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EDの風車

アニャエトラ別館

三銃士サイト「アニャン氏とエトセトラ」の別館。サイトの裏話とか独り言とかマイブームとか。

5巻前半

今日は何だか放出モードなので、ついでにこれも書いてしまおう。
5巻、ようやく半分進みました。(ナニこの進み具合の遅さ)
もうここんとこ私の頭はすっかりダル一色ですよ。
そんなわけで、4巻に引き続き、ダルタニャンの一挙手一投足に魂抜かれっぱなしのワタクシであります。
何でこんなにカッチョいいのー!!(ハイハイ)
なんか突っ走りすぎててスイマセン…(汗)。
感心するポルトス(5-1)
ポルトスはダルタニャンの顔をじっと見つめた。いかにガスコン人気質の男とはいえ、よくもまあ、つぎからつぎへと名案が沸くものだと、ほとほと感心せずにはいられない。
こういう賞賛のしかたが一番ぐっときますね!
こういった描写はダルポル間で頻出していた気がしますが、第三部ではポルアラ間(主にアラ→ポル)でも頻出したような記憶が。


扮装(5-4)
清教徒のような格好をするのに、結構思い切ったことしてますね、4人とも。
とくに髪。「髪を刈る」って相当短くなりそうな表現ですよね。
特にダルタニャンの描写。
自分自身で、フランソワ1世やシャルル9世の時代の肖像に似合いそうな、突拍子もない頭に刈り上げた。
って書いてあるんですけど、どんなの?


抱きかかえる(5-5)
だがそのとき、あっという間に、ダルタニャンがアトスの身体を、ポルトスがアラミスを抱きかかえ、階段椅子から飛び降りて、廊下に突進、階段を駆け降りるが早いか群集に紛れこんでしまった。
この描写にときめいてしまうのは、やっぱり私だけでしょうか。(笑)


通訳を頼む(5-5)
ダルタニャンは肉屋の男めざしてつかつかと歩み寄った。男が立ち止まると、その胸もとを人差し指で小突きながら、ダルタニャンが言った。
「アトス、こいつに言ってやってくれ。『よくも卑劣な真似をしたな、無防備の者を辱しめ、国王の顔を汚したからには、命はないものと思え!』とな」

英語わかんないくせにダルタニャンがカッコイイったら!
でも、この男を亡き者にしたのは結局ダルじゃなくてポルトスのげんこだったんですけどね。(笑)


ダルタニャン絶好調(5-5)
「さあ、こうなったら」とダルタニャンがアトスに話しかけた。「ぼくを信用して、もう心配するのはよせよ。国王に関することは、いっさいこのぼくが引き受けた」
最初は渋ってたのに、いざ腹を決めてしまうととことん引き受けてしまうダルに、もうメロメロです。(ハイハイ)


敵に回すとコワイ(5-9)
アトスがダルタニャンの陰口をきいた(誤解だったんですが)後のダルタニャンの言動。
アトスの差し出した手は無視するわ、皮肉も言うわ。
普通は慌てて弁解するもんだと思うんですが、ダルは絶対そんなことしようとはしません。あくまでも相手に謝らせようと仕向けるあたりが怖いわー。(笑)
まあ、アトスが謝ったら優しくなりましたが。


俺様ダル(5-9)
「おいおい、アラミス、ぼくをだれだと思ってるんだ」
この自信家な口調にもしびれます…。(見境なし)


クロムウェル(5-10)
クロムウェルは、ダルたち4人が国王を救おうとしていたことに気付いていたらしい。(モードントも)
モードントが飛び入りの死刑執行人であることにも気付いていそうですね。
今まではあんまり注目してませんでしたが、リシュリューさん並に一筋縄ではいかない相手だったんですねー。


白状(5-12)
「明日の朝はブーローニュに着いているよ」
「心からそう願いたいね」ガスコン人が続けた。「白状するが、ぼくは怖い。いいとも、アトス、笑ってくれ。だけど桟橋や、あそこにつないであった舟から弾丸のとどく距離にいたあいだは、気が気でなかったよ。いつなんどき一斉射撃を受けるか知れないし、そうなったらっこっちは全滅だ」
(略)
「とにかく」ポルトスが言った。「うれしいね、ダルタニャンが怖いと白状するとは」
「白状するだけじゃない、怖いのを自慢してるんだ。ぼくはきみと違って、犀みたいな男じゃないよ。(略)」

やはりダルタニャンは簡単には弱みは見せません。(とりわけポルトスには…?)
この言い分がまた小憎たらしいですね。(笑)
でも正直ダルタニャンにはこの姿勢を貫いてほしいんです。


3従者(5-13)
グリモー、ムースクトン、ブレゾワの3人の会話が面白い。
ムースクトンがブレゾワに保護者ヅラする半面、ブレゾワもムースクトンを尊敬(?)しながらもちょっと生意気な態度を取ってみたりとか。
グリモーが二人の会話に絶妙なタイミングで加わってくるところとか。
ブレゾワはうれしさのあまり、うっとりとしていた。イギリスへ渡ってからこのかた、主人たちの目ざましい働きを見るにつけ、こうした主人たちに仕えたわが身の仕合せをしみじみ感じていたが、今夜の仕事はその中でも、もっともすばらしいように思われたからである。
ブレゾワが、結構カワイイやつなんですよね。(笑)
それにしてもグリモーは、英語は話せるようになってるわ、会計係や道具係までこなしてるわ、とにかく第二部ではものすごいお役立ち人間と化していて、いちいち感心させられます。
…ところで、今更なんですが、「グリモー」ってアクセントどこに来るんですかね?皆さんは何て呼んでますか?リモー?グモー?

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