみですね。」
いやー、これ、コンス絶対何か覚悟してるでしょ!
(先輩… 先輩の命、絶対に守ります…
 先輩の笑顔、守ってみせます…)

+++++
翌朝。
教師寮の廊下で、何やら細工しているらしいコンス。

そして、理事長室。
リシュリューが、トレヴィルから条件付きで鍵の開け方を教えると言われたと、ロシュに言ってます。
その条件とは、ダルタニアンの目の前でコンスタンティンを殺せというものらしい。
そう来たか。(笑)
「悪趣味だが仕方がない。その条件をのもうと思う。」
もうそのセリフは聞き飽きた。(笑)
トレヴィルもトレヴィルだが、リシュリューも相変わらずだな!
一方のロシュは、コンスからこんな申し出があったとリシュリューに報告します。
今日の正午、アンヌをバッキンガム塔に連れて行く、と。
「ダルタニアンを牢から出す交換条件です。」とロシュ。
そっか、その線があったな。
「…ほほう、なるほど。都合が良いな。」
「はい。私は正午、ダルタニアンを連れてバッキンガム塔に行くことにします。」
役者が勢揃いですな。
ロシュは、コンスがすぐにアンヌを引き渡さなければ、ダルタニアンの目の前でコンスを殺し、アンヌをすぐに引き渡せば、トレヴィルの条件を無視してアンヌをリシュリューのもとへ連れて帰るつもりらしい。
ふーむ。コンスはどうするかな。

屋上で独り言を言ってるトレヴィル。
「呼び出し、ね。 なるほど、そう来たか…」

ホールの隅にユリの花とメモが置いてあった、とルイがアンヌに持ってきます。
メモを読んだアンヌの表情が険しくなります。
「『今日の正午、バッキンガム塔を開ける』『ダイヤの首飾りはぼくがもらう』ですって…」
何てこと、行かなくては、とアンヌ。
なるほど、そう来たか。(笑)
そう簡単に犠牲になるつもりはないらしいね、コンス。
安心した。そう来なくっちゃ。

今日の授業はロシュ先生の剣の授業も、トレヴィル先生の美術の授業も自習だそうです。
ボナシューが、二人とも同じもの食べてお腹壊したとか?って言ってます。
発想がかわいー。(笑)

生徒会室。
そろそろ時間だな、とアトス。
やっぱり銃士隊も行くんだね。
「コンスの奴、絶対守ってくれって相変わらず図々しいよなぁ。」とポルトス。
ダルタニアンとそんなに冬休みに旅行に行きてえのかよ、とか言ってます。
「コンス君、僕には自分に何かあったらダルタニアンさんの力になってほしいって言ってたよ。」とアラミス。
「んだよ!遺言みたいだな、それ!」
「ポルトスへの言葉はいつもの冗談だろう。あいつは自分を守ってくれとは一度も言っていなかった。」
それでもアトスは、今日の銃士隊の任務は、生徒であるコンスタンティンの護衛をすること、だと言ってます。
そして、銃士隊として無益な戦いを阻止するという任務も、自分たちに課してるらしい。
さすがだな、アトス。頼もしい!

+++++
バッキンガム塔の前にコンスタンティンがいます。
銃士隊がやってきました。
そして、ダルタニアンを連れたロシュフォールもやってきました。
アンヌはまだか、とロシュ。
「…もう少しお待ちください。引き渡しの前に話があります。」とコンス。
全員が揃ってから話すそうですよ。
リシュリューもやってきます。
「何だ、銃士隊も勢揃いか。これは盛大な催しだな。コンスタンティン。」
(理事長まで…
 そうか、もうトレヴィル先生から鍵が何か聞いたのか
 だからダルタニアン先輩を連れてきたんだ…)
いや、リシュリューはまだ聞いてないけどね。
トレヴィルもやってきます。
「これで全員が揃いましたね。」とコンス。
コンス曰く、アンヌはそばにいて、コンスの話が終わったら出てくるよう伝えてあるらしい。

