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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

「マスケティア」プレイメモ19

<トレヴィル編7章~8章>

そういやエンディングを歌ってるclearって、ニコ動の「~を歌ってみた」出身の歌い手さんだったんですね。
時代だなあ…。
普通に歌手として曲を聴いたときは何とも思わなかった(というかむしろ苦手な声と思った)んだけど、ニコ動で素人の歌と思って聞いたらめちゃ上手いと思った。
同じ歌でこんなに違って聞こえたのは初めてだ。
◆7章
アトスも葬られ、ワタシ殺されるの?なアンヌ。
一方のリシュリューは、三銃士を殺したことで、バッキンガム塔の鍵の情報をトレヴィルからゲットしたようです。
それは、12月31日の正午にシュバリエの剣を鍵穴に刺すというもの。
…ん?
ここまでして得た情報がこれとは、納得が行かない様子のリシュリューとロシュフォール。
これだと、なぜカステルモールが逃げ続ける必要があったのか、なぜトレヴィルがダルタニアンを学園に連れてきたのかが謎ですもんね。
でもリシュリュー曰く、悪魔は契約に反すると、その身は業火に焼かれ死の苦しみを味わうらしいので、嘘偽りはないだろうと。
ただ、トレヴィルを監視していたロシュは、ここ数日のトレヴィルの様子がおかしいと感じているらしい。
引き続き監視を続けるようロシュフォールに命じるリシュリュー。
リシュリューはダルタニアンに会うことにしたようです。

トレヴィル、焼かれてます、地獄の業火とやらに。(笑)
(身体中が…炎に包まれたかのように熱い… これが…契約を破った痛みか…)
それで実際に火が見えるわけでもなく、別に死ぬわけでもないんだね~。
(私は何故あの時、ダルタニアンを差し出さなかった…?)
自分でも自分の行動がわからないらしいトレヴィル。
(何故、痛みに喘ぎ…この身を危険にさらしてまでも守ろうとする…)
ちなみに、今いる場所は地下のコンスタンスルームです。(笑)
「コンスタンス… 棺の中のコンスタンス… 君以上に心動かされた人などいないのに…」
えーと、リシュリュールートによるとコンスタンスはリシュリューといい感じでしたよね。
てことはアナタ、それは片思いってことですよね?
やっぱりここでトレヴィルがなぜコンスタンスの棺を保管しているのかがわからない。(笑)
「何故…私は君を前にして迷う…?君のためなら、私は何でも捧げられる。なのに…
 君はここにいるのに… あの子の顔が浮かんでしまう… ダルタニアン…」

ダルタニアンもまた一人悩んでました。
(私はお父さんを殺され…事件の真実を知るためにシュバリエ学園にきた…
 …なのに私はいつの間にか違うことを考えていた…
 先生はただ協力してくれていただけなのに…一人で思い上がってた… 嫌われて当然だ…)
いやいや、嫌われてないから。(笑)
自分はどうしてこんなに弱くなっちゃったんだろう、と考えるダルタニアン。
(一人でもいいって思ったのに…今は先生がいないと何もできない…)

+++++
リシュリュールートと同じく、緊急朝礼で、リシュリュー自ら生徒たちに銃士隊の三名が亡くなったと報告。
ダルタニアンは理事長室に呼ばれます。
リシュリュー、自分が呼び出した割にはただダルタニアンの質問に答えるだけで、結局何のために呼び出したのかよくわからなかったな。
アンヌの話を思い出しながら、リシュリューの言葉を照らし合わせていくダルタニアン。
いやー、でもさ、アンヌも肝心なところをきちんと話してないからさー、ダルタニアンに。
ダルタニアンの死こそがバッキンガム塔の鍵であることも、トレヴィルが黒幕であることも。
ダルタニアンが、私は鍵なんて持っていないんですと改めてリシュリューに言うと、リシュリューは分かっておる、と。
私はお前の力になる、今でもその気持ちに変わりはないと言います。

理事長室を出たダルタニアン、結局誰を信じていいかわからないようです。
鍵が何かわからない限り、また命を狙われるだろうという恐怖を味わっています。

トレヴィルが理事長室にやってきます。
リシュリューがダルタニアンを呼び出したことを指摘するトレヴィル。
「ダルタニアンと鍵は関係ない。そう申し上げたはず。」
ではなぜアンヌはダルタニアンを殺そうとしたのだろうな、とリシュリュー。
「理事長は私の申し上げたことが信じられませんか?」
「恋は全ての者を狂わせるものだ。王妃も、悪魔も、例外ではない。」
リシュリュー、やっぱり気付いてるんだろうか?トレヴィルの気持ちに。
それでも、トレヴィルはそれを否定します。嘘をついて地獄の業火に焼かれるような犠牲を払う必要がないと。
そして、ロシュフォールが自分を嗅ぎまわっていることに釘を刺すことも忘れません。
リシュリューは、ロシュフォールに厳しく言い渡すと約束します。

