おお振りマンガ（アフタ06年9月～12月）

現在進行形のおお振り住人になりたいと願うこと2ヶ月、某Aさんからの情報で、月刊アフタヌーンのバックナンバーを読める場所が都内にあると知り、ようやく実行に移すことができました。

→現代マンガ図書館

町の小さな古本屋さんに、ちょっとした閲覧スペース（座席4つ）があるといった雰囲気の場所です。
入ると入館料300円を払い、その入場券を持っていれば、1日に何度でも出入りすることができるそうです。
そして1冊100円でマンガや雑誌を借りることができます。
私が行った時は、お客さんは誰もいませんでした。（平日の昼間を狙って行ったからなあ…。残り僅かな平日休みをこんなことに使った私は、正しくおお振りヲタだと思いました）
借りた本を読んでいる間に、1人来ました。
最初はその雰囲気に緊張して、なかなか集中できませんでしたが、相手がおお振りだったんで（笑）、一度読み出したら周りは気にならなくなりました。

（追記。ちなみに、国会図書館へ行けばバックナンバーが揃っていると思われます。しかも無料で読めます。この時は知りませんでしたが。）

まあ、そんな裏話は良いとして、以下さらっと感想です。
とりあえず4か月分読みました。（この後の分は某さんにお借りする予定。そしたら晴れて現在進行形アフタに追いつけます）
手元に無いので、引用はできませんが。

崎玉戦、終わったーー！！
ちょうど次のコミックスに入る分、てとこかな、4か月分って。
コールド狙うくらいだから、サラリと終わる試合なのかと思ったけど、なかなか濃い試合でしたね。
長さとしてはちょうど三星戦くらいなのかな。

一言で言うと、花井君オンステージな試合でしたね。
大活躍するんじゃなくて、成長物語。
モモカン、やっぱりわざとプレッシャー与えてたんだ！！
田島君と競わせたかったんだ！！
そして例の「満足してんの？」発言、やっぱりというか、田島君にはそこまで深い考えがあっての発言じゃなかったみたいだけど、うまいこと花井君に煮詰まるきっかけを与えて、最終的に全てが良い方向に転がって、ホント良かった。
花井君の吹っ切れ具合が清々しい。

人というのは無意識に比べたがる生き物なんだよね。特に自分と他人を。
そして、少しでも高いところに行きたい、向上したいと思うのが、人間の本来の姿なんだとも思う。
人と争うのはカッコ悪いことだと思って（まあ、人間関係の円滑を図るためもあるけど）、私も普段は何となく争いを避けがちなんだけど、自然にそういうのを受け入れられる方が本当はカッコイイのかもしれないね。
最初から無理だと決め付けるのは、努力をしないことへの言い訳にしかならないもんね。
私も頑張ろう…。

そして、ちゃんと自分以外の人間にも考えを巡らせることができるのが、花井君のエライところ。
三橋君も、田島君も、他のみんなも、全員それぞれが、それぞれのレベルで何かと戦って、自分を磨いてるんだなあ。
みんな違ってみんないい。西浦ーぜを見ていると、その言葉の真意がわかる気がする。全員が愛おしくなってくる。
個性って素晴らしいな。
もちろん西浦だけじゃなく。

とにかく、モモカンが狙った通り、丸々1試合使って、花井君は成長したわけで。
今までずっと、全てがモモカンの意図した方向に進んできてるよね。
「作者自身の投影」の役割もあるんだろうな、モモカンには。

結果的にはコールドを許してしまったけれど、崎玉も、西浦側が思ってたほどすんなり勝てる相手ではなくて、いいチームではありましたね。
主将の思いとイッチャンの思いと大地の思いと。
確かに技術も作戦も考えも足りないところだらけだったけど、熱い想いは抱いていて、いろいろとジーンとした。
みんなイイ子なんだよなー。

田島君も三橋君も良かったなあ。
田島君は、ケガをしていてもやっぱりスターで、それは普通にカッコイイのだけど、その溢れる才能を三橋君やチームメイトたちのために使ってるところが、最高にカッコイイ。
三橋君は、投手としての貫禄みたいなものが出てきたね。
でもやっぱりキャワユく苦悩している姿がいいな。
どんなに努力しても自分に満足しない姿は、花井君にもチームメイトたちみんなにも、勇気とかやる気を与えるよね。
ホント、いいチームだな、西浦って。

そうそう、阿部父、登場しましたね。
阿部母も意外なタイプだったんだけど、阿部父はさらに意外なタイプだった。特に見た目が。（笑）
阿部母が話した、前夜の阿部君と阿部父の様子。
さすが親子だな。2人で敬遠策にニヤリとやってたんだ～。
そうかそうかー。あの阿部君の捕手向きな性格は、父親から伝授されたものだったんだなー。

次は美丞戦なのかな？
呂佳さんが出てきましたね。
田島君の次に目をつけたのは阿部君か！！…いい目の付け所だな。（笑）