コンスは話し始めます。
ここに集まったのは、300年前の因果で転生した人たちであること。
そう仕向けたのはトレヴィルで、みんな身体の一部に百合の刻印があるはず、と。
「以前、ぼくはトレヴィル先生に、
 ダルタニアン先輩は『ダルタニアン』じゃない、と言いました。
 その時、トレヴィル先生は 私が復讐すべき『ダルタニアン』は
 どこにいる、とお尋ねになりました。」
その『ダルタニアン』はぼくなんです、と刻印を見せるコンス。
スチルあり。
「リシュリュー枢機卿の前に飛び出したアンヌ王妃の侍女、
 コンスタンスを殺したのは前世のぼくです。」
絶句するトレヴィル。
「罪の証しである百合の刻印を押され、
 悪魔に変身できるのは、ダルタニアン先輩ではなくぼくです。」
だから、ダルタニアン先輩は何の罪も背負わない無垢な存在だとコンスは言います。
そしてトレヴィルに言います。
「あなたは大きな誤解をし、計画は最初から破綻していたんです。」
呻くトレヴィル。

ここでアンヌを呼ぶコンス。
アンヌの姿を見て動いたのはリシュリュー。
「とうとう姿を現したか。積年の恨みを今、晴らしてくれるわ。」
「待ちなさい。」
ハイ、現れたのはルイです。
「我が王妃の売国の疑惑を放置したこと。
 そしてあなたへの仕打ちを黙認したことを心から詫びたい。」
剣をおさめてほしい、と頼むルイに、いくら陛下の頼みとは言え聞けないとリシュリュー。
「あなたが手を汚す必要はない。
 ぼくは…、自分の手で幕を引きたい。」
リシュリュールートっぽい展開ですが、ここからがちょっと違います。
ルイはアンヌに言います。
「共にこの忌まわしい連鎖を断ち切ってくれないか?」
永遠にぼくの魂はあなたのものだから、と。
するとアンヌの意外な言葉。
「…分かったわ…
 いいえ…もうずっと前から気付いていたのかもしれないわね。」
アンヌはリシュリューに言います。
ワタシはアナタを恨んでいた、でも恨むのはやめる、と。
「次の新しい世界で自由に生きるのも悪くないわよね。」
「リシュリュー卿、これで前世の因果を断ち切ってもらえないか。」
揺れるリシュリュー。
そこへトレヴィルが口を出します。
「何を言っている…」
私は許さない、とトレヴィル。
「私のコンスタンスを殺した『ダルタニアン』…
 『ダルタニアン』を絶望の淵に追い込み、魂ごと消滅させるまでは
 この恨み、決して晴れない…」
そしてコンスに向かって襲いかかります。
「コンスタンティン、死ねー……っ!」
「やめてぇぇぇ…!」
「ダルタニアン先輩…!」


◆終章
トレヴィルの剣が、コンスを庇ったダルタニアンを襲います。
思わず悲鳴を上げるコンス。
「っ、痛っ…」
しかし、ダルタニアンの傷は浅かったらしい。
ダルタニアン、背中はかなり痛いけど、大丈夫だと言ってます。
「良かった…今朝、トレヴィル先生の剣をレプリカと交換しておいて…」
わ、そんな小細工であっさり命拾いとは!
コンス、グッジョブ!
「コンス…
 さっきコンスが悪魔って言ってたけど… 
 天使みたいだよ…」
「え…?」
「…わかった。コンスは天使なんでしょう?」
お決まりのセリフ。
それを聞いたトレヴィル、気づいてしまったようです。
ルイが言います。
「トレヴィル、ぼくもあなたと同じことをずっと思ってたんだ。
 ダルタニアンさんはアンヌの侍女だったコンスタンスさんなのでは、とね。」
混乱するトレヴィル。(笑)
「…ならば、私は…
 コンスタンスを最後の関係者として迎え入れたということか…」
「愚か者とは私のことだな…
 長い間、すまなかった。ダルタニアン…」
うわ、トレヴィルがついに謝った!!革命だ。(笑)
トレヴィルがダルタニアンに聞きます。
「君はこの人生を楽しんでいるかい?」
「…はい。
 素敵な学園で、大切な人に囲まれて…
 私は幸せです。」
ダルタニアンはコンスを許してくれるよう、トレヴィルに頼みます。
「もう諦めたよ…
 君が幸せならもう…『ダルタニアン』に対する復讐はない…」
そうか。これがみんながハッピーになれる道か。
ダルタニアン=コンスタンスだと知ること、そのダルタニアンが幸せであること。
「トレヴィル。
 ダルタニアンとコンスタンティンの魂の入れ替わりは…
 お前に復讐を放棄させるため、コンスタンスが行ったのかもしれぬな。」
と、リシュリュー。
「…そうかもしれませんね。
 彼女は優しく、芯が強く、聡明な…
 私に人間のすばらしさを教えてくれた、最高の女性でしたから…」