パトリックさんの所有していた写真から、トレヴィルとカステルモールの関係に気付いた様子のロシュ。
もう少し調べる必要がある、と言ってます。

学校の廊下では、再び業火に焼かれ苦しんでるトレヴィルの姿。
苦しみながらロシュフォールの監視を警戒してます。こんな姿を見られたら、契約に反していることがばれてしまう、と。
(今ばれてはあの子の身が危険だ… 何とか…押さえ込まなければ…)
トレヴィル、ダルタニアンの身をいつの間にか心配しているようです。
だったら最初から追い込むようなことをしなければいいのにねえ…。
あまりの苦しさに倒れるトレヴィル。
そこへちょうどダルタニアンが通りかかり、駆け寄ってきます。
放っておいてくれ、とトレヴィル。
そんなことできません、とダルタニアン。
「もう一緒に逃げて欲しいなんて言いませんから… せめて今は私の言う通りにしてください。」
先生の部屋に連れて行く、とダルタニアン。
「だめ…だ… ロシュフォールが…見ている…」
「見られてはいけないんですか?」
「私は…監視…されているんだ。」
「監視って…」
「フ…、いろいろあるんだよ… だから…私に近づいては…いけない…」
よくわからない説明だ。
むしろこの説明で納得してしまったら、ダルタニアン、トレヴィルにどんだけ丸め込まれるつもりだ、って感じですが。
先生の部屋がダメなら自分の部屋に連れて行く、とダルタニアン、トレヴィルを支えて歩き出します。
その様子をロシュフォールはもちろん見ていましたとも。
意味ねー。(笑)

ダルタニアンの部屋。
相変わらず苦しんでいるトレヴィル。
冷やしても熱が下がらず、医務室も拒まれ、途方に暮れるダルタニアン。
★選択肢
 手を握る。/誰かを呼びに行く。
ダルタニアンが手を握ると、ありがとう、とトレヴィル。
しばらくこのままでいてくれ、このままこうしているだけでいい、と。
そのうちに寝てしまいます。

夢の中のトレヴィル。
どうやら例の動乱の回想らしい。
コンスタンスを探し回るトレヴィル。
胸を刺され、倒れているコンスタンスを発見します。
誰がこんな酷いことをしたんだ、と憤るトレヴィル。
「いいの…私が…リシュリュー様の前に…出たから…」
自分のせいなのだとコンスタンス。
必死に止血をするトレヴィルに、コンスタンスは息も絶え絶えに言います。
自分は後悔はしていない、ただもう少し強かったら、こんな時代にも何かできたかもしれない、と。
次第に体温が下がっていくコンスタンス。
「ふふっ…こんな…ことになるなら…私も…悪魔に生まれてくれば…よかったな…
 そうしたら…戦いを…止められたのに… もっとみんなと…一緒にいられたのに…」
滴が落ちます。
トレヴィルが泣いているらしい。
悪魔は涙を流さないのでしょう?とコンスタンス。
「…貴方はもう……ではないのね…」

「コンス…タンス…」
寝言を言うトレヴィル。
ダルタニアン、ついに名前を聞いちゃいましたね。
(コンスタンスって誰…? 夢にまで見るほど…大事な人…?)

+++++
ロシュフォール、トレヴィルはやはり嘘をついているようだとリシュリューに報告しに来てます。
しかしリシュリューは、残念だがトレヴィルの調査は打ち止めだと告げます。
あと少しで分かるものを、と悔しげなロシュフォール。

+++++
目を覚ますトレヴィル。すっかり朝になってます。
傍らにはダルタニアン。
一晩中看護して眠っているらしい。
その無防備な寝顔に、トレヴィル、今だったら簡単に殺せると考えてます。
(この細い首なら片手で十分だ…
 息の根が止まる前に…ほんの一瞬、私を見るがいい…
 私は冷酷に微笑んであげよう… 助けてとすがる前に剣で一突きだ…)
…できるわけないですね!
君が嫌な人間だったら、どんなに良かっただろう、とトレヴィル。
そうだったならこんなに悩まなかったのに、と。
(私と恋をしよう。君にそう言ったね…
 あの言葉は… 私の本心だったのかもしれない…)
うん、知ってた。(笑)
ようやくトレヴィルも心が定まったか?
(君が銃士隊に心を寄せなかったことに いつの間にか安堵するようになっていた…
 誰よりも私を頼ってくれた君が愛しかったんだ…)
素直になったトレヴィル、ペラペラ漏らすよ本心を。(笑)
(君と結ばれることなどあり得ないのに… 狂おしいほど君が恋しい…)
押さえ込んでいた感情ってのは激しいよね。
そろそろ行くよ、とトレヴィル。
(最後の仕掛けが残っている…)
え?何だっけ?

+++++
バッキンガム塔の前のロシュフォール。
リシュリュールートと同じく、リシュリュー様の命に背くことになるが、と調査を続行するつもりのようです。

ダルタニアンが目を覚ますと、トレヴィルの姿はありませんでした。
ロシュ先生に監視されている、とトレヴィルが言っていたことを思い出すダルタニアン。
先生が危ない!と部屋を飛び出すダルタニアン。
…うわー…ダルタニアンやっぱり丸め込まれてたよ。(笑)
教師が教師に監視されてるってどう考えてもおかしいでしょ!監視されなきゃいけないような秘密を抱えてるってことでしょ!疑問を持ちなよダルタニアン!
部屋の外でバッタリ会ったボナシューが、早くしないと朝食片付けられちゃうよ、朝食はちゃんと食べないとダメだよーなんて呑気なこと言ってます。
意外とかわいい。(笑)

再びロシュフォール。
(地下迷宮…か……
 バッキンガム塔の裏からこんなところに通じているとは…)
階段を下りていったらしいロシュフォール、例のコンスタンスルームに到着。
棺を発見するロシュフォール。
(棺の中に女… この姿で保管されているという事は魔力で…?)
(女の棺と魔の気配… 何かの儀式をしようとしているのか…?)
いろいろと考えを巡らせるロシュフォール。リシュリューに伝えようとそこを後にします。
そんなロシュフォールの様子を、トレヴィルは見ていました。

トレヴィルを探し回っているダルタニアン。
ロシナンテ先生に会います。
トレヴィル先生は朝の会議には出ていなかったとロシナンテ先生。
逆にロシュ先生は、会議には出ていたが、今日の授業を全部他の先生に振り替えていたと言ってます。
ロシュ先生が北の方へ向かったと聞いて、走り出すダルタニアン。

