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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

「マスケティア」プレイメモ20

<トレヴィル編終章まで>

一気に2記事アップ。
というか、長すぎて入らなかったので分けただけとも言いますが。
残念なイケメン、ついにクライマックス。
◆終章
ダルタニアン、この学園に来た時のことを回想しています。
プランシェ、コンスタンティン、ボナシューにロシナンテ先生、銃士隊、理事長とロシュフォール先生に出会った。
そして、真相の先にあったのはトレヴィル先生だった。
トレヴィル先生こそが憎い仇だった。

12月31日早朝。
エトワールにいる二人。
ダルタニアンはうとうとしていたようです。
もう夜が明けるよ、とトレヴィル。
スチル入ります。
「朝だ…」
朝日が昇ってきました。
先生とはここでよく夕焼けを眺めましたよね、とダルタニアン。
「夕焼けもいいですけど朝陽もいいですね…
 朝陽の方が希望に満ちてる気がします…」
そんなことを言うダルタニアン。人生最後の日だというのに…。(涙)
儀式まで何をしようか、とトレヴィル。
君がしたいこと、何でもするよと言ってます。
このままこうしていたい、とダルタニアン。
(すぐそこにある先生の横顔を見ていたいんです…
 先生の声を耳元で聞いていたいんです…
 先生の腕から伝わる体温を感じていたいんです…)
どこまでも健気なダルタニアンです。

+++++
バッキンガム塔へ向かう二人。
いよいよその時がやってきてしまいました。
「先生…どうぞ……」
覚悟を決めたダルタニアン。
「…15年前、ここで君を鍵にした…それを今…」
トレヴィル、そう言ったまま動きがありません。
「…先生。早くしないと…」
「…分かってる。」
再び沈黙のあと、トレヴィルが聞きます。
「…ダルタニアン。最期に何か、言い残すことはある?」
★選択肢 …私のこと…
 早く忘れてください。/忘れないでください。
「良心の呵責とか、後悔とか…そんなものは全部忘れて、幸せになってください。
 私の望みはそれだけです。」
最後まで聖女のようなダルタニアン。
「君は最後まで…私を気遣ってくれるんだね。
 でも私は悪魔だ… 良心の呵責や後悔などありえない…」

「…恋人ごっこは終わりだ。」
トレヴィルが告げます。
「私は君への怒りと悔しさを呼び起こし、儀式をとりおこなう。
 すべてを賭けた復讐を今、果たす。
 でも…」
ダルタニアンの方へ一歩踏み出したトレヴィル、ついに行動に出ます。
スチル来た!!
「愛してる。」
「…!」
「愛してる… 愛してる…!」
\(^o^)/怒涛の3連発来た。
このセリフの口調がまたね、切ないんですよ。
「…分かってる…叶わぬ未来だと… すべて私が決め…私が進めてきたこと…
 それでもダルタニアン… 君を愛してる…」
「もう…これで十分です…
 これで…いつか生まれ変われたら…先生を探し出してみせます…」
えええ、それでも復讐はやめないんだ。(T_T)
剣を抜くトレヴィル。
しかし次の瞬間、剣を取り落とします。
もいっちょスチル。
「ダルタニアン…私は…君を選ぶ……」
トレヴィル、ダルタニアンを抱きしめました。
そうでしょうそうでしょうとも!!
「過去より…現在を選ぶ…」
賢明だよトレヴィル!
だってコンスタンスを生き返らせてもアンタのこと特に好きじゃないんだよ。
それよりも自分を想ってくれる人を取る方がいいに決まってるじゃん!
最初からそれで良かったじゃん!!
「そんな…!駄目です… 早くしないと闇が…好機のときを逃します…!」
「もういい。もういいんだ。」
やっとだよ!
まったくハラハラさせやがって…良かった、良かったよ。
でも、トレヴィル曰く、二人の未来はないらしい。
「復讐に巻き込んだ数々の命を前に… 私だけ未来を紡ぐことはできない…
 君の前から消え…地獄に堕ちる覚悟…」
そんなこと言ったらダルタニアンだってこう言うに決まってるよ。
「先生が地獄に堕ちるのなら私も一緒です。
 二人一緒なら怖くないです。ずっと一緒です…!」
私にとってそれは天国、とトレヴィル。