成り行きを見守っていた銃士隊の3人。
「…戻るか。」
「だな。 って言うかさ。オレたち何もしなかったな。」
「本当だね。こういう役回りって初めてかもね。」

ロシュフォール。
「私の役目は何だったのか…」(笑)
いいじゃん。珍しく死ななかったんだから。(笑)

残されたダルタニアンとコンスタンティン。
「ねえ、コンス。皆、行っちゃったよ?
 もう手を離していいよ?起きるから。」
「もう少し待ってください。ほっとしたら…」
スチル来た。
「動けなくなりました…」
ダルタニアンに抱き着くコンス。
「ありがとう。私を守ってくれてありがとう。」
「違うんです。本当に頑張ったのはダルタニアン先輩なんですよ。」
「私、何もしてないよ。」
「いいえ、本当にすごく頑張ってたんです。だからぼくも頑張れました。」
これからたっぷり時間があるから、何度でも説明する、とコンス。
めでたしめでたし。
これから二人でダンスの練習するそうですよ。
やっぱり真ん中で堂々とカッコ良くキメたくなったらしいです、コンス。

バッキンガム塔の中。
コンスとトレヴィルの姿があります。
あれ、トレヴィルやっぱり自力で封印解けるんじゃん!
なんでトレヴィルルートでそれをしないんだ…。
それはさておき、トレヴィルは、悪魔の身体を捨て、人間に生まれ変わるつもりらしい。
そして、静かな場所でコンスタンスを弔っていきたいのだとか。
トレヴィルに首飾りをかけ、コンスは願いを込めます。
「トレヴィル先生に人間の身体と魂を…!」

+++++
創立祭。
生徒達の様子も、共通ルートとはちょっと違います。
コンスは銃士隊の仕事を手伝ってるけど、ちょっと足を引っ張り気味。
ミレディ先生のパルファム講座には、パトリックさんも参加するようです。(笑)
ロシナンテ先生は相変わらずゴミ拾い。
でもその様子を見ていた若リシュリューが、ロシナンテ先生を労います。
ロシナンテ先生がリシュリューのオーラに目をくらませてる間に、リシュリューは消えてしまいました。
かなりの衝撃とか言ってる間に、ロシュ先生がやってきました。
何とロシュ先生、一緒にワインを飲むか、とロシナンテ先生を誘って来ました。
かなりの衝撃2、とロシナンテ先生。(笑)
プランシェはアラミスにダンスを申し込むらしい。
「で、あんたは…」
「私は…」
「なーによ、コンスと踊るんでしょ?」
「うん、そのつもりだよ。」
やっぱりねー、とプランシェ。
「女の子は1年中、恋を楽しまなくちゃ。
 何かに一生懸命、夢中になることは最高に素敵なことだよ!
 ね、そう思うでしょ?」
うん!と元気よく答えるダルタニアンでした。

ホールでは正装したコンスが待ってます。
ドレスを着たダルタニアンがやってきたようですよ。
(うわーっ、凄く綺麗…!)
かわいい奴め。(笑)
「…ではダルタニアン先輩。ぼくと踊っていただけますか?」
ダンススチル来ました。
コンス、意外と背が高いんだね。なかなか決まってます。
ダルタニアンに言わせれば、コンスは何だかんだダンスが上手かったらしい。
ダルタニアンが嘘つき、と言うと、先輩を笑いものにさせちゃいますもん、とコンス。
「ふふっ、一緒に笑われようって言ってたじゃない。」
ちょっと考えるコンス。
おもむろにダルタニアンに聞きます。
「笑われてもいいんですか?」
「いいよ。」
「ものすごく注目を浴びてもいいんですか?」
「いいよ。」
「ぼくとつきあってくれますか?」
「…」