ロシェルの牢でトレヴィルを見つけられなかったダルタニアン、バッキンガム塔へ向かいます。
塔の裏で物音がしたため、回ってみると、ロシュ先生の姿。
「貴様… ここに何をしに来た。」
「先生こそ何をしに…」
今までこの中にいたんですか、とロシュが止めるのも聞かず、ダルタニアンは地下へ向かいます。

+++++
ダルタニアンもついにコンスタンスルームへ足を踏み入れます。
(学園の地下にこんな場所があったなんて…)
トレヴィルを探すダルタニアン。
ロシュフォールが追い付いてきました。
トレヴィルはここにはいない、とロシュフォール。
「だが私もトレヴィルを探している。」
「どうしてですか?ロシュフォール先生はトレヴィル先生を何のために監視してるんですか?」
「先に私の質問に答えろ。トレヴィルは貴様と何を企んでいる?」
何故アトスは貴様を殺そうとした?とロシュフォール。
何も知らないと答えるダルタニアン。
「鍵を持っている、ではないな?貴様を殺せば塔は開かれる。そういうことだろう?」
待ってロシュ先生!それまだダルタニアンも知らないんだよ~。
でもダルタニアンも、アンヌとの会話で思い当たる節があったらしい。
(でもそんなこと…)
そうとわかったらロシュ先生、いきなり矛先を変えてきました。
「塔が開かねばリシュリュー様の目的は達せられない。
 これもリシュリュー様のため。ダルタニアン、貴様には死んでもらう。」
まさかの展開。わー、もうダメだ、殺される!
ダルタニアンがロシュ先生に剣を向けられたその時、トレヴィルが助けに入ります。
「ダルタニアンと鍵は無関係、そう言ったはずですよ。」
それでもロシュ先生、それもダルタニアンを殺せば分かることだ、と尚もダルタニアンを狙います。
「止めなさい。何の罪もない人間を殺すつもりですか?」
思わず吹き出しちゃったよ!!トレヴィル、アンタがそのセリフを言うか?
「貴様がその言葉を言えるのか。」
おお、ロシュと意見が合っちゃったよ。(笑)
「私は貴方のように人に手をくだしたことはありませんよ。」
なにィーーー!?それで罪を免れるとでも思ってるのトレヴィル!!
つか、その考え方がむしろ卑しいわ!!
「直接、手をくださなければ罪は少ないと言うのか。むしろよっぽど罪深い場合もある。」
またまた意見が合っちゃったよ!
ダルタニアンに逃げなさいと声をかけるトレヴィル。
★選択肢 私…
 逃げません。/誰か呼んで来ます。
「助けに来てくれた先生を置いて自分だけ助かろうなんて思いません。
 私も一緒に戦います…!」
剣を抜くダルタニアン。
ならば二人まとめて消してやる、とロシュ。悪魔に変身します。
「どうしたトレヴィル。貴様も本性を見せたらどうだ?」
「…どういう…こと?」
あ、ダルタニアンまだ知らなかったんだっけ?(笑)
「フン。貴様、知らないのか。この者も悪魔だ。」
しかも転生をせずに生き続ける本物の悪魔だ、と言い添えるロシュ。
ロシュにたきつけられ、ついに悪魔の姿になるトレヴィル。
「…ダルタニアン。君にだけは見せたくなかった。 こんな醜悪な姿…」
…もー、トレヴィルのどの言葉も身勝手に感じるわー!!
ついに悪魔同士の戦いが始まります。

悪魔同士の戦いはだいぶ派手に繰り広げられてるらしく、爆発音が学園にまで響いてきます。
生徒たちが、度重なる爆発音に怯えてます。
ミレディ先生が、先頭に立って生徒たちに指示をして、寮に帰らせてます。今回のミレディ先生もなかなかカッコいい!

トレヴィルにコテンパンにやられるロシュフォール。
「私によって悪魔にされた貴方とは、格が違うんですよ。」
ついに本性を見せちゃってますよ、トレヴィル。
ロシュフォールにとどめを刺そうとするトレヴィル。
そんなトレヴィルを止めようとするダルタニアン。
「そこまでだ、トレヴィル。」
そこへリシュリューが現れます。
人間の姿に戻るトレヴィル。
「これは理事長。今頃いらっしゃったんですか?」
部下はちゃんと躾けてくださいとあれほど念を押したのに、とトレヴィル。
申し訳ございませんとリシュリューに謝るロシュフォール。
(理事長もロシュフォール先生も…最初からトレヴィル先生が悪魔だって知っていた…
 理事長とトレヴィル先生はどういう関係…)
混乱するダルタニアンを置き去りにして、3人の悪魔は話をどんどん進めていきます。
ここからリシュリュールートとほぼ同じ流れ。
ロシュフォールの首と引き換えに、アンヌを差し出す、とトレヴィル。
ダルタニアンの目の前でこんなやりとりしちゃっていいの?
「取引はダルタニアンを殺害、及び危害を加えた場合は無効となりますのでご承知おきください。」
そう言って去るトレヴィル。
ダルタニアンも追いかけていきます。

+++++
「先生、待って…! 行かないで…!」
いつの間にか外は猛吹雪です。
★選択肢 先生は私を…
 騙してたんですか?/助けてくれたんですよね?
「先生は私を…助けてくれたんですよね?それであんなことを言ったんですよね?」
とダルタニアン。どうしてもトレヴィルを信じたいようです。
ロシュフォール先生を殺すなんて嘘ですよね?今のも何かの作戦ですよね?と問い詰めます。
これでも信じようとするなんて…ホント一途だなあ、ダルタニアンは。
トレヴィルは何も答えず、残りの時間を大切にしなさい、と去って行きました。
(先生… 残りの時間って何ですか… 先生が…分からない…)