そんな二人の背後に怪しい影が。
ルイです。
「アンヌの仇… 地獄に還れ…!」
えええっ!今更…!?
ちょ、男気見せるの遅くない??(笑)
「トレヴィル。あなたはアンヌの命を、まるでゲームの駒のように弄び…
 最期は彼女の誇りを踏みにじり、見殺しにした…
 ぼくは絶対に許さない。」
へえ、ルイってアンヌのために仇を討つような人だったんだ…。意外。
そしてトレヴィルは、ルイの剣に倒れ、消滅します。
うわー、これって当初トレヴィルが計画していた通りのことじゃん…。
大切な人が殺されて死ぬよりも辛い地獄を味わっちゃったよ、ダルタニアン!
まあ、もともとトレヴィル、地獄に堕ちるつもりだったから、同じっちゃー同じ…だけどさ。
泣き叫ぶダルタニアンに、ルイは言います。
「あなたの大切な人を殺したぼくを殺したいと願うなら、
 ぼくはそうされても構わない。」
さあ、あなたの手でぼくを、とルイ。
剣を構えるダルタニアン。
しかし、さっきのトレヴィルの言葉を思い出します。
「君を殺して復讐の連鎖を終わらせるのではなく…
 君を生かして、私自身の手で終わらせる。」
剣を落とすダルタニアン。再び泣き崩れます。
「…私にはできない。
 先生は復讐を止めたのに…すべての思いを断ち切って私を助けてくれたのに…
 生かされた私がその敵を討つなんて…」
ダルタニアンは続けます。
「ルイ…あなたも私も人を傷つけてしまった…
 だから… 私たちはこの罪を背負って生きていかなければいけないんだと思う。」
先生が死んで、塔の封印が解けてるはず、とダルタニアン。
「首飾りに願ってくるね。来世で私たちが再び大切な人と出会えることを…」
塔の鍵を開け、最上階へ向かうダルタニアン。
これからの人生を一人で歩んでいく、とダルタニアン。
「どうか…ダイヤの力で私たちを…来世でまた出会わせて…
 この事件で命を落とした人たちが 今度は笑って再会できますように…」
しっかし、ホント、みんな死んじゃったな…。
トレヴィルまでも。
攻略キャラ全滅って…すごくない?(笑)

好機のときは終わり、闇に包まれていた島は光を取り戻して行きます。
そしてエンディングへ。

エンディング後の後日談。
100年後です。(笑)
ヘリだかセスナだかの音が聞こえてきました。
「皆様、本日はシュバリエ島観光ツアーにようこそお越しくださいました。」
ガイドさんですよ。
かつて悪魔が出没したというミステリースポットとしても有名なんだってさ、この島。
そんでもって、学園は、この旅行会社が復元したらしい。
島に下りた一行。
ダルタニアンは新婚旅行で来たらしい。
お相手はトレヴィル。
同じツアーの中に、ミレディとパトリックらしき夫婦も見えます。
そしてガイドさんはプランシェ。
エトワールにやってきた新婚のダルタニアンとトレヴィルがいちゃいちゃして終了。(笑)
ラブラブ具合が良かったです。

+++++
バッドエンド。
バッキンガム塔の前にやってきて好機のときを迎える二人。
トレヴィルが「愛してる」を3連発した後、ついに剣を向けます。
グッドエンドではダルタニアンを選んだトレヴィルでしたが、こちらではそのままダルタニアンを剣で刺します。
倒れるダルタニアン。
「ダルタニアン…すまない…」
「…先生…泣いてるんですか…?」
息絶え絶えに言うダルタニアン。
「悪魔も涙を流すんですね…」
「…え…」
「先生… もう…悪魔じゃないのかな…」
どこかで聞いたことのあるセリフだ。
コンスタンスの最期の言葉を思い出したトレヴィル。
「…貴方はもう… 悪魔…ではないのね…」
やっぱり「…」の部分は「悪魔」でしたね。
とある予感がトレヴィルの胸に沸き上ります。
(…あのとき…… 確かに君はそう言った…)
「まさか…今の言葉……
 き、君はカステルモールの子供、『ダルタニアン』なんだろう…?
 鎖骨には君につけた百合の印があるんだろう…? 復讐の相手である証が…」
ダルタニアンの鎖骨を確認したらしいトレヴィル。
「刻印がない…」
トレヴィル、遅いよ…!!(T_T)
予感は確信へと変わります。
「君が… 君が…コンスタンスだったのか…!」
ここでおしまい。
なんと、トレヴィルのバッドエンドこそが真実がわかる唯一のルートだったという…。

そして、全キャラ攻略後、隠しルートが開きます。
ハイ、次はお待ちかね、コンスタンティンストーリーでございます!!
このプレイメモも、いよいよ大詰めであります。

+++++
トレヴィル一言雑感。
いじりがいがありました。(笑)
全く共感できなかったんですが(笑)それが逆に面白かった。
黒幕なのに黒くなりきれないとことか、なぜか憎めない人だったなあ…。
自分で自分の首を絞めてるだけなのに、なんか切ないし、おいしいし、ずるい…。
イケメンだから許された部分が結構あったんじゃないかと思いました。(笑)
でも私、何だかんだでそんなトレヴィル先生、嫌いじゃない。


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