★選択肢
 はい。/どうしようかな…

→どうしようかな…
「えええ…」とコンス。(笑)
えええ、だよね。(笑)
でもいつか絶対振り向かせてみせます、とコンス。
(そうだ、これでいいんだ。
 振り向いてもらえなくても先輩が笑顔でいてくれたらそれでいい
 生きてこうやってぼくを見てくれたらもう何も望むものはない
 これがぼくの願いだったんだ)
ううむ、このラストもいいな。(笑)
と思ったら続きがありました。
(…というのはキレイごとだ
 もう1年あるし頑張るぞ!いい男になってやる!)
名付けて、コンスこれからも頑張れエンド。(笑)

→はい。
上のもコンスらしい最後で良かったんですが、やっぱりお預けは可哀相なのでこっちも選択してみました。(笑)
「…はい。よろしくお願いします。」とダルタニアン。
「…え…本当ですか?」
虐げられ慣れすぎていてすぐに理解できない、若干気の毒なコンス。(笑)
ダルタニアンに本当だよ、と言われ、思わずチューするコンス。
ここから愛の言葉を囁きまくっちゃいますよ。
甘い!甘すぎる!!
そしてその後…。
周りの注目が怖くて、なかなか目を開けられない二人なのでした。
おしまい。
ほのぼの可愛いラストでありました。
これがハッピーエンド、ですね。

+++++
はい、バッドエンドも見ておきましょう。
終章。
ハッピーエンドではレプリカの剣でしたが、こっちでは本物の剣だったらしく、トレヴィルの剣に倒れるダルタニアン。
そこで、銃士隊がトレヴィルを取り押さえます。
嘆くコンス。
「あぁ…ダルタニアン先輩… また、助けられなかった…
 ダルタニアン先輩の血に染まった、この剣を使えば…」
うわ、何か嫌な予感。(笑)
コンスが剣を拾います。
「貴様、何をするつもりだ。」とロシュフォール。
「初めからやり直すんです。こんな結末、ぼくは望んでいません。」
「また時間を戻すつもりなのか?」とアトス。
「そうです。 何度、失敗しても… 何度、絶望しても…
 だから、ぼくは…
 この剣で、塔の扉を開く…」
バッドエンド=振り出しに戻るエンドでした。(笑)
わあ、何度でもやり直せるね!(笑)

…イヤだ、こんな繰り返し。


+++++
コンスタンティン雑感。
眼鏡男子ビジュアルはもともとあまり好みじゃないんですが、コンスに関しては、いくつかのスチルでときめかせていただきました。
ラストもキュンでした。
年下もいいよねーなんて、思ってしまいますね。…いや、リアルではほとんどのキャラが年下ですけど、そこは考えないことにして…。(笑)
下野さんの声も好きなんですが、時々ハマってないなと感じる部分がありました。
ツボにハマるとときめく部分もたくさんあったんですけどね…。
ストーリー的にもキャラ的にも、いろいろ惜しいと思いました。
もう一声!って感じ。
もうちょっとカッコよくなれる要素があったのに、もったいない、というか。
エピソードに恵まれてなかった、というか。
…って、なんかポルトスルートと似たような感想かもしれん。

ダル好き師匠のあやかっちは、マスケのキャラの中でもコンスがダントツだったらしくて尊敬しちゃいます。
さすがのダルタニャン愛。
私はまだまだだわ…。(笑)精進せねば。
ダルタニャンってことで、期待しすぎてしまった部分もあったかもしれないな…。

でもやっぱコンスタンティンストーリーは貫禄の王道ルートだったな。
何せ、『ダルタニアン』が主人公だし。
三銃士とのつながりも良かったし。
『コンスタンス』とラブラブだし。
全ての謎や誤解も解けて、最後は誰も死なずに(アンヌとルイ除く)ハッピーエンドだったし。
気になるのは、前世でのダルタニアンとコンスタンスの関係、かな。
やっぱり無関係だったんだろうか…。
コンスタンティンはダルタニアンに一目惚れだったけど、前世ではそんな接点すらもなさそうな感じだよね。


+++++
ハイ、そんなわけでひとまずプレイメモは終了。
おつきあいくださってありがとうございました!

あとは、後日談SSの感想とか、他にもちょこっと何か書こうと思ってます。

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