一人になったダルタニアン、真実と向き合う覚悟を決めたようです。
(島から逃げてしまいたいと思ったこともあったけど… もう目を背けたりしない…
 ごめんね、お父さん…私、ちゃんと終わらせるから…)
ちなみに、ミレディ先生から生徒達には、さっきの爆発音は科学の実験道具が爆発したという説明がされていたようです。

教会のリシュリューのもとへやってくるダルタニアン。
復讐をやめれば、これ以上誰の命も失われないんです、とリシュリューを説得にかかります。
しかし、復讐を止めるつもりはないと言うリシュリュー。
逆にダルタニアンの復讐心を煽ろうとします。
自分は銃士隊をも殺すよう命じたし、お前の父親の死に無関係ではない、それでも悔しくはないか、とリシュリュー。
「憎しみを消せるなら人間のまま生きれば良い。私はそうできぬだけ。」
そこへロシュフォールが現れました。
リシュリュールートと同じく、潔く殺されにやってきたロシュフォール。
そのやり取りが、このルートではダルタニアンの目の前で行われます。
もちろん止めようとするダルタニアン。
「駄目です。死んでは駄目です。」
「フ… 貴様、状況を分かっているのか。自分を殺そうとした者の心配などするな。」
若干微笑みながらこんなことを言うロシュが泣ける。
ダルタニアンが何を言っても動かされることは無く、二人は淡々とことを進めて行きます。

やがてリシュリューの剣に倒れるロシュ。
「本当に殺すなんて…!何のためらいもなく殺すなんて…!」
泣き叫ぶダルタニアン。
「次はロシュフォール先生の仇のためにトレヴィル先生を殺すんですか!?
 アンヌを殺したらアンヌの仇は誰かが取るんですか!?
 ロシュフォール先生に殺された銃士隊の恨みはどうやって晴らせばいいんですか!?
 生まれ変わっても続いてしまうこの復讐の連鎖は一生終わらないんですか…!?」
その通り、と現れるトレヴィル。
アンヌを連れてきていました。
「先生…何のつもりですか…?どうしてこんなことを…!」
トレヴィルはダルタニアンの口を塞ぎ、羽交い絞めにしたらしい。
「邪魔をしてはいけない。黙って見ているんだ。」
ゲームオーバーと聞かされ、例のごとく命乞いをするアンヌ。
しかしリシュリューはあっさりとアンヌに剣を刺し、その命を奪います。
「…アンヌを討つために色んなものを犠牲にしてきた。
 だが、いざ復讐が叶うとこんなにあっさりしたものとはな…
 アンヌの亡骸を前にしても、何も感じぬ…」

おめでとうございます、とトレヴィル。
すべて終わりましたね、と言うトレヴィルに、いや、まだだ、とリシュリュー。
トレヴィルとダルタニアンを殺し、バッキンガム塔を開け、この件に関わった者を生き返らせると言い出しました。
悪魔に変身するリシュリュー。
怒涛の展開は終わる気配がありません。
もちろん、トレヴィルも簡単に殺されるわけはなく、悪魔に変身します。
トレヴィルがリシュリューから攻撃を加えられると、ダルタニアンは、先生が危ない、とリシュリューに剣を向けます。
リシュリューの矛先はダルタニアンへ。
「お前から私に向かってくるとは都合がいい。死ね、ダルタニアン…!」
トレヴィルはリシュリューに攻撃。
「貴方にダルタニアンを殺させはしない…」
トレヴィルにとどめを刺され、倒れるリシュリュー。

目の前の出来事に茫然とするダルタニアン。
「こんな…こんな悲しい結末だなんて…
 結局みんな逝ってしまった… 他に…皆が生きれる道はなかったの…?」
トレヴィルが人間の姿に戻ります。
「大丈夫かい、ダルタニアン。」
ありがとう、君に助けられたね、とトレヴィル。
「…先生… みんな、死んでしまいました。
 銃士隊のみんなも理事長もロシュフォール先生も…みんな逝ってしまいました…」
「ああ…そうだね…
 私の復讐も残すところ君だけだよ。ダルタニアン。」
トレヴィルがあんまりサラッと言うので聞き逃しそうになったわ。
あわわ、トレヴィル、まだ諦めてなかったらしいですよ!

「あの…先生。復讐って何ですか…?
 『残すところ君だけ』って…私のことですか…?
 私…何を聞いてももう驚きません。だから教えてください。」
ダルタニアン、冷静だな…。
復讐の意味なんて、他人が聞けばちっぽけでくだらない内容さ、とトレヴィル。
「でも、本人にとってはちっぽけでもくだらなくもない。人生を賭けるだけの思いがそこにある。」
君なら分かるだろう?とトレヴィル。
もういいよ、そうやって自分を正当化していればいいさ、トレヴィル!
トレヴィルは話し始めます。
・トレヴィルには過去に好きな女性がいた、それがコンスタンス。
・コンスタンスは争いに巻き込まれ殺された。
・そこで、過去と同じようにアンヌとリシュリューを殺し合わせることで、コンスタンス殺害の罪を償わせようとした。
・コンスタンスに直接手を下したのは、銃士隊見習いの『ダルタニアン』。
・ダルタニアンの父カステルモールは過去の記憶を持たなかったが、トレヴィルとは元銃士隊の仲間だった。
・カステルモールに子が出来たことを知り、トレヴィルは『ダルタニアン』が争いの中心になるよう、2歳のダルタニアンに呪いをかけ塔の鍵とした。
「…お父さんは、鍵が私自身だから… 引越しを繰り返してたんですね…
 教職を辞めてからもずっと星の研究をしていたのは 好機の日の意味を知る為だったんですね。」
なるほど。
トレヴィルは、カステルモールを殺したのは自分だと明かします。
アンヌを使って手に入れたロシュフォールの指輪を、現場に転がしておいたことも。
「ダルタニアン。父親を殺した私が憎いだろう?」
剣を抜くダルタニアン。
「私も君が憎い。コンスタンスを殺した君が、今すぐ殺してやりたいほど憎い。」
一度は剣を構えたダルタニアンでしたが、その剣を取り落します。
(この学園に来て、辛いことがいっぱいあった…でも、先生が支えてくれたから乗り越えることができた…
 その記憶がある限り、私は… 先生に剣を向けることはできない)
トレヴィルは続けます。
「12月31日、コンスタンスを復活させる儀式をおこなう。」
トレヴィルはコンスタンス復活の生贄にダルタニアンを使うつもりらしい。
そのため、1週間生かすのだそうな。
「私の好きな女性はコンスタンスただ一人。過去も未来も彼女ただ一人だけだ。」
でもさー、コンスタンスの想い人はリシュリューだったんでしょ?
コンスタンスを生き返らせてどうするんだろ。そこんとこ考えてるのかなあ、トレヴィル。

+++++
トレヴィルに牢に入れられるダルタニアン。
(お父さんを殺した仇なのに好きになってしまう…
 憎まれていると知ってるのに… バカだな…私…)
うーん…まあ、トレヴィルもトレヴィルなら、ダルタニアンもダルタニアンだよね。
ダルタニアン、トレヴィルに、ひとつだけお願いがあると言います。
★選択肢 私に…
 優しくしないでください。/チャンスをください。
優しくなんて、しないでください、とダルタニアン。
優しくされるとトレヴィル先生のこと、もっと好きになりそう、そうすると31日の別れが悲しくなるからと。
まったくどこまで健気なんだろ。
分かった、とトレヴィル。
ここは冷えるから毛布を用意させようと言います。
「これは君のためじゃない。コンスタンスのためだ。」
いいよ、わざわざそんなこと言わなくて。
スチル入ります。
(ごめんなさい、お父さん…守るどころか…名誉を晴らすどころか…
 一番悪いのは私だった…)
これは辛い。
トレヴィルにも父親にも、ごめんなさい、ごめんなさい、と心の中でひたすら謝るダルタニアン。
牢の中でじっと座っている、そんなダルタニアンの隣の牢(?)で、トレヴィルもまた同じように座ってます。
……。
…何してんの先生?(笑)
(『ダルタニアン』を…恨んでいないと言えば嘘になる
 でも、復讐をしたい程君を憎んでいるかといえば…それも嘘だ…)
じゃあ、もうやめれば?(笑)
先生の独白は続きます。
(どうして君が『ダルタニアン』なのか…どうして私は、君に恋してしまったのか…
 …首飾りの力で、時間を戻すことができるのならば…
 あの舞踏会の夜、君にあんな申し出をしない…
 君からの相談なんて何も聞かない…
 沈む夕日や星空を一緒に見たりなど決してしない…
 こんなことなら… こんなにつらい別れがくると分かっていたら…)
それでも復讐は諦めない方向らしいですね。
そして、何としてもコンスタンスは復活させる方向らしい。
(ねえ、ダルタニアン… 優しくしない代わりにこうして君の側にいるよ…
 君の近くに…いさせて…)
もうさ…この人おかしいよ!(笑)


◆8章
12月25日。
牢の中で目を覚ますダルタニアン。
(私が死んで…コンスタンスさんが生き返って…それで…
 トレヴィル先生とコンスタンスさんは二人仲良く暮らすんだ…)
…果たしてそんなうまく行くかな?フフフフ…。
ダルタニアン、コンスタンスが羨ましいんだってさ。
(先生は長いときをかけてやっと幸せを手に入れるんだ…)
…果たしてそんな簡単に幸せになれるかな?フフフフ…。
先生が幸せになるなら、私の罪も少しは軽くなりますか?とダルタニアン。
(ううん…罪は消えない… 消えないですね…)
悲しすぎるよダルタニアン。
トレヴィルがやってきます。温かい飲み物を持ってきたらしい。
「これもコンスタンスさんのためですよね?」
そうだよ、と冷たく言い放つトレヴィル。「優しくしない」を実行中。(笑)
分かりました、と素直に受け取ったらしいダルタニアン。
君は私に復讐したいと思わないのかい?とトレヴィル。
★選択肢
 ほんの少しは…/これでいいんです。
もう納得した、とダルタニアン。
「コンスタンスさんへの想いを聞いたときはちょっと嫉妬しちゃいましたけど…
 先生が幸せになるならこれでいいです。」
そんなことまで素直に言わなくていいんだよ、ダルタニアン。
「相変わらず可愛いことを言ってくれるね…」つぶやくトレヴィル。
またもダルタニアンの純粋さに揺さぶられちゃってますよ。
もうさ、ダルタニアン、この方針で行っちゃったらいいじゃない。
あと1週間でトレヴィルを落としちゃったらいいじゃない。
…まあそうなるんだろうけどね。
ダルタニアンのことだからひたすら純粋に行くんだろうけど、たとえそれが計算だとしてもこの際私は許す!
「それに…もう復讐なんて起きませんよね?来世はみんな幸せに暮らせますよね?」
そこはトレヴィルも、もうこんな復讐劇は起きないと約束します。
ダルタニアンはさらに追い打ちを。
「私…来世でも先生に出会えるでしょうか?」
「……」
「会いたいな…」
必殺純粋攻撃!こりゃトレヴィル先生も落ちるでしょ。(笑)

ダルタニアン、コンスタンスさんについて話してくれませんか、とトレヴィルに頼みます。
「先生がそこまで好きになった人に、興味があるんです。」
「…そうだね。君には知る権利がある。」
語り始めるトレヴィル。
・カステルモールとは銃士隊の仲間だったが、銃士隊は一旦解散。
・数年後に再編成された時、トレヴィルは銃士隊の隊長として呼ばれた。
・その時、アトス、アラミス、ポルトスが入隊。カステルモールの子息『ダルタニアン』も見習いとして参加。
・そんな時、当時アンヌ王妃の侍女だったコンスタンスと出逢った。
・同じ宮殿にいたけど、顔を合わせる機会は少なかった。
・コンスタンスは明るく聡明な人気者だったため、トレヴィルは一方的に知っていた。
・そんなコンスタンスの笑顔に時々かげりが差すことに気付いたトレヴィルは、彼女がしてはいけない恋をしているのだと感じた。
・トレヴィルは、どうせ悪魔と人間は結ばれないのだから、とただ見守ってるだけで良かったらしい。
しかし二人は出会ってしまった。
ここからコンスタンスとトレヴィルの会話が盛りだくさん。
・トレヴィルとロシュフォールは好敵手。
・ロシュフォールはリシュリューをかなり慕っている。血が繋がっているのではないかと思うくらい。
・変わった形の影をしているトレヴィル。
・トレヴィルは天使?
・コンスタンスは教会でとても運命的な出会いをした。
・そしてコンスタンスはその人物を愛しているらしい。
・自分の心にも悪魔が棲んでいるからと、悪魔の存在を信じるコンスタンス。
・叶わない願いが悪魔になる。
・コンスタンスはトレヴィルが悪魔だと理解したらしい。
・王妃の首飾り事件勃発。
・トレヴィルはリシュリューに相談するが、話し合いで収めると言われる。
・しかし戦いが始まってしまう。
・パリを離れるようコンスタンスを説得するトレヴィル。
・でもパリが好きだから、と離れようとしないコンスタンス。
・コンスタンスはリシュリュー枢機卿を想っていた。
・再度パリを発つようコンスタンスを説得するトレヴィル。
・コンスタンスはその言いつけに従う、と言うが、結局パリを離れることはなかった。
・リシュリューを庇って、コンスタンスは命を落とす。

話を聞いていたダルタニアン。
「その先生の愛していたコンスタンスさんを…私が殺してしまったんですね…
 すみません、先生。私、なんて謝ったらいいか…」
前世のことまで責任感じるなんて。もうダルタニアン、イイ子過ぎるダロ!!
「私がこれから君にすることを考えたら 謝罪なんていいよ。」
それに引き替え、このトレヴィルのセリフときたら…。(溜息)
ダルタニアンの牢を離れるトレヴィル。
再びコンスタンスの最期を思い出してました。
私も悪魔に生まれてくれば良かった、そしたら戦いを止められたのに。
そう言ったコンスタンス。
トレヴィルの涙を受け、貴方はもう…ではないのね、そうつぶやいていたコンスタンス。
ところでこの「…」って何なんでしょうね?やっぱり「悪魔」?

+++++
明日から冬休みで、生徒たちも浮き足立ってます。
明日から校舎と寮の改築工事があるから、全員引き潮と同時に島から出るように、とミレディ先生からお達しがあったらしい。
そして、理事長とロシュフォール先生が亡くなったという噂も広まってます。
こんな学園、怖すぎる。(笑)
プランシェとコンスが、ダルタニアンの姿が見えないことを心配しています。
トレヴィル先生によると、ダルタニアンから休暇届が出されているらしい。
まあ、これもトレヴィルが用意させたんでしょうけど。

屋上で一人考え込むミレディ先生。
前日、ロシュの部屋でロシュとした会話を思い出してます。
質問攻めのミレディ、ロシュに色目を使うこともなくなかなかオトコマエです。
そんなミレディの質問に1つも答えることなく、ロシュは、いつもはしないサファイアの指輪をして、どこかに向かったらしい。
あれが最後だったのね、とミレディ先生。
そこへパトリックさんがやってきます。
寒いから長居しないように、と去ろうとするパトリックさんを引き止めるミレディ。
理事長が亡くなって不安じゃないの?冬休みが終わったらどうするの?これからの生活考えないの?と聞きます。
パトリックさんは、言われたことをその通りやるだけだ、と答えます。
冬休みが終わったら、ここに戻って皆を迎える、それだけしか自分は考えない、と。
それを聞いて、少し落ち着いた様子のミレディ先生でした。

トレヴィルが牢へやってきます。
明日、引き潮と同時に生徒も教師も全員島から出ていくことになったらしい。
「この島に残るのは私たち、二人だけだ。」
恐ろしいかい?と聞くトレヴィルに、先生を怖いと感じたことはないとダルタニアン。
「…そう。良い子だ。」
…何だそりゃ。(笑)
「良い子にはノエルを祝してひとつだけ願いをきいてあげよう。」
★選択肢
 復讐を忘れてください。/思い出をください。

 →復讐を忘れてください。
それは無理なお願いだと却下されます。
そりゃそうだ。
しかし、君がそんなこと言うなんてね、命が惜しくなったのかな?と言うトレヴィルにダルタニアン。
「もうすぐ悲願が叶えられるって言いながら先生が全然幸せそうじゃないから…
 それなら、復讐を忘れてくれた方が先生は楽になるのかなって思ったんです。」
何も言い返せないトレヴィルでした。

 →思い出をください。
「残りの時間を先生と過ごしたい。
 来世にまで記憶が残るようにしっかりと思い出を作りたいです。」
考えておくよ、とトレヴィル。
とりあえず、ノエルだしとケーキを持ってきたトレヴィル。
パトリックさんからの差し入れだそうです。
いただきます、とダルタニアン。
思い出作り、何するのかな、トレヴィル。

+++++
パトリックさんとまたも飲んでるトレヴィル。
パトリックさん、ミレディ先生と屋上で二人きりになった時のことを、酔っ払いながら語ってます。
ミレディ先生に「待って」と言われた時、パトリックさんはミレディ先生を羽交い絞めにしてチューしてたそうです。
瞬間妄想で。(笑)
いやー、酔っ払いのパトリックさんが面白いこと面白いこと。
「ここは寒いのであまり長居しないように(キリッ」を何回繰り返すんだか。
でもホントにカッコいいんだよな、このセリフの言い方。さすがだなー声優さん。
「だからさ~、トレヴィル。アンタも今の想い人を大事にしたらいいんだ。」
酔っ払いながらもパトリックさん、トレヴィルに言います。
「アンタも『今』を大切に生きなよ~」
自分も今この酒を大切に飲みきるよ~だってさ。
「…それにしてもトレヴィル… アンタ、老けないなぁ~…肌、つるっつる…」
パトリックさん、言いたいこと言って寝てしまいました。
トレヴィル、パトリックさんを守衛室に連れて行きます。
そこで牢の中のダルタニアンを想うトレヴィル。
「ダルタニアン…君はこの中で何を思う…?
 こんな…暗く冷たい石の中ですまない…ノエルの夜なのに…」
はー、もう言ってろ言ってろ。
トレヴィルの心情を追っていくの、こっちも疲れちゃったよ。あんまりにもころころ変わるからさー。
「ダルタニアン…残りの日は…君と…」

+++++
翌日、生徒たちは島を出て行きました。
パトリックさんがミレディ先生に話しかけてきます。
「苦しかったら自分に言ってくれ。アンタなら軽々と背負ってやれる。」
リシュリュールートと同じ言い回しですよ。
あっちでは男前だったミレディ先生ですが、こっちでは反応が違います。
「…まあ。頼もしいこと。行きましょう。パトリック。」
おっと、脈ありか?良かったね、パトリックさん。

そんなわけで、ついに島に二人きりになったダルタニアンとトレヴィル。
トレヴィルはダルタニアンを牢から出すと、地下のコンスタンスルームに連れていきます。
あ、ちなみにコンスタンスルームっていう名前は私が勝手につけてるだけですよ、念のため。
「ここは復活の儀式の場。その棺にはコンスタンスが眠ってる。」
31日の好機の日、トレヴィルはコンスタンスにダイヤの首飾りをかけ、蘇らせるつもりらしい。
ダイヤの首飾りを手にするためには、バッキンガム塔を開けなければならない。
それにはダルタニアンの命が必要、という図式です。
ちょっとー、トレヴィル、自分でかけた呪いくらい解けないのー?
棺を開けるダルタニアン。
コンスタンスの姿を見て、思わず謝るダルタニアン。
「私がこの人を…手にかけたんですね…
 ごめんなさい…コンスタンスさん… ごめんなさい…」
「謝らなくていい。謝らせるためにここに連れて来たわけじゃない。」
現実を受け入れるためだ、とトレヴィル。
ダルタニアンが、そして何よりも自分自身が、ということらしい。
よくわからん…。
そろそろ地上に戻ろう、とトレヴィル。
31日までは二人で過ごそうって言ってますよ。

「ねえ、ダルタニアン。恋人ごっこをしようか。」
またトレヴィルがおかしなことを言い出した。
「君は私が好きで、私も君のことが好き。それもかなり好き。
 そんな恋人ごっこさ。」
「私は…『ごっこ』じゃなくても先生のこと…」
そうだよね!
「私は恋人ごっこをしたいんだ。つきあってくれないかな?」
ダルタニアンの言葉を遮るように、こう言い放つトレヴィル。
ある意味ひどい仕打ちだよね、これ。
ダルタニアンはそれでもいいか、とつきあうことにします。
「よろしくって…恋人同士なんだよ?」
もう始まってるのかい!ついていけないよ…。(笑)
「…恋人同士なんだから呼び方も替えよう。」
先生じゃなくてトレヴィルと呼んで、とトレヴィル。
何顔赤くしてんのさ!
「先生って言ったらお仕置き。」
「えぇ…?」
「呼んでごらん。」
「…トレヴィル。」
「ん~、小さすぎて聞こえないな。もう一度。」
何やらす気だ。(笑)
「…もう!トレヴィル。」
「フフッ、それでいいよ。」

流れ星が流れたらしい。
どこですか、とダルタニアン。
スチル来た。
流れたあとに見たって遅いよ、とトレヴィル。
でもいつかちょうどいいタイミングで現れるかも、とダルタニアン。
「…ねえ。人が出会うちょうどいいタイミングってあるのかな…
 いつ出会えばいいタイミングだと思えるのか…
 君と出会うのはいつのタイミングが良かったのか… そんなこと分からないよね…」
ダルタニアンはこのタイミングで良かったと言います。
「こんな風に生まれ変わって…ようやく先生に謝ることができました。」
二人の上半身のスチルが下半身に移ると、手をつないでますよ、この二人。
うわあ…不覚にもキュンとした。
「だから…先生じゃないだろう?」
この声もたまらない。川田さんの声、いいよねえ。
謝るダルタニアンに、トレヴィルは言います。
「謝らなくていい。わがままだって言ってくれていいんだ。
 恋人同士なんだから…」
トレヴィル、ホント何をやりたいんだろうね。
…でも…グッジョブ!(笑)
すいません、わくわくしてきた。(笑)

+++++
12月27日。
キッチンで料理しているダルタニアン。
トレヴィルが、ダルタニアンの手際の良さに感心してます。
下手な方が良かったですか?とダルタニアン。
「食べるときは料理上手がいいけど 作るときは料理下手がいいかな。」
トレヴィル、また都合のいいことを。
…まあ、わかるけどね。(笑)
話の流れで、ダルタニアンがトレヴィルに味見をさせることに。
ふぅふぅと冷まし、トレヴィルの口に運びます。
しかし芋は熱かったらしい。(笑)
トレヴィルが、大丈夫?と心配しちゃったり、「いいの、これで。」とか言っちゃったりしててもう、むず痒いんですけど。(笑)
いやー、二人とも恋人ごっこが板についていて感心するわ。

+++++
12月28日。
ダルタニアンの部屋。
二人でジェンガらしきものをしてるらしい。
倒してしまったダルタニアン、思わずトレヴィルを先生と呼んでしまい、トレヴィルに、ゲームと合わせてペナルティ2だね、とか言われてます。
罰ゲームは、ダルタニアンの髪をトレヴィルがシャンプーすることらしい。
何じゃそら!!
お湯の入っていない湯船に頭だけ出して洗ってもらう&トレヴィルが上半身ハダカらしい。
そりゃ恥ずかしいわ!!
しかし、トレヴィルもついに脱いだか…。
マスケティアの上半身脱ぎ率はハンパないな。あれ、理事長は脱いだんだっけ?
「先生。手が止まってますよ?」
「…手が止まってる? だって『先生』って何回言うか数えてたからね。」
そう来たか。

+++++
12月29日。
トレヴィルと音楽室で待ち合わせしたらしいダルタニアン。
音楽室へ向かうと、綺麗なメロディが聞こえてきます。
「先生…ピアノ弾くんですね。」
「そりゃあね。これでも芸術の教師だから。」
トレヴィル曰く、1年は彫刻、2年は絵画、3年は音楽を教えてるらしい。
ホントに芸術の教師だったんだ~。(笑)
トレヴィル、ダルタニアンを隣に座らせ、再びピアノを弾き始めます。
曲のタイトルは『愛しき女性へのパヴァーヌ』と言うらしいですよ。
ちなみにこれ、サントラにも入ってます。愛しき君へというタイトルになってますけど。
トレヴィルのテーマをちょっとアレンジしたような曲ですね。いい曲ですよ。
「君への曲だ…君を想って作った…」
夜通し作ってたらしいです、トレヴィル。
ダルタニアン、素敵な曲だと感激してます。
心の中でずっと大切にするそうですよ。

+++++
12月30日。
ダルタニアンの姿が見当たりません。
学園中を探し回るトレヴィル。
サロン、図書室、屋上、並木道、海岸…。
どこにもいません。
トレヴィルが辿り着いたのは、例のコンスタンスルーム。
ダルタニアンはここにいました。
ダルタニアンは言います。
「…コンスタンスさんに謝りたくて…
 それに… トレヴィル先生をよろしくお願いしますって言いたくて…」
あと1日ですね、とダルタニアン。
「…フ…… そんな顔をするくらいなら、逃げればよかったのに。」
引き潮は続いてるし、君を監視してはいない、とトレヴィル。
「逃げようと思えば逃げられたんだよ。なのに…バカだね。」
★選択肢
 思いつかなかったです。/考えもしなかったです。
「…だって…… 恋人ごっこが楽しくて…
 何気ないひとことが嬉しくて… そばにいるのが幸せで…」
全然気がつかなかったとダルタニアン。
「本当にバカですね、私。ふふ…」

これだけは先に言わせてください、とダルタニアン。
「思い出をありがとうございます。
 この数日、幸せでした。私、本当に幸せでした。」
「…そう?本当にそれでいいの?」
トレヴィルが近づきます。
「足りないって言えばいい。
 満たされてないと…幸せになりきれないと言えばいい。
 ありがとうなんて言えないと言えばいい。
 寂しいと言えばいい。悲しいと言えばいい。
 私ともっと一緒にいたいと叫べばいい…!」
思わず感情的になってしまったトレヴィル。
すぐに冷静になります。
「…恋人ごっこの最中だ。わがままを言ってくれと…そういうことだよ。」
言えばいい、って言い方、ずるいよね。
足りないって言ってほしいって言えばいいじゃない!

一人海岸にいるトレヴィル。
(…ダルタニアン。今日、君が姿を消したとき…島から逃げ出したかと思った…
 逃げてもいいと思っていたくせに 本気で探した…
 バカなのは私だ… 好機の日まで君が出られないことを 私自身が忘れていた…)
そうだったねそういえば。私も忘れてた。
(君をこの島に閉じ込めたのは私だ…
 百合の印を君の鎖骨に刻み、この島に導いたのは私なのに…)
ちょっと待った!百合の印を鎖骨に刻んだ、だって?
トレヴィル、それ、ダルタニアンの鎖骨、確認した?
…トレヴィルは、そんなことにはお構いなしに独白を続けていきます。
(あの時、もし君がコンスタンスを殺さなければ… 私は君と、ここで出会ってはいない…)
え、そっち?
(私は生まれ変わった君に出会うこともなく…
 再び恋というものを感じることもなく、ただ長い年月を彷徨ったのか…?)
そっちーー!?
いつの間にか、トレヴィルの基準がコンスタンス軸からダルタニアン軸になってる!
これは革命じゃない?
ダルタニアン…やったんじゃない?(笑)


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